プリンタの消耗品として、メーカー純正ではないリサイクルトナー/リサイクルインク/互換消耗品が多く出回っております。
そのメリットは純正品に比べ圧倒的に安い事。
この不景気の折、費用削減の為に購入されるお客様が多くいらっしゃいます。
ただし、メーカー純正でない分、色々とトラブルはおきるもの。
年末にも個人のお客様から電話相談を受けました。
「年賀状印刷の為、ホームセンターで
EPSONプリンタ用の互換インクを買った。
ところが使ったら印刷できなくなった。」
このお客様は、まだ良かった事例です。
別途購入してきた純正品カートリッジに交換後、数度のノズルクリーニングで改善されましたから。
故障に至ってしまったお客様のケースも弊社は数例遭遇しております。
多くのプリンタメーカーでは下記を強調しております。
・純正消耗品をお勧めします
・互換製品や他社リサイクル品では動作保証できません
その一例として、OKIデータ社のサイトにて、トラブル実例まで含めた掲載があります。
OKIデータ 純正消耗品(トナー、イメージドラムなど)ご利用のおすすめ
http://www.okidata.co.jp/products/supply/genuine/
注目頂きたいのは、「3.白スジ発生の例」のところ。
トナー成分の差により
“イメージドラムの寿命が短くなったという二次障害も発生”
という部分。
印刷が一部綺麗にでない程度のトラブルはともかく、やはり問題は故障や機体劣化の原因になることですね。
当然、無償保証期間中にコレで故障したとしても、メーカーには責任はありません。
お客様に「リサイクル/互換消耗品は使うな!」とまでは言えません。
ですが、純正ではない物を使った場合のリスクは覚悟を頂きたいのです。
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