***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

バラと山小屋サミット

2014-05-17 22:58:59 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

すごろくはギャンブル嗜好が災いして、めっちゃ足踏み状態でございます(笑)

テキーラ連発だもんな~。

 

 

そんな本日は、朝一番で近所のバラ庭園に行ってまいりました。

 
いつものようにズラズラと何枚か(時間がなかったので品名チェック無しです)

 

 

  

 

 

 

 

 

 

香りを期待して早くに行ったのですが、品種のせいなのか
香りはまったくといっていいほど無く残念。


それでも、朝の光をいっぱいに浴びた花は元気で美しく
短い時間の中、充分楽しませてもらいました。


で、

明日、また朝イチで神代植物公園へ行こうか現在思案中(笑)

 

 

バラ庭園のあとは、登山イベント参加のため秋葉原へ。

石井スポーツ主催の『山小屋サミット』というイベントです。

目的はトークショーとバーゲン。


トークショーは日本人で初めての8000m峰14座登頂者である竹内洋岳氏と
山ガールの先駆者的存在の四角友里さんの2つに参加。


竹内さんは、いかつくてごつくて、いかにも山男って人が登場してくるのかと思ったら、
ヒョロ~っとして、軽妙で、威圧感の全然無い、人の良さそうな方で、凄い意外(笑)

お話も笑いを取りながら、大変なことをサラッと話していて、
とても瀕死の遭難事故を乗り越えて8000m超の峰々を登頂した人とは思えません。

凄いことをする人ほど、なんでもないように話すものなのかな。

 

四角さんは、華奢なイメージを持っていたら、ガタイがよくてビックリ(笑)
でも(っていうのも何だけど)、爽やかで可愛らしく、とても素敵な女性でした。

そして、気負いなく、でも熱く語られるひとつひとつに、大袈裟でなく共感の嵐。

体力に自信がなく、涸沢に2泊3日をかけて行ったら、
「ここは2泊しなきゃ来れないような人間が来るとこじゃない」みたいなことを言われしまい
それが凄く悲しくて、でも『山と渓谷』の人の「人の倍時間がかかるってことは、
人の倍自然を楽しむことが出来てるんだよ」という言葉に救われたという話には
もう、「うん、うん、うん」(笑)
本当にウルっとなるくらいでした。

山登りの人って熟練者になればなるほど、
初心者やマイペースで自然を楽しみながら山に登る人を見下すようになる人が
増える気がします。

人それぞれ体格も違えば体力も技量も違う。ルール無視やマナー違反者は論外で
登山は死と隣り合わせの危険なスポーツだという認識を大前提に、
それぞれの楽しみ方を認め合う懐の広さがあるべきなんじゃないかって思いますわ。

 


んで、バーゲンではアウターやらシャツやらを購入。

最近全くと言っていいほどおしゃれ着を買ってません。

 

ちょっとマズイかな~(汗)

 

 

 

 

 

 

 

 


ツツジと牡丹と豆ご飯

2014-04-28 23:00:33 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

本日はGWらしくお出かけ。

先日のリベンジというわけではないですが、
都営地下鉄、バスが1日乗り放題の券@700円を買って、
上野方面へ行ってまいりました。

 

まずは、地下鉄とバスを乗り継いで根津神社へ。

目的は境内のツツジ。

ツツジは毎年地元の平成つつじ公園で楽しんでいるのですが、
たまには他所のツツジを鑑賞してみようということで。

根津神社の約2000坪のつつじ苑には、この時期、約100種3000株のツツジが
咲き競うとのこと。

 

歴史のある建築物をバックにすると、見慣れたツツジも絵になります。

 


つつじ苑への入場料は200円。
浄財として神域の整備事業に充てるとのこと。




斜面いっぱいのツツジ。壮観です。

高低差があると一度に見渡せるので迫力がありますね。

 

現在は遅咲きのつつじが見頃。

すぐお隣は民家で、この素晴らしい借景は羨ましい限りです。

 

少量で咲いていたツツジをいくつか。

黄レンゲツツジ

 

樺レンゲツツジ

 

カラフネ(黒ツツジ)

 

千重オオムラサキ

 

五葉ツツジ(シロヤシオ)

 

 

ハナグルマ(桃)

 

ハナグルマ(白)

花びらが一枚ずつ離れているのは離弁花というんですよね。
普通のつつじは合弁花。
去年の平成つつじ公園で勉強しました(笑)

 

ちょっと気になったのは、ここ数日雨が降っていないせいか、
土埃が葉に付いて全体的に少し乾いている感じがあったんですが、
地植えだと水やりって基本的にしないものなんでしょうかね。


ということは置いといて、

こちらは社殿を囲む透塀。国指定の重文だそうです。
300年を経ても寸分の狂いを生じさせない精巧なつくりとのこと。

 

乙女稲荷に立ち並ぶ鳥居。
絶対くぐりますよね(笑)
ちなみに1本の初穂料は10万円だとか。下世話ですみません(汗)

 


お次は、根津神社からバスで上野公園近くに移動。

 

不忍のボート池。
もう一羽乗ってくれたら完璧だったのに(笑)

 

上野東照宮のぼたん苑へ。

入場料は600円。
少々お高いので興味のないダンナは入らず(せこっ)

多くの牡丹はよしずの日除けや唐傘で覆われていました。

繊細な花びらを強い陽射しや雨から守るためでしょうか。

 

 


牡丹の花は、「富貴」の象徴で、「百花の王」と呼ばれているそうです。

その名の通り、気品があってゴージャス。

 

では、お気に入りを何枚か(品種名はチェックできず)

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

丹念に育てられ、大輪の花を咲かした牡丹たち。

充分楽しませてもらったので600円は高くないです。

でも400円だったらダンナも入ったのにな~(やっぱせこい)

今度は冬牡丹の雪ん子みたいな藁の覆い姿も見てみたいですわ。

 

 

そこから国立博物館へ。

『特別展 キトラ古墳壁画』を観るつもりで行ったのですが、

入場まで70分待ちで、更に壁画まで30分(汗)


このあとお昼の予約をしてあるので、ここは諦め、
予約を早めてもらって、お店へ。


上野公園といえば、お馴染みの韻松亭さんです。

 

前にいるのは、昔のベッカムヘアをイメージしてソフトモヒカンにしたら、
こだわりの強いラーメン屋のオヤジみたいになってしまったダンナです(笑)


戴いたのは、いつもより奮発の花籠本膳@3,600円

  

美味しい美味しい♪ お料理もだけど、やっぱ豆ご飯サイコ~♪

でも、過積載の私、我慢に我慢でおかわりしませんでした。
おかわり無しは初めて。偉いぞワタシ(笑)

 

このあと、谷中あたりを歩きたかったけど、膝がまだ痛いので
無理をせず帰路へ。


都営1日券、もう少し使いたかったな~(笑)


 

 

 

