お客様のWindowsサーバ機を守る為に設置した無停電電源器(以後 UPSと記載)のバッテリ交換を行ってきました。
OMRON製UPS[
BN75S]
館山市内のお客様に2008年夏設置
[BN75S]は安価だけを優先したUPSと異なります。
・主要OSのシャットダウンソフトが付属している。
・パソコン/サーバとの接続ケーブルが付属している。
・搭載バッテリの期待寿命が4年~5年と長め。(安物は3年程度)
そして、
・
正弦波出力である! (安物は
矩形波出力が多い)
まさにサーバ機や最近のRFC回路搭載電源ユニットのパソコン等にもってこいの製品なのです。
【参考記事】
OMRON 無停電電源装置(UPS)の選定方法
http://www.omron.co.jp/ese/ups/product/ups/select.htm
→サーバやエコ回路搭載のPC等には、
常時商用給電方式「
正弦波出力」製品以上がオススメと
なります。 ※
矩形波では、最悪故障を招くこともある
常時商用給電方式「
矩形波出力」製品は安価ですが、
エコ回路などがない旧PC製品や、ネットワーク機器、
単純な家電機器(電話、FAX)等が無難なのです。
これが先月あたりから搭載バッテリの寿命警告がでておりまして、本日(2012/11/22)交換となった次第です。
2008年夏にお客様に納品しましたので、4年3か月ほど使えたことになりますね。
[BN75S]は仕様上、運用したままでのバッテリ交換も可能な製品ですが、今回はお客様に時間の余裕がありましたので、サーバ機をシャットダウンしてから行いました。
交換用バッテリ[BNB75S]を箱から出して、一応付属マニュアルを確認。
本体前面の蓋を開け、既存バッテリを抜き出して交換。
何度かやったことがある作業ですし、念の為シャットダウンまでしているので不安はありません。
万が一の感電に備える程度ですね。
モニタツールで動作の確認とセルフテスト
バッテリ使用開始日の設定を行い作業完了です。
災害に人為ミス、その他による停電はいつ発生するかわかりません。
UPSがあるからと油断せず、そのバッテリ寿命のチェックを忘れないようにしましょう。