NECは学校官庁、企業用としてビジネスモデルのパソコンも販売しています。
デスクトップ型 : Mateシリーズ
ノート型 : VersaProシリーズ
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参考としまして、今回もMateシリーズの中の1機種の内部写真を掲載します。
シリーズ名 : Mate タイプML
・BTOベースモデル名 : MK16E/L
・フレーム型番 : PC-MK16ELZCD
・BTO詳細型番 : PC-MK16ELZC48EDNUSZ1
・リリース開始時期 : 2011/10~
スペック等詳細情報をお知りになりたい方は、下記ページにて、
前述のBTO詳細型番を「型番直接指定検索」で入力してください。
<
NECビジネスPC情報検索サイト PC検索システム>
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※以降の写真はBTO構成型番[PC-MK16ELZC48EDNUSZ1]のものです。
BTO構成内容によっては多少装着部品が異なることがありえますので、
あくまでも参考としてご覧ください。
1.外観

今回のBTO構成では、標準搭載メモリ 1GB * 1枚です。
これに、2GBのメモリ1枚を増設します。

写真ではつけておりませんが、縦置きの際の転倒防止の「足」も付属しています。
旧来のデスクトップPCのように横置きできるように、ゴム足もついています。
このあたり、縦置きしかできない最近のBTOパソコンと異なり、好感触ですね。

フロント下部に、「ML-D」という概要型番。
もっともこの型番、あまり仕様確認などの際には役に立たないのですが。

詳細型番を確認するには、このシールです。
「PC-」から始まる型番が2種類あります。
上段の[PC-MK16ELZCD]がフレーム型番
これがこのモデルのBTO前の基本モデルを意味します。
BUFFALO等のサイトで対応増設メモリを探す際などは、この型番でいいはずです。
下段の[PC-MK16ELZC48EDNUSZ1]がBTO詳細型番(構成コード)
フレームモデルにどのようなオプションをBTOで組んだかを表します。
冒頭でも記載しました「
NECビジネスPC情報検索サイト PC検索システム」でこの型番を入力すれば、詳細なBTO構成内容が確認できます。
2.背面

USBポートは当然として、さすがビジネス用PCらしく、マウス&キーボードの為のPS/2ポート、RS-232Cポートまでも健在です。
ディスプレイは、アナログ、デジタルの両ポートがあります。
3.カバーを外す
筐体は背面のレバーでロックが外せますので、ドライバ不要。

フロントカバーは筐体のカバーと一体です。

前面ヌードはこの通り。
HDD交換の際は、この前面からHDDを台座プレートごと引き出すことになります。
4.中の様子

スペース的には3.5インチシャドウベイがありますが、まあ、使うことはないでしょうね。

メモリスロットは4つ。
他PCでもよくあることですが、光学ドライブのお尻のあたりにあります。
幸いこのモデルは光学ドライブと装着メモリの間に幾分は余裕があるので、干渉することはなさそうですが。
旧来のPCIスロットが1つ。
PCI Express×1規格スロットが2つ。
残念ながら、PCI Express×16規格スロットはありません。
一般的なグラボの増設は無理ですね。
(ビジネスPCにそれを求めるのもあまり意味がありませんが。)
5.電源ユニット

当然ですが、所謂自作PCの電源とはサイズが違います。
(コネクタ類はDOS/V規格ですが)
6.付属のマニュアルとディスク

中綴じの簡易的な冊子の説明書もありますが、主要なマニュアル情報は、「アプリケーション/マニュアルディスク」内に収められています。
今回のBTO構成は再セットアップディスク(リカバリディスク)が付属していません。
出荷時に戻す際には、HDD内のリカバリ領域を使うことになります。
もしも再セットアップディスクを入手したくなったなら、下記から購入いただく事になります。
<
PC98-NXシリーズ メディアオーダーセンター>
話がちょっとそれますが、セットアップディスクを使った再セットアップには「アプリケーション/マニュアルディスク」が必要です。
よく中古でMateやVersaProを買った人が再セットアップができないと泣く事例の多くは、中古PCに「アプリケーション/マニュアルディスク」+「再セットアップディスク」が揃っていないからです。
7.メモリ増設
BTO構成で搭載のメモリ1GBだけでは非力ですので、2GBを増設します。

今回は、IO DATA社の[DY1333-H2G/ST]
標準メモリはメモリスロット「DIMM_A2」に装着されていました。

ちょっと疑問に思い「アプリケーション/マニュアルディスク」内のマニュアルを確認。
なるほど。

お勧めの装着優先順位があるのですね。
ではということで、増設メモリは「DIMM_B2」に挿しました。
>>
その2に続きます。