★ゴールの両側に同性愛者のシンボル「虹色の旗」が立っている。
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NYCでは毎年、6月の第4日曜日にゲイ・パレードが行われるが、その前日の土曜日に開催されるのが、今や恒例となった「Front Runners New York Lesbian and Gay Pride Run」という5mileレース。同性愛者とその支援者で構成されるランニング・クラブ「Front Runners New York」のランナーが200人以上参加する大会ということで、人によって抵抗があるのか、いつものNYRRレースに比べると参加人数は少ない(とは言っても、今年は3000名を超えたが)。それだけを考えれば比較的走りやすく、狙い目のレースと言えるだろう。
しかし、時期が時期だけに、猛暑に当たると5mileという距離も厳しい闘いになる。今回は、午前9時のスタート時、すでに華氏80度(摂氏27度)。先日のJapan Dayも暑かったが、それを上回る灼熱レースとなった。
最初はじっくりと抑えて、あとから徐々にペースを上げていく作戦を取る。1~2mile目はほぼ青写真通りだったが、このあたりから体感温度が急激に上昇。コース脇から噴き出しているスプリンクラーの水を浴び、給水所ではコップの水を頭からぶっかけながら走った。
ペースアップを狙った3mile目で、逆に失速。
4mile目に至っては、キャットヒルの途中で止まりそうになり、このまま歩いてしまおうかとの誘惑にかられた。しかし近頃はフルでさえ歩かずに完走しているのに、5mileごときで歩きたくない。一瞬、棄権という思いもよぎったが、我慢してどうにかゴールまで走り通した。
1mile 7分37秒
2mile 15分00秒 (1mileから2mile 7分23秒)
3mile 22分40秒 (2mileから3mile 7分40秒)
4mile 30分44秒 (3mileから4mile 8分04秒)
5mile 38分27秒 (4mileから5mile 7分43秒)
ゴールタイムは38分27秒。最低でも37分台、あわよくば36分台も視野に入れていただけに、結果だけを見れば典型的な駄目レース。だが、年代別順位はそれほど悪くなかった(114人中18位)。たぶん、全体的にタイムが振るわなかったのだろう。
それよりも問題は、2日ほど前から歯が痛みだしたこと。気になって、戦闘意欲がそがれること甚だしい。さっそくレース後、歯医者に応急治療をしてもらったが、なんと「しばらくはアルコールと激しい運動を控えるように」とのご通達。
7月3日からの夏休みを目の前にして、なんともタイミングが悪い話で、正直凹んでいる。
どのくらいなら走っていいんだろう?
LSDのスピードなら、とうてい「激しい運動」とは言えないだろうけれど…。
★ゴール後は、ボランティアによるアイスキャンディの配給があった。
★レース後に行われた、「Cheer New York」のメンバーによる応援のパフォーマンス。
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久々のレースで7分前半をねらっていきましたが、私もぼろぼろでした。このくらいの距離であれば水分を普通取らないのですが、3マイルから突如失速4マイル過ぎの給水地点では歩いて水を飲みました。タイムは38分7と個人的には全く納得できず、ついに年齢の壁にぶち当たりこれ以上タイムが向上することも無いのかと少し落胆しておりますが、確かに非常に暑い日でした。次はNYCハーフです。 がんばります。
後半は30℃を超えていたでしょうから、フルマラソンなら中止になってもおかしくないコンディション。この状況で自己ベストを出せる人は超人でしょう。
NYCハーフは少しでも涼しくなることを願ってます。やはり暑いのと涼しいのとでは、だいぶタイムが違ってくるような気がするので。