新型コロナよもやま話

成田の空港検疫所で試薬の入った瓶を落としてしまった事故があった。
汚染された検疫所や周辺の消毒作業や検疫官の検査のためしばらく検疫ができなくなったという。まあこれは仕方ない。
そんなことより、イタリアから帰国した２０代男性を空港検疫所で検査して陽性反応が出たというニュースを見た時、こんなに素早く検査できるようになったのかと驚いた。

当初、空港検疫は発熱の有無だけだったが、その後、無症状の感染者もいることや、発症前にも感染させることがあると分かって、水際作戦は無駄になった。
しかし、空港で待機させている間に感染の有無がわかる検査キットがあるなら安心だ。
近頃は海外からの帰国者に陽性反応が多く出ているから、全員検疫を受けてもらい、海外から入り込むのを徹底して防ぐことだ。

休校はもうやらなくていいんじゃない？
学童保育は密集状態らしいし、原宿などの繁華街に遊びに出かけて、これまた混雑状態である。電車も空いていたのが最近込み始めているという。
むしろ学校に隔離した方が安全だと思う。春休みも削ったらいい。

新型コロナウイルスは気温２２度以上や湿度が５０％を超えると不活性化するというニュースがあった。真偽のほどはこれからのことだろうが、沖縄での感染者が一ヶ月近く３人のままなのである。あれだけ中国からの観光客で溢れていたのに不思議である。
昨日までの累計検査数が２３０件のうち２７７人が陰性。陽性だった６０代の女性タクシー運転手と８０代農業男性の2人が退院。重症だった６０代タクシー運転手の男性は回復して一般病室に移っている。

鹿児島県でも感染者は出ていない。３月１０日現在検査数は１２２件である。検査件数が少ないからという意見もあるだろうが、症状がないから病院に行きようもないだろう。
どうも気温との関係が深いのではないかと思う。
四月に入って急に感染者がいなくなって、あっという間に終息宣言てなことにならないだろうか。あんなに騒いでいたのは何だったの？ってなことになったらうれしいが。まぁ、希望的観測だけど。

経済対策のことはよくわからない。消費を喚起するためにお金を配るとか、消費税を一定期間ゼロにする案とかあるらしいが、不要不急の外出禁止となっている今は、何やったって効果は出ないだろう。
今はイベント中止で困っている企業や飲食などの事業者・観光業、またそれらで働く人たちの救済に努めるべきだろう。
そして終息したときこそ、消費税をゼロにしたり、観光業に金をばらまいて安い料金で観光客を呼び込めるようにするなど大胆な施策を取るべきではないか？