 

 


ゆっくり

2014-04-05 22:27:48 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

本日は東中野にある友人のお墓参りへ。

 
30歳で逝ってしまった友人は生きていたら43歳。
43歳の彼女、ちょっと想像つかないや。

もし13年ぶりに再会したら、彼女は私を見てなんて言うだろか。

「変わらないね~」なのか、「変わったね~」なのか。

どっちが嬉しいかな。

 

 

お墓参りのあとは、駅近くの『ポレポレ坐』というカフェでお茶。

駅のホームからよく見えて、以前から気になっていたお店で、
地下にミニシアターが併設しています。

 

※お店の雰囲気に合わせて写真の色味を加工してみました。



テラス席に座り、友人と人生半ばを過ぎた者同士の切実な会話をしながら、
目は前の通りを行く人たちを観察。

無責任でお気楽な観察によれば、
この辺に住む(と思われる)人は、すんごいお金持ちじゃないけど
そこそこ余裕があって、生活スタイルには控えめながらこだわりがあり、
さりげない自己主張でほどよく真面目に暮らしている、、
と推察されますがどんなもんでしょう。

初めて飲んだカトマンズなんたらという紅茶も
ひよこ豆のつまみパンもサラリと美味しい。


街の人も、お店も心地良い。

『ポレポレ』はスワヒリ語の『ゆっくり』という意味だそうです。

そんなゆっくりな午後でありました。

 

 

 

 

 

 


木曽駒ヶ岳ちょっと手前(汗)

2014-03-29 23:16:12 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

 

ということで、

無事行ってまいりました、木曽駒ヶ岳。

の麓まで(笑)

 

こちらは過去の千畳敷カールやら木曽駒ヶ岳やら。

2012年 8月06日 8月27日
2013年 7月26日 8月26日 8月27日

 

 

本当はこのあたりに西穂高独標を目論んでいたんだけど、
なにせ雪山(も)初心者、少しでも危険度の低いところ、無雪期でも
一度は登ったことのあるところへ、となり木曽駒にした次第。
雪の千畳敷カールも見てみたかったし。


 

では、

いつもながらの、いや、いつも以上のヘロヘロ山行、
お暇でしたらお付き合い下さい。

 

 

土砂崩れがあったのは駒ヶ根駒ヶ岳公園線の北御所登山口の近く。

この状態を見ると、このままUターンで今日の行程は中止、かとも思われましたが、

 

懸命の除去作業により、定刻から1時間30分遅れでロープウエイのしらび平駅へ。

作業して下さった方、本当にありがとうございました。

 

千畳敷駅到着。

 

駅およびホテル出入り口の積雪期バージョン。
積雪はここ数日の好天で減ったらしいけど、それでも約4mですと。

 

真っ白い壁のような極楽平側はトレース無し。
こちらから宝剣を超えて駒ヶ岳へ行く人はいないようです。
雪崩の危険度高そうですもんね。
写真右側の真ん中あたりに駒ヶ岳神社があるのですが、ほぼ雪に埋もれてます。

 

サギダルの頭(左)と宝剣岳。
この斜面、スキーで滑ったらえらい気持ちよさそう。

 

カール全景。

カール内全部雪。な~んもなくて全部雪。ここがお花畑だったのがウソみたい。

右側の黒い点々は稜線へ向かう登山者。
ほとんどがバス&ロープウエイで一緒だった人たちだと思います。
みんな早いな~


それを眺めながら、私たちは早めのお昼(笑)

いただいたのはホテルの名物、千畳敷飯。

この写真を撮ったあとカメラのバッテリーが切れました。
満タンにしてきたはずなのに(汗)
念のため予備バッテリーを持ってきて良かった~。


で、何故すぐ登らずに昼食なんて悠長なことをしてるかと言えば、

今回は日帰りの予定だったのですが、私の技量では始発のロープウエイで行っても
木曽駒ピストンで15時55分の最終便までに帰ってこれるか不安な行程でありまして、

それが更に1時間半近く遅い出発では、たぶん無理であろう、、

ということで急遽、日帰りからホテル千畳敷1泊に変更した次第。

空いてる平日で助かったけど、ホテルは現金払いのみのため、
お財布も空き空きになっちまいました(泣)

でも、これであまり時間を気にせず無理のない登山が出来るかなと。

 


登山計画書を提出して、出発は12時ジャスト。

登山ルートはホテルを出て右の剣ヶ池側から、雪崩の危険が少ない伊那前岳寄りになっています。

 

この構図、大好きです。夏もいいけど、冬も素敵だわ~。

 

雪は固く締まりトレースを外しても問題なし、
ですが、緩斜面でも直登はキツイ(汗)

八丁坂に入ったあたりで既にバテ気味の私。
去年の夏、3度目の八丁坂ではずいぶん楽に登れるようになったと、
ヘタレなりに自信もついてきたのに(泣)

 



ピーカンで風は微風。これ以上はないくらいの登山日和ではありますが、
それ故めちゃくちゃ暑い。Tシャツ1枚でもいいくらいでした。

私はピッケル初体験。
斜度がきつくなってから杭を打つように使いました。

 

オットセイ岩付近の上部あたりはこの斜度。油断すると滑落です。
直登ではなくジグザクに登ります。

最悪滑落しても岩がないので死ぬことは無いと思いますが、
また登って来なきゃならないと思うと(←そこかい)アイゼンワークもめっちゃ真剣です。

これまでの数少ない雪山行では緩斜面が多く、種々のアイゼンワークも
練習的なものになっていましたが、この急斜面ではもろ実践。
その有効性をまさに実感しました。

そんでもって、これが面白くて急斜面になってから、かえって疲れを忘れるという
不思議な現象(笑)


しかしやはり歩みは遅く、ずっと後ろから来たオール直登のオジサンに
サクッと追い越されました(汗)

 

 

稜線の乗越浄土まであと少しのところから振り返って。
小さくホテル、遠くには南アルプスの峰々と富士山もクッキリ。気持ちええです♪

 

乗越浄土(のっこしじょうど)到着ぅ~~ 嬉しいぃ~~

ホテルから実に1時間20分。かかり過ぎぃ~~(汗)

 

しばらく展望を楽しみ、中岳に向かいます。

 

行く手の左側に聳える宝剣岳。もちろん登りません。
冬期の宝剣なんて10年早い。いや、20年遅いと言うべきか(汗)

 

と、上空にヘリコプターが現れ、しばし旋回のあと宝剣岳の麓でホバリングし、
救助隊員と思われる人が降りてきました。

宝剣岳の登山者に緊急事態が生じたようです。滑落による負傷でしょうか。

緊迫感漂う光景に雪山の怖さをリアルに感じさせられました。
大きな怪我でなければよいのですが。

 

青い屋根は雪に埋もれた宝剣山荘。凄い積雪です。

 

 

