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ロイドベンチャーシステム雑記<ロイドの日記>

弊社「株式会社ロイドベンチャーシステム」は、千葉県(主に南房総地域)でパソコンの何でも屋をしています。

2010/07/13のWindowsXP SP2サポート切れに対し、ユーザはどうしたらいいのか?

2010-07-08 19:28:00 | 技術部屋より
先の記事にて、7/13にWindows2000とXP SP2のサポートが終了すると記載しました。 
 
ここでは、弊社が思いつく対処案を掲載させていただきます。 
 
WindowsXP SP2でサポートがきれるとはいっても、XP自体のサポートが終わるわけではありません。
 
「SP」正しくは「Service Pack」ですが、これは、多数の問題点の一括修正を示します。
建物でいえば、その年の建築基準法改正に合わせて、耐震工事を行うようなものですね。
 
XPのServicePackの最新(恐らく最終)は、SP3です。
 
このSP3にアップデートすればいいのです。
無印のWindowsXP、WindowsXP SP1、WindowsXP SP2をご利用の方は、早めにSP3に更新を行いましょう。
 
といっても、手間はかかりますが、費用はかかりません。
MicrosoftからSP3へのアップデートプログラムをダウンロードし適用すれば良いのです。
 
 まず、下記MicrosoftのXP SP3紹介ページをご覧ください。
 Microsoft Windows XP Service Pack 3
 
 
各種方法がありますが、
IT プロフェッショナルおよび開発者用 Windows XP Service Pack 3 ネットワーク インストール パッケージ」を使う方法が一番無難かと思われます。
ここでダウンロードできるファイル"WindowsXP-KB936929-SP3-x86-JPN.exe"をUSBメモリやCD-Rなどに記録しておき、そこから実行すればOKです。
 
※無印XPの場合は、SP3前に、SP1もしくはSP2にしておく必要がありますので注意!
 
 
SP3適用処理には非常に時間がかかります。
また、HDDに十分な空き容量も必要です。
 
ですのでSP適用前には、不要ファイルの削除、ディスククリーンアップ、デフラグをお勧めします。
 



2010/07/13のWindows2000サポート切れに対し、ユーザはどうしたらいいのか?

2010-07-08 17:27:49 | 技術部屋より
先の記事にて、7/13にWindows2000とXP SP2のサポートが終了すると記載しました。 
 
ここでは、弊社が思いつく対処案を掲載させていただきます。 
 
Windows2000で稼働している機体は、導入から6年以上経過していると思われます。
 
となれば故障しても修理さえ期待できない状況でしょう。
新OS(Windows7、WindowsServer2008)への入れ替えを行っても、それが稼働できるだけの性能もないと思います。
 
いっその事、新OSを含め、機体の買い替えをお勧めします。
 
 
単体のパソコンとしてWindows2000 Professionalを利用しているならば、Windows7 Professional搭載パソコンへの買い替えが無難です。
 
 
ただし、サーバ機の場合はちょっと話が複雑となります。
 
Windows2000 Serverの場合、当然利用用途は「サーバ」でしょうから、パソコンのような簡単な買い替えというわけにはいきません。
周辺機器やサーバ内で稼働させるソフト(例:SQLサーバ)等の買い直しも必要です。
Windows Server Client Access License(通称CAL)の買い直しも必要です。
この場合は、業者に相談された方がよいでしょう。



2010/07/13をもって、Windows2000と、WindowsXP SP2以下のサポートが切れますよ

2010-07-08 17:07:41 | 技術部屋より
来週の火曜日、7/13をもって、Windows2000と、WindowsXP SP2のMicrosoft社のサポートが切れます。
 
 【参考】
  Microsoft Windows Vista/ WindowsXP ServicePack2 (SP2) / Windows 2000(Server/Professional) 製品のサポート終了についてのご案内
 
サポートが切れたからといってパソコンが利用不能になるわけではありません。
ですが、パソコンを「利用すべきではない状況」になります。
 
 
1.新たなセキュリティホールへの対応が無くなる。
今後、新たなセキュリティ問題が発見されたとしても、WindowsUpdateなどでの修正プログラム配布が受けられなくなります。
一見、地味ですが、これが結構重要なのです。
 
最近の多くのウィルス類は、OSのセキュリティホールを利用して侵入してきます。
OSのセキュリティホールは根本問題です。
 
 <<セキュリティは両立が重要>>
 ・WindowsUpdateでのセキュリティホール修正
   OSの根本の危険な問題を修正します。
   建物に例えれば、裏口の鍵を良いものに交換するようなものです。
 
   これがしっかりしていないと、仮にガードマンを雇っていても
   裏口からコソ泥が侵入してしまいます。
 
 ・ウイルスバスター等のセキュリティソフト導入
   SECOM等の警備会社のガードマンを雇うようなものです。
   
   これがないと、戸締りがしっかりできていても、押し入ってくる
   強盗や、堅気を装う詐欺師は防げません。
 
よって、いくらウイルスバスター等のセキュリティ対策ソフトがあっても、日々開発される新たなウィルスその他の犯罪技術を防御しきれなくなるのです。
 
 
2.対応するソフトが開発されなくなる。
Microsoft自体がサポートをやめたOSに対しては、各ソフトメーカーも対応するソフトの開発からは徐々に撤退していきます。
ビジネスソフト類は当然として、セキュリティ対策ソフト類もやがては対応品の出荷を打ち切るでしょう。
こうなっては、セキュリティ面はどうしようもなくなります。
 
