わたし、教育ママ in Sapporo

自称○○ほど怪しいものはない。札幌在住、自称教育ママが綴る教育の真髄とは!

PTA

2015-04-16 | 学校
札幌市では札苗小学校がすでにPTAの任意加入を謳っています。PTAはそもそも任意加入。しかし、多くの学校では未だに入学と同時に自動的に強制加入です。

児童はPTAの会員ではありません。親が入会していないとしても、PTA活動を享受する対象となります。ですから、親が会費を払っていないから、子どもはPTAからの記念品を受け取れないという事態はなしということになります。

今まで、私の中に子ども一人につき1回はPTA役員という暗黙のルールに従おうという気持ちがあり、そういう義務感から役員を引き受けていました。でも、こうして任意なんだということを自覚すると、そういう後ろ向きな引き受け方は嫌だなあと感じてきました。

働いているお母さんはできないって言う。結局いつも役員は専業主婦が押しつけられるといった考え方が未だに根強く、働いているお母さんの方も私たちは暇がない!というものだからよりここでの対立が悪化してしまいます。

でも、確かに働いているお母さんに暇はありません。もし、その暇があるならば、PTA活動ではなく、お子さんとの時間に使ってほしい!私は同じ母親としてそう思います。

とはいえ、専業主婦も私たちばっかり、不公平だわと思う心境もわかります。しかし、それなら、任意なんだから脱退すればいい。働くお母さんも全くPTAに協力できないのならば、脱退すればいいのではないかと。

私は自分は任意で入っているんだと思うことにしました。そうすると、誰かを責めたり、義務感だけで役員を引き受けたりする気持ちがなくなるからです。自分でPTA活動に参加すると決めたのだから、できることはしたい!それでいいような気がします。

何だかすっきりしました。

任意であるということを会員に知られることを恐れる人々もいますが、人間として欺いて強制加入させるのはどうなんでしょう。「PTA活動は任意です。皆さんも活動に協力していただけませんか」でよいのではないでしょうか。