宝剣岳と天狗岩に連なる三ノ沢岳。なんという美しさ。

惚れ惚れと見入ってしまいます。

 

 

目的の木曽駒ヶ岳の手前にある中岳。なだらかな斜面です。

 

ロープについたエビの尻尾が崩れかけ、ユニークな造形を見せてくれてました。

 

中岳へ向かう前に、素晴らしい景色をバックに一枚。

が、悲しいかな、鎌を振り回すアブナイおばさんにしか見えないという(汗)


 

中岳の斜面途中から宝剣岳を振り返って。

青い屋根の宝剣山荘と赤い屋根の天狗荘、
その延長線上に天を突くかのような宝剣岳。絵になるわ~。

 

こちらは伊那前岳。
ここからも南アルプスと富士山が綺麗に見えました。

 

反対側には御嶽山。3,000m越えの独立峰は富士山と、この御嶽山(3,067m)だけ。
凄い存在感です。

 

中岳山頂到着。
出発から既に2時間以上経過してます(汗)

 

中岳で行き逢ったおじさまたちを勝手にモデルにして撮らせてもらいました。
熟練者って感じでカッコいいな~。

 
このあと行き逢ったのは男女のひと組のみ。
この景色を私らだけで独占してしまうなんて贅沢過ぎる。
山の上に他に誰もいないってのは逆に怖いとも言えますが。

 

しばし展望を楽しみ、木曽駒ヶ岳へ続く鞍部へ。

鞍部に下りてきたところから中岳を振り返って。
ところどころ凍ってる箇所があり、ちょっと気を遣いました。

 

目の前は木曽駒ヶ岳。頂上山荘は半分雪に埋もれてます。

ここまで来た時点で、予想以上に疲れている自分。
単なる体力不足か、昨夜の睡眠3時間弱のダメージか分からないけど、
駒ヶ岳に登り返す気力が出ません。
行けば行けるだろうけど、あとに待つ乗越浄土からの急な下りに足がもつか、
かなり不安で、しばし逡巡ののち駒ヶ岳は諦めました。

ここまで来て登らない人はいないだろうな。ホントに情けない。
でも自分のカラダは自分が一番分かる。危険信号を発していたんだと思います。


Uターンの前に少し休憩。
コーヒーを淹れたいとこだけど、ホテルに戻るまでトイレが無いので
余分に水分を摂るのは控えました。
ちなみに、木曽駒周辺で冬期営業している山小屋はありません。
雪山のトイレ、みんなどうしてるんだろう。
携帯トイレを持ってても繁みとか身を隠すとこがないですもんね。

という素朴な疑問はさておき、

中岳からの下りは、登ってくる人もなく、斜面全部が登山道になっているので
問題なしと判断してシリセードをしてみました。
雪がしまっているので結構スピードが出ます。童心に還ってめっちゃ楽しい(笑)
でもボトムが傷みそう(汗)

 

振り返って、筋になっているところがシリセードのあとです。

 

こちらも振り返って、乗越浄土からの中岳。
今日はここまでか~。山っていうより丘ですね(汗)

 

伊那前岳方面。

 

宝剣岳。時刻は午後3時半。

誰もいません。

 

 

と思ったら、急斜面でロープワークの練習をしている人たちがいました。
いい練習場なんでしょうね。

 

下りは上りより更に慎重に。カメラはリュックにしまったので写真はここまで。

日が陰って寒くなりました。

往きに行き逢った人たちは皆中盤あたりからシリセードで下りてまして、
ダンナも中盤にかかる手前ぐらいでシリセードを試し、
そしてここなら最適とピッケルによる滑落停止訓練を致しました。

シリセード&ピッケルでの停止。お手本はダンナ。
こういうの上手いんだ、この人は(笑)

あお向けに滑って、半回転し足を上げ、ピックに体重をかけて停止。
最初はピッケルを上手く押さえられなかったりしたんだけど、だんだんにコツを掴み
なんとか緩斜面に入る手前でダンナから「よしっ」のお墨付きをもらいました(笑)

 

そして、ホテルも近くなってきた緩斜面からの歩き。

ここで私はいきなり力尽きました(汗)

停止訓練を嬉々としてやっていた人間とはまるで別人。
自分でも「なんで?」ってくらいのグッタリ度で
5歩進んではうずくまるように休み、の繰り返し。

朦朧として吐き気もMAX。
でも真っ白な雪面に嘔吐するのは回避したく全力で耐え、
息も絶え絶えにホテルに辿り着きました。

部屋に入る力も残っておらず、ロビーの長椅子でトドのようになりながら
少し力が出たところで入室、その後も1時間あまりグッタリと横になり、
どうにかこうにか食事ができるまで回復。

いっやぁ~、本当にしんどかった。

こうなってから思うのは、木曽駒ヶ岳は諦めて良かった、と。

無理して登ってたらホテルに辿り着けず、たくさんの人に迷惑を
かけることになったかも知れない。

最近体調がイマイチな上に、睡眠不足の状態で登ってしまったことを
大いに反省致しました。

もっと体力もつけなきゃいかんし。

 

 

夕食は6時からでしたが、ホテルの人に事情を話し20分ほど遅れて食堂へ。

 

皆美味しかった。美味しかったのに完食できず。

私が美味しい食事を残すなんて(←ちょっとだけどね)、、
「よっぽどのことだな」とダンナもビックリしておりました(汗)

 

翌日。

夜明け前、写真を撮ろうとすると、カメラがバッテリー切れ。

昨日のお昼に替えたばかりだし、
前回あれほど寒かった北横岳でも二日間もったのに。

私の体調とシンクロしてるみたいだわ(汗)

 

ということで、二日目の写真は全部スマホです。

 

夜明け前の宝剣岳と八丁坂。

 

 

日の出は残念ながら雲がかかってました。

 

ホテルと伊那前岳方面。

 

陽が射し始め、ほんの少しピンク色に染まった千畳敷カール。

 

極楽平側。雲がいいカンジです。

 

 

ホテルの裏手、駒ヶ根市側。山並みが美しい。

スマホでも結構ちゃんと撮れるもんですね。
っていうか、一眼の腕前が悪いのか(汗)

 

朝食。
昨年は早朝出発のためお弁当だったので、ホテル千畳敷の朝食は初めて。
体調も復活し完食です(笑)

 

名残惜しむように部屋の窓から。

これ以上贅沢な眺めのホテルを私は知りません。

 

 

午前7時ジャストの千畳敷カール。

 


今回の山行は、楽しかったこと、悔しかったこと、辛かったこと、盛り沢山でした。

反省点も多くて、凄く有意義だったと思います。

 

お山に感謝です。

 

 

来年こそは雪の木曽駒ヶ岳に登るぞーーーーーっ

 

 

 

 

 

 


山小屋泊@北横岳

2014-03-08 23:12:10 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

1月27日(月)、28日(火)の1泊2日で行った北横岳の日記です。

なんともうひと月半近くも前(汗)
(「なんともう」と書くと「7週間」と続けたくなる性w)

