そろそろエアコンクリーニングの季節が到来しますね。
格安で市販のエアコン洗浄スプレーが販売されていますが、この洗浄剤には問題が多いようですので、その危険性をいくつか挙げておきます。
①ボディ(樹脂部分)に洗浄液が残ると、化学反応を起こしひび割れ等の原因となる。
②洗浄されたカビや埃の塊が、ドレンパンやドレンホースを詰まらせ、水漏れを起こす。
③フィン(熱交換機)の奥まで洗浄液が浸透しないため、臭いが残る。
④洗浄液が回転部(ファンモーターや軸受け)にかかると、腐食し異音の原因となる。
⑤洗浄液が電源部(基板等)にかかると、腐食・破損の原因となる。
⑥洗浄液をかけっぱなしにすることにより、ベタベタな洗浄液がよりカビやホコリを吸着して益々汚れるようになる。
格安のハズが修理費に1~2万円も掛かってしまうこともあります。 絶対ダメとは言いませんが、自己責任でするにはかなりの冒険が必要です。
どうしても自分でやりたいという方は、
①最低限コンセントは抜いておいて作業する。
②吹き出し口には、絶対に割り箸は使わない。丸ブラシを使用する。中心がワイヤーで負荷がかかったらすぐに曲がるもの。
あくまでも自己責任になりますので、ご注意を!