「トイレのドアを直して欲しい。」と、電話連絡を受けました。 トイレの鍵が開かなくなったので、自分で壊されたようです。 壊す前に呼んでいただければもっと安くすんだのに・・・・。
完全に使用できないのでドアを作り直します。
ドア厚は、18mmしかありません。内側はこのようになっています。中に入っているものは紙で凹み防止用です。
1分のポリ合板を2枚購入しました。 前後ではさみ合わせるためです。
色はわかりにくいですが、アイボリーです。
傷をつけないように、下にクッションフロア材を敷いています。
窓の開口です。カッターナイフと定規を使用してあけます。
剥がすのは結構大変な作業です。新しく作り直したほうが早いです。
速乾性の木工ボンドを使用して釘を使わず、クランプで締め付けて接着します。
ちゃんと固まりました。
小窓の枠を取り付けます。
これで小窓枠取付け完成!
翌朝からまた作業再開です。
実際に現場に行ってから、調整に入ります。
ドアノブ用の溝を彫ります。
アルミサッシの開口する部分に記しをつけます。
ミリングという機械で、少しずつ穴を削って開けていきます。
開口しました。
ドアの溝にもぴったり合いました。
ネジ止め用の穴をドリルであけました。
固定して、レバーハンドル用の穴を二つあけます。
レバーハンドルを外側
内側と取り付けます。このレバーハンドルもドア厚18mmには対応していないものでしたが、対応するように削りました。普通に注文すると納期が2週間と言われたので、それだけ待てないので発想の転換で使えるようにしました。
開閉するか動作チェックです。
無事に取り付け完了しました。台風5号の雨が降り注ぐなかで作業しました。少しの車への移動でかなり濡れましたが、約束の納期なのでがんばって完成させました。