 
3.対応するハード類も開発されなくなる。
サポート終了OSに対応した周辺機器、ハード類の開発も終了することになります。
例えば、プリンタが壊れたので、新型プリンタを買ってきても、それは使えないかもしれないのです。
 
 
サポート切れOSの利用は、このような問題にあっても対応不能となるのです。 
 
該当する方は、早期に対策をご検討下さい。
 
 
 → 対応案 Windows2000の場合
 → 対応案 WindowsXP SP2以下の場合
 


安価PCや旧PCの性能不足は、増設ではカバーできない部分があります。

2010-07-08 11:42:28 | こちら営業担当

ここ5年間でのパソコンの価格帯の下がり方には驚くものがあります。
ネットブックなどに至っては4万円以下もありますね。
 
しかし、全ての機種が高性能というわけではありません。
 
安い機種を買ってみたら、性能不足でガッカリしたという方を見かけます。
 例:お年玉でネットブックを買った高校生、
   オンラインゲームができなくて泣く。
 
 
古いPCを使い続けている方、中古PCを入手した方も性能不足に悩むことがあります。
 
一般の家庭でのご利用で性能不足を顕著に感じるのは、こんなところでしょうか。
 ・セキュリティ対策ソフトを導入したら動作が重くなった。
 ・ビデオ映像/動画の再生&編集
 ・3D表示を多用するゲームをやりたい
 ・大量の写真管理や利用
 
   
これら性能不足に悩んだ場合の対処といえば、
 「部品の増設・交換でパワーアップ」
 「諦める」
になります。
 
「諦める」を選んだ場合は話は簡単なのですが、「増設・交換」の場合が大変です。
 
 
 
 
能力不足の要因と解決方法
 
【メインメモリ不足】
メインメモリが不足の場合、パソコンは足りない分をハードディスク(以後、HDDと表記)上の仮想メモリに求めます。
この状態が頻発すると、パソコン起動に5分かかる等の動作遅延が発生します。
 
これであればメモリの増設・交換で対処できます。(その機種が可能な範囲でですが)
 
高速アクセス可能なUSBメモリを買ってきてReadyBoost機能(WindowsVista/7の場合)を構築すれば、少しはマシになるかもしれません。
もっともコレは根本のメインメモリ不足解決の手段にはなりませんので、あくまで補助的な対応となりますが。
 
 
【HDD空き容量不足】
HDDの空き容量が不足しては、パソコンは満足に動作できません。
 
よくあるのがiTunesなどでCDから取り込んだ音楽データ、デジカメ写真が大量に保存されている場合。
不要なファイルの削除整理、別ドライブや媒体への移動などを行いましょう。
 
安物PCや古いPCなど、そもそも容量が小さいHDDを搭載している場合は仕方ありません。
堪能な方に頼んで大容量HDDと交換してもらうという手もありますが、諦めねばならぬケースもあります。
 
 
【CPUの能力不足】
メーカー製パソコンのCPU変更は困難です。
CPUに目的ソフト・ゲーム等を実行できる性能がないのであれば、多くの場合は諦めるしかありません。
 
自作したパソコンならば、使用マザーボードのスペックを調べ対応CPUを見つければ済みます。
 
しかしメーカー製PCは交換可能CPUの情報を基本的には公開しておりません。
仮に接続コネクタが同じ規格の上位CPUを買ってきたとしても動作するとは限らないのです。
 ・マザーボードが、そのCPUを制御する性能がない
 ・電源容量が不足する。
 ・放熱能力が不足
 ・OSが標準のCPU用に設定されているので使えない。
 
 
【グラフィックボードの能力不足】
画面表示内容を計算処理し、ディスプレイを制御する回路がグラフィックボード(ビデオボード)です。
3D表示が多用されているゲームでは、この機能が非常に重要となります。
 
能力不足時、グラフィックボードの増設・交換で対処できるのであればよいのですが、下記のようなケースでは諦めるしかありません。
 
・物理的にグラフィックボードの増設ができない。
  PCI系の拡張ボードを挿す余地が無い小型パソコン、
  ノート型パソコン全般
 
・スペースはあっても、電源容量不足
  ミニタワー型形状でPCI系スロットに空きはあるが、
  搭載電源の容量が小さく、グラフィックボードに電力を
  供給する余力が無い。
 
 
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パソコンを新規に購入する場合は、価格だけでなく利用目的を満たせる性能であるかをチェックしましょう。
「安物買いの銭失い」にはならぬように。

中古PCで目的のソフトを実行する能力がない場合、メモリ増設で対処できる問題以外は、諦めて買い替えを検討した方がよいですね。