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排水管工事 1

2011年02月05日 16時00分52秒 | 水廻り修理

雨が降るといつも屋根に水が溜まり、ベランダの水も屋根に溜まるようになっているので改善して欲しいと工事依頼を受けました。

上の穴は、隣の部屋のベランダからの排水が屋根に流れ込みます。

写真の通り、水が溜まっているのでコケも生えています。以前、別の業者が防水工事をしたようですが勾配も取れていない屋根に防水をしてもこの通りです。あまり意味を成しません。水にいつも浸ったままだと防水層も劣化が早まります。

上の方にも苔が乾燥したものを見受けられました。

このベランダの排水も屋根に垂れ流しです。

2つの配管を測量の機械でレベルを測ると何とか勾配が取れそうなので2つの配管を繋いで一階の排水溝に流すことにしました。

これが測量に使用する自動レベルです。

高圧洗浄機で床面を洗浄して汚れを落とします。

右側の縦配管を切断して、配管の固定位置に墨出しをしてサドルバンドを事前に固定します。

2つの排水をひとつにして、この縦配管に合流させます。

屋外の排水溝に流れ込むようにしました。

 


給水管工事

2011年02月01日 10時34分49秒 | 水廻り修理

昔ながらの鉄管から建物内部で漏水して水道代が高額できたので水道配管のやり直しを依頼されました。今回配管する箇所は、トイレ、浴室、洗面台の3箇所です。

まずはトイレから

トイレのロータンクへの配管を外し

穴あけ位置を決めて

穴をあけます。勿論、適当に穴をあけているのではなく事前に壁裏センサーを使用して内部、外部共に壁の内部を確認してから穴あけをしています。誤って電気配線を切断してしまうと余計な作業が増えてしまうのとお客様にもご迷惑をおかけしてしまうので事前にしっかりチェックします。

これでトイレは完了です。

続いては、浴室

混合水栓を取り外し

コンクリートに穴をあけます。

お湯と水の通る穴を開けます。

外側はこんな感じです。

 

洗面台の下も劣化している部品だけ交換しました。全部替えると請求金額が上がってしまうので使えるものはそのまま使います。

これで完了しました。水漏れがないことを確認して作業終了です。

 


八重山ボーリング場

2010年11月30日 10時35分24秒 | 水廻り修理

今回は、八重山ボーリング場での作業です。漏水修理2箇所、ポップアップ式排水金具の交換2箇所です。

INAXより届いた部品です。

これが取り外したスピンドル部分です。劣化してパッキンが割れています。水がレバーを閉めても止まりませんでした。

新しいスピンドルに交換。

水は、全く漏れなくなりました。

古いポップアップ式排水金具です。引き棒を引き上げることにより排水します。針金等でいろいろ工夫して使用していたようです。

排水トラップ上部の方は、排水管が腐って折れていました。

Uトラップの内部もヌメリでいっぱいでした。

金具内部もほぼ詰まった状態。

ヘドロで詰まりまくっていました。

陶器の内部もこの通り。

汚れを撤去して

排水金具を交換しました。

 

2つ目の排水管内部もこの通り。汚れが見えます。 

 ぬめりもかなり出てきました。

ポップアップ式金具を交換して

Uトラップを取り付けます。

水漏れを確認して

 

 

作業終了しました。

2箇所の交換をしました。

 

 3組くらいゲームを楽しんでいました。

 

 

 


屋上貯水タンク

2010年08月31日 12時47分12秒 | 水廻り修理

不動産より貯水タンクのボールタップ交換作業を依頼されました。



水廻りは、経験が要ります。現場での判断が時間ロスを無くし、スムーズな作業を生みます。 判断が甘いと破損させたり、他のトラブルを招き時間を無駄にします。


今回の作業はかなりの高所です。 一歩間違えば、冗談抜きに死につながります。脚立の角度、足場の確保、体勢の保持、道具の選択、力の配分
すべてかかわってきます。 毎回毎回なめてかからずに一挙手一投足に全神経を傾けて作業をするようにしています。



シングルレバー水栓 カートリッジ交換

2010年06月09日 15時05分35秒 | 水廻り修理

①今回は、シングルレバー水栓のカートリッジの交換です。カートリッジが劣化すると症状としてレバーを下げて止水しても「水が止まらなくなります。」
 ポタポタと継続的に滴り落ちたりすると変え時です。


②上のキャップを外して、レバーハンドルを外します。



③右側に見える白いものが新しいカートリッジです。



④カートリッジカバーを外しました。


⑤カートリッジを取り去ります。今回は、KVKのシングルレバーです。メーカーに寄って若干作業内容が異なります。



⑥新しいカートリッジをセットして



⑦カートリッジカバーを閉めます。



⑧これで完成です。水は、完全に止まりました。


余談:シングルレバー水栓は、以前は上に上げて止水するのが一般的でした。下に下げると水が出るということです。阪神淡路大震災の時に上からの落下物によってハンドルレバーが下がり、水が出たままになるということがあちこちで起き、水不足が生じたそうです。それが発端となりそれ以降「シングルレバー水栓は、下に下げると水が止まるように各メーカーで仕様変更になったということです。

トイレ漏水修理

2010年06月08日 14時11分18秒 | 水廻り修理

①トイレの水が止まらないので見て欲しいと連絡がありました。築30年以上の一戸建てです。 便器もINAXの古いタイプです。ボールタップも上がりきって水を止め切れていません。ゴムフロートも劣化していました。オーバーフロー管もお客様でガイドを破損させたということでフラッシュレバー以外すべて新しい部品に交換することにしました。