途中まで書いで、嫌なことがあったところを書こうとすると心臓がバクバク。
割愛しようかと思ったけど、でもそれは悔しい。

そんなこんなで今になってしまいました。


では、お時間のある方、お目汚しをどうぞ。

 

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12月21日1月13日、そして今回と、この冬3度目の北横岳。

今回は山小屋に一泊します。

 

宿泊する北横岳ヒュッテは本日は荷揚げ日のため、15時から16時のチェックインで
というお話だったので、のんびりと11時20分発のロープウエイで坪庭へ。

 

青空の下、アカゲラくんも気持ちよさそう♪
なのに寄付しないでごめんね(汗)

 

坪庭はこの日も美しく、


山々の眺めもバッチリ。

 

振り返って、南アルプス。
右から北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳。

 

こちらは御嶽山。

 

 

もうお馴染みになったエビの尻尾。
これ、風上に育っていくんですよね。だから枝の向きとは逆。
考えれば当たり前のことなんだけど、ちょっと意外。

陽射しが強いせいか、坪庭では樹氷はほとんど見られず、

 

でも、登山道の斜面ではところどころ美しい樹氷が残っていてくれました。

 

ビューティフォーーーーー

 

 

お菓子の「白樺の小枝」みたい。
っていうか、お菓子がこれを模したのか(汗)

 

 

坪庭全体の眺め。
前回より黒い部分が多くなり、コントラストの強い景色になってました。

 

 

ランドネ風に撮ったつもりだけど、ニット帽が海坊主みたいで、あな悲し(泣)

気温はマイナス10度(byヒュッテの温度計)
でも陽射しが暖かく、行動中はアウターなしで丁度良いくらいでした。

 

三ッ岳への分岐。
トレースがあったので、今回初めて行ってみることにしました。

 

テクテク。

気持ちいいことこの上無し♪

 

 

三ッ岳が見えてきました。

 

今までの穏やかな風景から一変しての岩山。

 

ダンナはアイゼンを着けたままでしたが、私は爪を引っかけてしまいそうだったので
下でアイゼンを外し、リュックも置いて、ウンショウンショとよじ登り。


結構怖い。

とビビリつつも、

岩に付いたエビの尻尾の形が面白くてつい撮影。
付け爪みたいでしょ、これ。

 

 

こちらは珊瑚のよう。

 

山頂です♪
三ッ岳はⅠ、Ⅱ、Ⅲ峰と三つのピークがあるようで、ここはそのⅢ峰。
今日はⅢ峰のみにしときました。

穏やかな日でしたが、さすがにここは風が強かったです。

 

北北東の方向には浅間山がクッキリ。

 

ズーム

左は黒斑山、かな。

 

チョコプリンみたいのは蓼科山。
手前左の平らな山が北横岳で、左のピークが南峰、右が北峰、と思われます。

 

風が無かったらここでお昼にしようかと思ってたんだけど、
とてもそんな悠長な状態ではなく、そそくさと下山。

岩場の下りは、上りよりずっとずっと怖かったです。
足の置き場所が見えないんだも~ん(汗)


北横岳への登山道に戻ると、



可愛いオバケがお出迎え(笑)
頭から木が生えてるのもキュート♪

 

少し高くなった場所から見た三ッ岳。

↓こちらは前回同じ場所から撮ったもの。

樹氷の有る無しで全然違っちゃうもんですね。

 

 

ほどなく北横岳ヒュッテが見えてきました。

 

 

ここでまたテーブルをお借りして遅めのお昼ご飯。

 

メニューはパンとカップラーメン。
シンプルの極みでございます。でも、これが美味しいんだな、また(笑)

 

午後3時ジャストにチェックイン(っていうの分かんないけど)

平日ということもあり宿泊客は私たちだけ。

ヒュッテの主(あるじ)はナイスガイという感じの方。
よく女将さんが書かれているブログを読ませてもらってるんだけど、
残念ながらこの日は不在でした。
お会いしてみたかったです。



お部屋は個室。
ウッディでなかなかお洒落。お掃除も行き届いてます♪
もちろん宿泊客が多ければ相部屋になります。

 

廊下の窓ガラスがアートしてました。

 

山に沈む夕陽を眺めたかったので、主に日の入り時刻を教えてもらって、
午後5時ちょっと前に南峰へ出発。

 

右上は南八ヶ岳の山々。
山肌がうっすらピンク色に染まってます。

 

燃えるような激しさはなく、淡く優しい山の夕暮れ。

 

夕陽に照らされて斜面の雪がキラキラ。

 

ピンク色に染まった樹氷が美しい。三色アイスみたいな空も綺麗。

でも光の当たり方、色合いは秒刻みで変わっていきます。

ファインダー越しじゃなく自分の目で見ていたくてカメラを離すけど、
やっぱり写真にも残しておきたくて、、
それは凄いジレンマでした(汗)

 

高そうなレンズを付けて撮っているのはヒュッテの主(笑)

主の撮る北横岳の写真、とっても素敵なんですよ。

http://kitayoko.fine.to/phototheater


私もいつかこんな写真が撮れるようになりたいですわ。

 



ヒュッテへ戻る途中ダンナのヘッデン(ヘッドライト)が電池切れ。
ダンナは呆れるくらい装備に念を入れる人なんですけどね~(汗)

ということで、私のヘッデンの灯りを頼りに真っ暗な山道を下りていきまして、

ヒュッテの灯りが迎えてくれた時は安堵感で一杯。

 

先に戻っていた主が用意してくれた夕食はお鍋料理。
写真じゃ分かりづらいけど、すんごい量です(笑)
後でうどんを入れるとのことだったんですが、無理だからと辞退し
それでも食べ切れそうになかったので、残りは朝食に使ってくださいと懇願(笑)
栄養満点のお鍋、美味しくて、温まりました♪

主は多分、宿泊客がいなければ荷揚げのあとはお家に帰って
ゆっくり休んでいたと思われ、ちょっと申し訳なかったです。

でもそんなことはおくびにも出さず、写真やカメラの話しに付き合ってくれて
いい人だ~。


最近悩ましいのは、登山道を簡易ソリやお尻で滑り降りるヒップソリ、
シリセードをする人が多いことだそうで、これをやると登山道が滑り台状になり、
それが凍ればツルッツル、とても危険とのこと。
確かにそうですよね。
それにアイゼンを付けたまま滑って、万一登ってくる人とぶつかりでもしたらとか
考えただけでも恐ろしいです。

でもヒップソリがルール違反という規定があるわけでは無いので徹底することが難しい、と。

うん、うん、と思う私たちでしたが、
帰りにヒップソリを持って登ってくる人達と行き逢っても、
「登山道ではやらないでね~」と私らが言うのは、なんか偉そうだしって、
心の中でお願いするしか出来なかったのが情けない(汗)

