わたし、教育ママ in Sapporo

自称○○ほど怪しいものはない。札幌在住、自称教育ママが綴る教育の真髄とは!

授業参観

2015-04-19 | 学校
厳しいと評判の先生が担任になり、どんな感じの授業なんだろうと、参観に出かけてみると…。とくに厳しかったり、軍隊チックではありませんでした。この程度で厳しいという感触を抱くというのは、もしかして、現代の子どもたちは相当甘やかされて育っているのかもしれないとふと思ってしまうほどでした。

先生はかなりのお年なので、若いゆえのヒステリーも、更年期ヒステリーもなく、厳しいとしても精神面では安定したものであろうと。噂だけではわかりません~。この目で確かめなければ…。

さて、懇談会での先生の発言はというと、
「小3はまだ8つか9つですね。つがつく間はまだまだぎゅっとしてかわいがっていいんだそうですよ。10歳はつがつかないので、少しずつ自立へ向けて子離れすればよいと思います。今はいっぱいかわいがってください」
と。とってもあったかい言葉…。本当に全然厳しくないじゃないですか~。

新しいクラスでの参観、懇談。娘はしっかりママチェックをしていて、
「今年のクラスのお母さんにはおばさんが多い」と。

娘が一番厳しいのでした…。でも、確かに、昨年のクラスはお姉さんのような若々しいママが何故か多く、今年はごく普通のおばさんっぽいママが多かったです。

最後に手厳しい娘からの一言。
「ママも今年のクラスでは、お姉さんだったよ」
去年のクラスではおばさん群に入っていたようです。今年は相対評価でお姉さん群に入ったということなのでしょう…。どういうレベルかご想像下さい~。

被害を与えた周辺国とうまくいっているかどうか

2015-04-19 | 生活
太平洋戦争での日米の物資力の違いを知り、そんな状態なのに戦争を強行し続けた陸軍上層部の姿勢に怒り心頭のようで、息子が涙ながらに、戦争で亡くなった方々が気の毒だと。

日本の軍部の中にこの戦争を命がけで阻止しようとした人はいなかったのか!という話になり、日本のことはちょっとわからないけれど、ドイツにはいたんだよという話になり、ヴァルキューレ作戦について話をしました。シュタウフェンベルク大佐らが、1944年ヒトラーに対して企てたクーデター。結果は失敗に終わりましたが、綿密な計画のもと進められ…。

朝日新聞に「被害を与えた周辺国とうまくいっているかどうか」日本46%、ドイツ94%という世論調査結果が出たという記事が掲載されていました。この戦争について学校でしっかりと教わったかどうかは、日本13%、ドイツ48%が肯定的にとらえていたそうです。

ドイツの子ども向けニュース番組で最もよく登場する人物は誰でしょう?おそらくヒトラーであると思います。彼は大抵悪いことの代表として、こうなってはいけないという反面教師として登場します。確かに、ドイツ人はしっかり教わったと感じることと思います。

さて、20年前、知人がオランダに留学していました。「オランダ人はドイツ人を憎んでいて、オランダに住んでいるドイツ人の先生のところの犬が殺されたのよ」と話してくれました。また、イギリスへ留学したドイツ人学生が、ドイツ人であることを明かすと、殴られたという話も聞きました。私は当時、ドイツ人は戦争の責任を個人単位でここまで負っているんだと驚きました。

しかし、現在は、ドイツ人を憎むという雰囲気も少なくなったように感じます。20年という歳月を痛感します。