②ゴムフロートも劣化し、手で触ると手が真っ黒になります。ガイドというのは、丸いゴムフロートの上に見えるプラスチック製の丸い部分です。ご自分でタイヤのチューブらしきものを使用して縛ってありますが、歪んでいます。チェーンで傷もついているため時々そこにチェーンが引っかかり、水が止まらないという現象が起きているようでした。


③ボールタップを外しました。 トイレの節水ということで写真のように瓶やペットボトルをロータンク内部に入れてあるのをよく見かけますが、あまりお勧めできません。トイレのすぐ裏に浄化槽があればまだいいですが、遠くはなれている場合、途中で糞や紙が流れきらず止まり、詰まる原因になることがあります。
トイレの便器自体の詰まりではなく、汚水管内部が詰まっている場合こうしているケースが多いです。


④取り外したボールタップです。




⑤ロータンクを取り外しました。


⑥床に降ろします。




⑦オーバーフロー管の固定ナットが全く外れません。仕方が無いので、切断することにしました。 


⑧ロータンクと便器の間にある密着パッキンです。右が新しいもの、左が劣化したものです。




⑨ボールタップ、オーバーフロー管を交換しました。




⑩部品交換後は、問題が全く無くなりました。トイレの部品は、交換できるときにできるだけ主要部品は、同時に交換することをお勧めしています。何故なら、後から後から交換せざるを得なくなるからです。一度に変えたほうが余計な作業代がかからず、割安になるのも別な理由です。


汚水管修繕作業

2010年04月08日 21時33分28秒 | 水廻り修理

 

①中央右側にある木が汚水管を半分以上押しつぶしていましたので、工事依頼がお客様より来ました。

②ルートを将来的に影響のないほうへ作ります。元々勾配もおかしかったです。

③水平器を使用しながら勾配を取っていきます。

④ここの配管は写真のように角度が歪んでいます。元々配管がほとんど抜けている状態で差し込まれていました。アジャスター付のジョイントを使用すればこのように歪んだ配管でも問題なく施工できます。これは配管を回転させることにより角度がついてきます。


洗濯機用給排水工事

2010年04月06日 21時36分00秒 | 水廻り修理

①室内に洗濯機置き場がないので、室内で洗濯できるように工事して欲しいと以来を受けました。 室内置きにするには、給水、排水、電源の確保が必要です。まずは、排水から。元々の排水の穴が間違っている場所に開いているので開けなおします。

 

②写真の小さな穴の下に排水溝がありますから、これだけずれている事になります。

 

③横に排水管を施工するために、ホールソーで壁に穴を開けます。

 

④若干下り勾配を付けて穴を開けています。

 

⑤その側に洗濯機ホースを入れる口を出しました。

 

⑥給水をフレキで分岐させて外へ出し

 

⑦壁沿いに給水配管を這わせ固定します。

 

⑧蛇口を取り付けて

 

⑨大ブロックに載せて、洗濯機を設置したら作業完了。排水の勾配を確保するのにブロックで床上げをしました。


トイレの天井から漏水!!!

2010年04月01日 06時12分15秒 | 水廻り修理

 

①フサキリゾートヴィレッジの設備課長から寮のトイレ天井から水が漏れているの見てほしいと連絡を受けました。天井を見れる場所がないので天井点検口を取り付けることにしました。

 

②開口して、点検口を取り付けます。壁裏センサーで電線が無いことを確認し、梁をさけて天井材を切断します。ここから作業もできます。(築年数が古い建物なので天井裏を歩くのは天井が落ちる危険性が高いので点検口を新設しました。

③排水管に穴があいています。排水管を接続する際に、熱して曲げた形跡があります。この現場では、熱する必要もないのに・・・・。配管に熱を加えると劣化は早いです。しかも熱しすぎているので尚更です。

④問題のある排水管を取り外します。言うのは簡単ですが接着されているので簡単にはいきません。この配管、無理やり曲げたので下が凹んでいます。取り外し方は、企業秘密です。

 

⑤私が施工した配管です。一切熱も加えていませんので凹んでいません。これで排水はよりスムーズに流れます。

 

⑥点検口に壁紙を貼って、蓋を取り付けて作業終了です。

漏水は、完全に無くなりました。

 

 

 

 


トイレ漏水修理 1

2010年03月29日 07時53分57秒 | 水廻り修理

これは、トイレのロータンク内部の下にあるゴムフロートと呼ばれる部品です。このゴムが劣化してくるとトイレの水がちょろちょろ流れっぱなしになり、止まらなくなります。写真でわかるようにここまで、磨り減ってしまうこともあります。毎月の水道代が高いという方、まずトイレの止水栓をマイナスドライバーで閉めてください。止水栓を閉めても水が便器内部に流れ続ける場合、まずゴムフロートの交換が必要です。

 

 

※ゴムフロートは、INAXタイプとTOTOタイプがあります。写真は、INAXタイプ。

※INAXタイプは、取り方にコツがいります。単に抜いてしまうと経年劣化しているオーバーフロー管を破損してしまいますので、自己責任でお願いします。水にずっと浸かっているので、割れやすくなっていることがあります。

 

※ゴムフロートを変えても水が止まらないこともあります。その場合、ボールタップも替える必要があります。

 


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