3月に1泊で西穂独標を計画していることを話すと、
「う~ん。3月は雪面がカリカリになるからね~。
特に独標直前の急登は本気で危ないよ。
様子を見て、丸山から少し登ったところで引き返した方がいいと思う。」
とのアドバイスをいただきまして、素直に「はい、そうします」

山の達人の言うことは素直に聞きます(笑)


ちなみに、昨秋の西穂丸山行はこちらです。

 

 

寝る前に星空写真に再チャレンジ。

しかしレリーズを忘れた私(汗)
指で75秒間シャッターを押したまま撮ったローテクな写真がこちら。

う~ん(笑)
でも、撮ってる時は気付かなかったけど、右端にチラッと流れ星が写ってたんですよ。
ラッキー♪

 


就寝は午後8時半(早っ)

そして午前5時前に起床して、ご来光を撮りに行きます。

 

ダンナのヘッデンは主が貸してくれました。ありがとうございますぅ~~~。
これを教訓に今後は予備電池必携と致します。

 

南峰少し手前から撮った、ヘッデンの光を受けた木と、月と金星。

ものすっごい風なので、シャッタースピード3秒では超ブレブレ(汗)

 

「お月様をフォークで刺した図」みたいなのを狙ったけど、やっぱブレブレ(汗)


写真じゃ全然分かんないけど、ホントに凄い風で、凄い寒い。

けど、凄い楽しい(笑)

南峰にも北峰にも誰もいないんだもん。

北横岳ひとり占めで遊んでるんだもん(笑)

 

北峰からのぞむ蓼科山も夜から朝へ着替え中。

これもブレブレだけど好きな写真です。

 

こちらは南峰からの南八ヶ岳。明るくなってきました。

 

ご来光♪

 

朝日で雪がピンク色に染まります。

 

ピンク色からオレンジ色に変わります。

暖かそうな色してるけど、めっちゃ寒い。

でも刻々と変わる風景が楽しくて楽しくて、南峰と北峰を何往復したことか(笑)


 

南峰近くから見た北峰。

  

北峰近くから見た南峰。

 

真ん中あたり(笑)

 

そんでもって、嬉々として行ったり来たりしてる私を、こうして1時間近くじっと待ってくれてるダンナ。
寒すぎてアウターを脱ぐ余裕が無く、ダウンを上に重ねるというメチャクチャレイヤリング(笑)
いつもいつも感謝してますから。

 

風に飛ばされそうで、思わずピンキーとキラーズみたいなポーズの私(同年代ならわかるw)

写真じゃ烈風が全然分かんないのが悔しい(笑)

 

↓これならわかってもらえるかな。

ブォォォォーーーーーーーっ


ホントに半端じゃなかったです(汗)

 

 

で、ヒュッテに戻って、

朝ごは~ん♪
美味しい♪美味しい♪ おかわり山盛り(笑)

 

こちらはヒュッテの常連さんがつくったポスターだそう。モデルはもちろんヒュッテの主。

いい写真だわ~。


暖房も電気も限られた時間、水も使えず、普段の生活からしたら
不便極まりないけど、その不便さがかえって新鮮でもあり。

これが山小屋に泊まるということなんですよね。
気持ち良くいい経験をさせてもらいました。

 

朝食後ちょっと休憩して、宿泊の記念にヒュッテオリジナルのバンダナ(トップの写真)を買い、
チェックアウト。

 

庭のテーブルセットを整えるダンナ。「お世話になったから」と。
結構律儀なんです(笑)

 

昨日残っていた樹氷はすっかり消えてました。

 

坪庭も風が強い。 

 

雪煙とシュカブラ(風紋)にみとれちゃいます。

 

 

まだ時間も早いし、このまま帰るのはもったいないということで、
ロープウエイ駅と反対方向の縞枯山荘の方へ。

 

青い三角屋根が可愛い縞枯山荘。

山荘は、この日お休みであることを事前の電話で確認済みでしたが、
雪山に映えるであろう山荘の風景を見たかったんです。

 

お揃いの青い屋根のお地蔵さんにご挨拶。

 

山荘の前にはスノーモービルがあり、お休みだけど人のいる気配。

ここなら建物が強風を遮ってくれるので、コーヒータイムにしようということになり、
ひと言小屋の近くでお店を広げることを断っておこうと、
「ごめんくださ~い」とドアを開けました。


途端、大柄な男性が目の前に立ち、

「だからアイゼンは外せって書いてあるだろう!!!!」

もの凄い剣幕で怒鳴られました。

それは身体が飛び上がるほどの、怒鳴るというより恫喝。

「え?」「あ、あ、すみません」

ワケが分からず反射的に謝るのみ。

凄い形相で睨み付けられ、「ったく」と捨て台詞で乱暴にドアは閉められました。


アイゼンは付けていましたが、外です。屋内でアイゼンがNGなのは百も承知です。

人工芝のマットにも足を乗せてません。

『アイゼンを装着しての施設内立ち入りは絶対に禁止します』
の立て札も読んでドアを開けました。
施設内とは屋内と解釈しましたが、立て札からは施設内だから外せということでしょうか?

もしそうであったとしても何故怒鳴りつける必要がありますか?

マナー違反の登山者が後を絶たず辟易していたところに
「またか」というタイミングだったからですか?

普通に社会で生活している人間同士が初対面で恫喝するようなこと、
されるようなことって、まず無いと思います。

山小屋だからそれが許されるのでしょうか。

 

あの時のことを思い出すと、脈が速くなります。
今こうして文字を打つ手は震えています。
それくらいショックな出来事でした。


ただ、山荘の名誉のために、、
件の男性は小屋の主ではないようですし、
事前に電話した時も、昨秋お茶した時もスタッフの方はとても感じよかったです。


 

そんなことがあったので、コーヒータイムはもちろん中止。


気持ちを落ち着けるためにロープウエイ駅でお茶しようとしたけど、
まだカフェは開いておらず、仕方ないので そのままロープウエイに乗車。

早い時間なので乗車しているのは私たち以外は係のおじさんだけ。

おじさんは短い時間の中で、北八ヶ岳の植生の話しから学生時代の登山の話しまで、
たくさんの興味深い話しを聞かせてくれました。

ありがとう。凍り付いていた心がちょっと温まりました。

 

 

北横岳は大好きなお山です。


ぜひ、また行かせてもらいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


満腹と心配

2014-03-02 22:50:41 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

本日は冷たい雨が降る中、友人2人とランチをしてきました。

お店は新宿サザンタワー19階のシェンロントーキョー

 

赤い眼を光らしているのは巨大なドラゴンのオブジェです。

 

以下はオーダーバイキング(@3,500円)で食べたもの一覧(笑)

   

    

   

 

料理はチャーシュー以外どれもなかなかのお味。
一番はお店の自慢だという担々麺かな。
デザートはいただいた全品とってもgoodでありました。

いつものことながら、食後の胴回りの横からと前から見た巾が
同じくらいになっていて反省(汗)
バイキングで腹八分で止められる人間に早くなりたいもんです。

オーダーは90分の時間制限あり。
でも混んでなかったのでラストオーダーから更に100分くらい長居しちゃって、
その間、元同僚の2人は会社の愚痴を話しまくり、私はほとんど聞き役(笑)

今の職場にも不満はそれなりにあるけど、ストレスは前職とは雲泥の差です。
日曜日の夜が憂鬱で憂鬱で、、なんてこと無いですもん。
ずいぶん悩んだけど、今は本当に辞めて良かったって思いますわ。


 

夕方は獣医さんへ。


愛猫が最近カリカリを食べなくなって、でも缶詰は食べる、
これは歯肉炎かも、ということで診てもらったんですが、
歯は少し歯石がついてるものの問題になるほどではないと。

では何故?

