「10年間お掃除不要」と、お掃除ロボット機能付だとさもエアコンクリーニングが不要と思わせるようなCMが以前流れていました。お掃除機能付エアコンは、円柱状のブラシが回転してフィルターについた埃を掻き落としているに過ぎず、エアコンクリーニングが要らないわけではありません。
また、10年どころか2-3年で回転ブラシ部分が埃だらけの丸太になり埃を掻きだせなくなります。そういうケースを何度も現場で出くわしました。
どうしてメーカーがこんなものを作ったのか全く理解に苦しみます。「プラズマクラスターは、SHARPだけ」と最近放映されているエアコンもその部類に入ります。通常のエアコンと違いお掃除ロボット機能があるエアコンは、室内機側のアルミフィンのすぐ上にお掃除ロボットが動くレールがあります。Sharpの場合レールの隙間を縫って配線が右に左に渡っておりそれを外す手間が発生してしまい、クリーニングには倍以上の時間を要します。(東芝ではそれを改善されている機種もありました。)
そのため当社では、価格もその分高く設定してあります。フィルターくらい自分で定期的に洗えば、高いお掃除ロボット機能付を買う必要はありません。メーカーのCM洗脳に騙されない様にご注意ください。メーカーの開発者の方、このホームページに是非クレームつけて下さい。ほとんどの消費者が掃除不要と思い込み埃だらけです。
真実は、真実。決して妥協することなく訴え続けていくつもりです。実際に現場で分解清掃しているのは、私ですから。
いろいろな業者が存在し、どこに頼んだらいいか迷ったときは以下の基準を参考にしてください。
①電動真空ポンプを使用する。 (上の写真参考)
:エアコン配管内部の空気や湿気等を取り除きます。昔は、配管内部の空気を室外機のガスを使用して抜く方法が取られました。この方法だと空気を完全に抜くことができず、ガスが変性しグリスのようにドロドロの状態になります。人間であれば、血液を浄化する器官がありますが、エアコンだとそうはいきません。一度変性してしまったものは、ガスを完全抜き替えしない限り元には戻りません。エアコンガスに空気を混ぜてしまうと、a.)コンプレッサーに絶えず負担をかけ寿命を短くする。b.)冷えが悪くなる c.)負担がかかるので基盤が壊れやすくなる。
※石垣島で使用しない業者が多いので要注意です。
②冷媒配管(室内機と室外機をつなぐ配管)を下から上に巻く。
:石垣島の9割以上の業者が上から下に巻いています。自宅のエアコンの室外機をみて確認して下さい。上から爪でテープをなぞって爪が入るなら逆巻きです。これでは雨が進入しますし、月日の経過によりテープの内部はコケだらけになってしまいます。
③作業が丁寧であること。
:これはエアコン取り付けの経験がないとしても見た目の綺麗さです。丁寧でこだわりのある仕事は、綺麗な作品を生みます。
お友達とかのエアコンを遊びに行ったついでに見せてもらってください。(勿論、ご自分のエアコンでも可です)配管が逆巻きだと思います。「百聞は一見に如かず」 私の話より自分の身近な人に実際に起きているのを見ると信じざるを得ないと思いますので。