3月30日(日曜日)、セントラルパークで行なわれた10kmレースに参加。その名も「スコットランド・ラン(Scotland Run)」。NYCには、スコットランドの伝統文化を紹介する「TARTAN WEEK」と呼ばれる週があって、今年は3月30日から4月6日までの一週間であるが、その幕開けに開催されるのが、今年で第5回を数える、この10kmレースなのである。
毎年、キルトの民族衣装のランナーが多数出場する、国際色豊かな大会。人気も高く、今年は参加人数が7000人近くに達した。
気候はやや肌寒く、早朝の時点では氷点下だったが、午前10時のスタートを迎える頃には3℃ほどになった。晴天にも恵まれて走りやすいコンディション。レース前には「マラソン中毒患者の会」の馬次郎さん、京太郎さんと遭遇。さらにはオケさん、飛脚さんとも出会い、盛り上がった気分で列に並ぶ。ここ数日、練習のランではいい感じの加速モード(いわゆる「びゅー」)が出ていたので、久しぶりに過去の記録を上回れそうな感触でスタートした。
以下、マイルごとのラップタイム。
1mile 7分26秒
2mile 14分45秒 (1mileから2mile 7分19秒)
3mile 22分08秒 (2mileから3mile 7分23秒)
4mile 30分05秒 (3mileから4mile 7分57秒)
5mile 37分26秒 (4mileから5mile 7分21秒)
6mile 45分01秒 (5mileから6mile 7分35秒)
最後、6mileから6.2mile(=10km)までが、1分35秒。
注目のオフィシャル・タイムは
→→→46分35秒 (7:30/mile)
初めて46分台に突入する、自己ベストを達成!
7000人近くの参加者の中で、1000位以内に食い込み、年代別では246人中35位という結果だった。
前半の3mileまでが想定よりも速いペースだったせいか、3mileから4mileにかけて疲れが出て、ややペースダウン。このあたりは上りの多い区域なので、正念場だった。
ここをしのいでからは、次の5mileまではペースを挽回。しかし、最後の1mileでバテ気味になり、ラストスパートはやや鋭さを欠いた。このあたりが、今後の課題だろうか。10kmレースというのは、スピードもさることながら、最後は馬力勝負かな、という気もする。絶対的な脚力が不可欠であると同時に、体全体の野性的なパワーがないと、最後まで押しきれない。
このあたりが、ペース配分等の作戦が重要視されるハーフ・マラソンとの違いだろう。
ランナーズ5月号の特集によれば、ハーフが「知性のレース」であるのに対して、10kmは「野性のレース」であるという。なるほど、と思わせる表現だ。
★「スコットランド・ラン」恒例のエンターテイメント。パワーあふれる踊りと歌で盛り上がる。
★民族音楽とロックを融合したバンド「レッド・チリ・パイパーズ」の熱い演奏に、会場はノリノリ。
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