で、血液検査。

15歳の高齢猫にしては腎臓も問題無く全体的にいい数値とのことでしたが、

ただアンモニアの値が少し高いので、来週また検査となりました。

 

どうか何でもありませんように


 

 

 

 

 

 

 


1泊2日@伊豆河津桜

2014-02-24 23:11:48 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

「桜が見たい」と思い立って、23日(日)、24日(月)の一泊二日で行ってきたのは
河津桜で有名な伊豆の河津町。

 

↑伊豆スカイラインです。
雪山に向かってるわけじゃありません(笑)

 

お昼は稲取駅の近くで、評判のお蕎麦屋さんに入ろうとしたら、貸切営業となっていて断念。

 

んじゃ、お蕎麦ならどこでもいいや、と入った今井浜の『さくら亭』

 

これが大当たり♪
自然薯と桜エビのかき揚げがめっちゃ美味しかった。
自然薯はお箸で持ち上げても形がそのままっていう強情さ(笑)
桜エビはサクサクホワホワ。香りも上品。
2006年の12月に静岡駅で食べた桜エビを思い出しちゃったわ。
そう、中止になった吉井さんのライヴの時ね(笑)←笑うとこじゃない

 

今井浜の海岸。

夏は西伊豆、冬は東伊豆の海が透明度が増して綺麗なんだとか(ダンナの弁)
確かにとっても綺麗なコバルトブルーの海でした。

 

崖上の茂みにうっすら人の通った跡があって、分け入っていくとロープあり。
即クライマー気分で降下(笑)
どうやら釣り人のためのロープのようで、下に何があるわけじゃなかったです(笑)

 


河津町に入ると、桜並木の川岸は凄い人出。

なので、スルーしてこの日は夜桜のライトアップを見に行き、
翌日散策することにしました。

 

お宿は、河津町湯ヶ野温泉にあるファミリー&リゾート川ばたさん。



宿の前には河津川が流れていて、橋を渡ったところにはBBQハウスやコテージ、プールも有り。
橋も敷地内なので自前で渡したと思われますが定かではありません。

 

川の手前には山葵畑。
夕食に期待がふくらみます(笑)

 

山葵畑の上にはレモンの木。初めて見ました。
1個もぎたかったけど我慢しました(笑)



周りの風景はこんなカンジ。この何てことの無さが良いですわ~。

 

部屋はリニューアルしたようで綺麗です。
トイレはウォシュレットだったし。
テレビがめちゃ小さいのと、お茶セットが無いのと、トイレの戸の立て付けが
すんげえ悪いのを除けば文句なし(笑)

日曜泊まりだったけど満室。残1室の時点で予約できてラッキーでした。

 

 

ここは2階。部屋は和室だけど、全体の作りは洋風です。

 

こちら、前の写真と同フロアだけど3階なんですよ。
ドアが20センチほど上にあるから?珍しいですよね(笑)
部屋から出る時は要注意です(笑)

 

お洒落な吹き抜けの上には大黒様(笑)

こういうカオスなお宿って結構ありますよね(笑)

 

 

お風呂は内湯と露天風呂二つ。

 

男性用の渓流の湯。

 

 

女性用の歳寒桜花の湯。

宿の周りの河津桜はまだ殆どつぼみでしたが、お湯の上は暖かいのか
ここだけ5分咲き♪
早めにチェックインしたので、こちらのお湯に貸切で入らせてもらいました。

お湯に浸かりながら桜を眺める、、最高であります(感謝)


ただ、露天風呂は夜9時半までで、朝は入れないのが残念でした(汗)

 

 

夕食。金目鯛の煮付けに舟盛り、美味しかった~。
おろし立ての山葵サイコー(笑)
山葵とお醤油だけでご飯を2杯食べてしまった(笑)

これで1泊10,800円、良心的ですわ。

 

夕食後は河津桜のライトアップへ。

提灯などは無くて、上品なライトアップ。素敵です。

 

妖しく美しい。

でも寒い。山より寒く感じるのは何故(汗)

 

 

翌日、2月24日(月)

朝食。普通に美味しい(笑)

 

川ばたさんはアットホームで居心地の良いお宿でございました♪

301号室のトイレの戸、直してね(笑)

 


チェックアウトして、まずは河津駅近くの臨時駐車場へ車を駐め、
川岸の桜並木へ。

 

青空をバックに、瑞々しいピンクの桜と色を添える菜の花。
可愛い風景です。

このあたりは6分咲きくらいでしょうか。

 

 

河津桜は大島桜と寒緋桜の自然交配種で、昭和30年頃偶然原木が発見され、
43年頃から増殖をし今に至っていて、現在でも原木が河津町にあるそうです。

河津町の桜並木は河口付近から約4キロ続いているとのこと。
50年近くの年月をかけてつくりあげた景観なんですね。

花は開花から1ヶ月を経て満開になりますが、満開時は葉が出てしまい、
ピンク一色ではなくなるため見頃は6~8分咲き、と話す方もいらっしゃいました。

 

桜にメジロ。
目を閉じかけてるのが、ニッコリしてるみたいで可愛い。

 
川岸は桜まつり期間中ということもあって出店も多く、
平日なのに人出もかなりのもの。

ちょっと静かなところへということで、
河津町全体を見下ろせる城山へ行ってみました。



城山までは階段が結構続きますが、なるべくエレベータとかを
使わないようにしてから、ずいぶん楽に昇れるようになりました♪

 

てっぺん到着。

ここは河津城跡公園というそうです。

 

展望台からの眺め、

河口側。もやっていなければ伊豆七島も見えるそうな。
ピンク色の帯は桜並木です。

 

天城側。と~っても気持ちの良い眺めです。昇った甲斐がありました。

 

駐車場には大型バスがたくさん。
河津桜がバスツアーに組み込まれているんですね。

 


城山から駐車場へ戻り、川を遡って峰地区へ移動。

こちらは出店が少なく、比較的静かに桜を楽しめます。

 

