今回は、電子膨張弁コイルの不良のエアコンです。 症状としては、ガス漏れに近いですがゲージの動きが違います。停止時には、圧力が1.5Mpaありますが、運転をすると真空引き状態になります。 切り分け方法としては、コイルにかかる電圧をそれぞれ確認する方法を取ります。
膨張弁コイルは、コンプレッサーの隣にあります。 上の写真がそれです。
膨張弁に被せて内部にコイルが入っており磁力の力で弁を開いたり、閉じたりします。
これが新しい膨張弁コイル。
交換して防音材を被せます。
元々、エアコンの配管は結露もなく常温状態でした。
室外機のファンは、以前も回転はしていましたが全く冷えませんでした。
今回は、膨張弁が開いたので冷凍サイクルが循環するようになったので、冷えるようになりました。部品を交換すること自体は、大した技術は要りません。 故障原因を切り分けて、直せるようになるためには経験が必要です。