梅と桜の饗宴。

 

両岸に長く続く桜並木。


綺麗だよぉ~~~ん

 


ひと足早く、春を楽しませてくれてありがとうね。

 

 

 

この日のお昼は、某サイトで絶賛されていた沼津の魚介料理店『山正』にて。

到着したのは13時過ぎ。私たちの後から来た人は断られてました。
人気のお店なのでネタがなくなり次第終了になるそうです。危なかった~。

いただいたのは私が三色丼@945円、
ダンナが五色丼@1,155円。

写真は五色丼。

どっちも超美味しかった!
今まで食べた海鮮丼の中で、たぶん、いや絶対一等賞の美味しさ。
なんて美味しいんだ、ホントに(笑)

スタッフの方もみ~んな感じいいし。
お土産に買った鰺の干物がこれまた美味しかった。

絶賛納得(笑)

羨ましいぞ、沼津の人。

 

 

山もいいけど、伊豆もいいなぁ(笑)

 

 

 

 

 

 

 


ふたたびの北横岳

2014-01-13 23:11:49 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

本日は2度目の雪の北横岳へ。

 

雪山デビューで行った時の日記はこちらです

 

今日一枚目の写真は、北八ヶ岳ロープウエイの山麓駅ちょっと手前から撮ったもの。

樹氷で真っ白になった落葉松林がまるで東山魁夷の絵のようでした。

 

山麓駅の駐車場には9時前に到着したのですが、まだ雲が厚かったので
のんびりと準備をして9時40分のロープウエイで昇り、
山頂駅を北横岳に向けて10:00ジャストに出発。

 

坪庭から見た山頂駅。

上空は雲がどんより。

 

登山道から見渡す坪庭と縞枯山もモノトーンの世界。

木々もモノトーン。


お日様が出てないせいか、とても寒く感じます。

でも大丈夫。きっと大丈夫。
GPV予報はお昼頃から晴れになってたから(笑)

 

シャクナゲの葉が健気で可愛い。

 

途中振り返ると少し青空が見えてました(嬉) いい眺めだ~。

ポコッと突き出ているのは三ツ岳。
時間と体力に余裕があればあそこにも行きたいとこですけど(汗)


この景色からほどなく北横岳ヒュッテがお目見え。

山頂駅から1時間。前回より20分短縮。わ~い(笑)

世間は3連休で、最終日とはいえ、もっと人がいるかと思ったら、
団体さんはおらず行き逢う人も数えるほどで、そのせいかマイペースで歩けて、
全然とは言わないけど、前回よりかなり楽に感じました。

 

ヒュッテ到着と同時に陽が差してきました。
(スラッとしたモデルさんは私じゃありませんw)

 

陽の光で景色が表情豊かになる気がします。

 

青空が広がってきました♪

それでも寒いです。
入口脇の温度計はマイナス15度を示していました(汗)

 

ヒュッテの庭でほんのちょっと休憩。
この写真、スタジオのセットみたいに見えません?(笑)

ダンナの横にあるのはお手製のブランコらしいです。

『こわれかけてます。そーっとのってください』(笑)
雪に埋もれてなければ、そーっと乗ってみたい(笑)

そんでもって、後ろの木のてっぺんが可愛い(笑)

 

トレースがあったので、ちょこっと七つ池へ。

 

池の上です(笑)
歩いたあとがたくさんあるから、たぶん氷は割れないと思われ(笑)

 

青空をバックにした木々が美しい。

 

ヒュッテに戻り、

そこから15分程で北横岳の南峰山頂到着。

前回は吐きそうになったけど、今回は手前でインナーを一枚着込むくらいの余裕有り。

 

ポコンとしたお山は蓼科山。

ピーカンでは無いけど眺望goodで、めっちゃ嬉しい♪ 天気予報、万歳(笑)

蓼科山の左奥には北アルプスが見えてるような、見えてないような(笑)

 

大きく育ったエビの尻尾を手前に入れて、風の強さを強調してみました。

いや、ホントに凄い風で、体感温度はマイナス30度くらいじゃないかと(汗)

 

その寒さと烈風にめげず、グルリと左回りに何枚か。

遠くに中央アルプス。

 

南アルプス。

 

南八ヶ岳。綺麗なシルエットです。

 

金峰山方面。
前回はこっちしか見えなかった。嬉しいよぉ~

 

で、

 

 

風に飛ばされまいと踏ん張るダンナ(笑) 

今回はマスクじゃなくてバラクラバ(目出し帽)の下半分みたいなのを着けてます。
呼吸を妨げず、なかなか良いとのこと。

ちなみにダンナはこの時Tシャツを除き6枚を重ねてました。
しかも内2枚はダウン。いくらレイヤリングが基本ていったって重ね過ぎでしょ(汗)

↑証拠写真w(下山後のコーヒータイムに撮りました)

 

お次は北峰へ。

北峰山頂(2480m)です。
間違って押しちゃったシャッターの写真(笑)
無造作過ぎなのがかえって面白いので採用してみました(笑)

 

蓼科山が間近に見えます。
綺麗な形をしてますね。こういう姿の山をコニーデ型というそうです。

 

一応(笑)

 

こちらも烈風強調(笑)

 

北峰から南峰へ戻る尾根道。

 

ほんっとに寒い。

「でも、北アルプスの稜線の風はこんなもんじゃないぞ」とダンナ。
私が3月に西穂独標を目論んでいることへの釘刺しか(笑)

ピッケル買っちゃうもんね~~(笑)

 

南峰直前。ここの写真すごい気に入ってます。

 

♪僕は空になるぅ~~♪ ら~ららっらら~~♪  @にっぽん百名山(笑)

 

 

そして、

お昼はまた北横岳ヒュッテのテーブルをお借りして。

メニューはおでんとパン。
今回のおでんはセブンイレブンのパック(@198円×2)にしてみました。
激ウマです。

それにしても、ここで撮る写真はやっぱりセットのようだわ(笑)

 

胃袋ほぼ満タンで下山開始。

 

これはスライムくん?(笑)

 

穴の奥のブルーがとってもとっても綺麗なんだけど、写真でその色が出ないのが悔しい。

 

 

陽の差した坪庭。お日様は本当に偉大だわ。

 

縞枯山(2403m)と左側は雨池山(2325m)
画面の真ん中あたりに縞枯山荘があると思われます。

 

 

坪庭に戻ってきました。

 

綺麗すぎて表現のしようがないです(汗)

 

そして、

前方、

 

左側、

 

右側。

空の様子が全部違って、同じ時とは思えません。
でもどれもそれぞれに美しい。

 

シュカブラ(風紋)も美しい。

 

山頂駅付近から。
赤岳がちょっとマッターホルンのようじゃないですか。

 

山頂駅のカフェでコーヒータイムならぬココアタイム。美味しかった~

写真は温度差でレンズが曇ってしまったもの。要注意ですね(汗)

 

 

往きはスキーヤー、ボーダーで満員のロープウエイも、
帰りは登山客のみになるのでガラガラ。

景色見放題です(笑)

北横岳山頂から見えた蓼科山。

南八ヶ岳と南アルプス。

お名残り惜しゅうございます。

 

 

そんな気持ちを察してか、

高速道路からも八ヶ岳がクッキリ。

 

夕焼け色の雲の上に富士山も。

 

 

登って良し、見ても良し、

山はいいな~♪

 

 

 

 

 

 


登り納め@黒斑山

2013-12-31 22:04:58 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

 

12月30日、31日の1泊2日で人生2度目の雪山登山をしてまいりました。

 

場所は群馬県嬬恋村と長野県小諸市に位置する浅間山の第一外輪山である黒斑山。

10月末の無雪期に登ったことのある山です。その時の日記はこちら


黒斑山は、先日の北横岳とともに、山と渓谷社の『ワンダーフォーゲル』という雑誌が
雪山初心者にお薦めとしている山だったのですが、この黒斑山については
『そろそろ人生折り返し地点のややくたびれた中年登山者にこそふさわしい』
との記述がありまして、これは行かねばイカンでしょうと(笑)

 

ということで、午前6時半に出発。

写真は上信越道から見える浅間山(右)と、左側の山は黒斑山じゃないかと思うんだけど、
違ったらゴメンナサイ。

 

そんでもって、黒斑山の上部右側にポチッと突き出ているのがトーミの頭じゃないかなと、、
違ったら益々ゴメンナサイ(汗)

 

現地にはチェーン装着時間を加味しても9時半には到着するだろうと考えていたのですが、
今回もまた事故渋滞があり、

高峰高原ビジターセンター到着は、予定より大幅に遅れ、午前10時20分(汗)

 

トイレ@100円(任意)を済ませ、

昨日買ったばかりの10本爪アイゼンなど装備を整え、10時40分に出発です。

 

北横岳はチェーンスパイクを使い、本格的なアイゼンは今回が初めてですが、
ほとんど違和感無く、しっかり雪に食い込んでくれて上りも下りも不安なく歩けました。

優れものだわねぇ。

 

コースは前回と同じく、往きは表、帰りは中コース。

 

ダンナはアイゼン無しでどの程度歩けるものか試したいとのことで
シェルターまで何も着けず。
危ないからやめときなよって言ったんですけどね(汗)

 

お天気は上々で、振り返ると小さいけど富士山♪

 

ズーム↓

裾野の右手前は瑞牆(みずがき)山、かな。
大ヤスリ岩が見えるような気がする。
そうすると左が金峰山?五丈岩がこれまた見える気がする(笑)

 

もう少し登って、

篭の登山の右奥にどっしりと構えるのは四阿山(あづまやさん)という山らしいです。

 

視線を左にずらすと、

遠くに北アルプスがお目見え。


ズーム↓

穂高連峰、ですよね?(誰に訊いてるw)

 

更に左へ。

 

こちらは八ヶ岳。八ヶ岳は分かりやすくて有り難い(笑)
山塊の一番右が蓼科山、その左が先日登った北横岳と思われます。

 

10時40分出発だからトレース(踏み跡)もバッチリ(笑)
後ろから来る人はなく、行き逢う人もごく僅か。
すこぶるマイペースで登ります(嬉)

 

それでもそこそこ息があがるという時、

疲れも吹っ飛ぶ浅間山のチラ見せ(笑) 

縦縞だ~~~♪

 

後ろには、あれは妙高あたりになるのかな(自信なし)

 

槍ヶ鞘のシェルター到着。

 

ここでダンナは予定通りアイゼン装着。

 

その間に私は糖分補給。
いわゆる行動食というもの、数少ない登山経験ではありますが、私は羊羹に決めてます。
食べると即座にエネルギーに変わる、気がします(笑)

ちなみに水分は冬山ではハイドレーションだと凍るという話しなので
サーモスのボトルにアクエリアスをホットにして入れてます。
アクエリアスホット、結構イケますぜ(笑)

そういえば、サーモスのことを山に登る人は何故か皆テルモスって言うんだけど、
あれはなんでだろう。


というどうでもいいことは置いといて、


シェルターまで来ると、赤ゾレまでもう少し。
1度でも登ったことがあると先が読めて楽なものなんですね。

 

赤ゾレの頭到着。

凱風快晴ならぬ無風快晴!

 

綺麗だぁ~~~~~~。

こういう景色が見えるだろうと予想してても、やっぱ感動してしまう。

晩秋の景色も良かったし、白と黒と青のこの風景もホントに素晴らしい。


で、

前回、右側の剣が峰が入らなかったのが悔しくて、
その後買い込んだ超広角レンズ(10~24mm)で撮った写真がこちら↓


浅間の左にトーミの頭、右に剣が峰、両方入りました~~(笑)

絵的にはちょっと散漫な気もするけど、気持ちいいからOK(笑)

買って良かったわ(自己満足)

 

ここまで1時間40分近くかかっちゃったけど、前回ほどヘロヘロにはならず、
マイペースで登れたせいか、初雪山の北横岳よりずっと楽に感じました。

 

トーミの頭へ。

空の青がとっても濃いです。

 

たまに振り返ったり、下を覗き込んだりして高度感を楽しみ、

 

濃い青をバックにした木々の美しさに目を奪われながら、
キュッキュッと雪を踏みしめ、

 

トーミの頭到着。

うっほ~~

まるで、浅間山が両手を広げ迎えてくれてるようじゃないですか。


来て良かった~~。

 

 

連なる外輪山も、またなんてカッコいいんでしょ。

 

てなことで、ハイテンションポーズ(笑)

頭上に位置してるのが黒斑山頂上です。

10月末の時でも、かなり風が強く寒かったトーミの頭ですが、
この日はほぼ無風で、とても暖か。アウター無しでOKでした。

 

足元から300m下は湯の平高原。
雪を被った木々が、生クリームたっぷりケーキの上を飾るツリーみたいに見えます。

 

しばし景色を堪能し黒斑山山頂へ。

 

これシャクナゲです。閉じた傘みたい。
春になったらこの葉っぱが開くのかな。

 

前回途中まで下りていった草すべりの道は、腰までの雪を三脚を担いだ男性が
必死にラッセルしてる状態だったので今回はパス(笑)

 

午後1時過ぎ、山頂(2404m)到着。

定番ショット。

誰もいません。

 

こんな道を通って来ました。

 

しばらくいても誰も来ないので、ここでお昼。



今回はシチューをつくってきて、それを温めるだけ。
絶対美味しいはずと思ったら、火加減の調整が難しく、焦げ付いてしまいました(汗)
ドロッとしたものはイカンのですね。

でも、それでも美味しい山ごはんマジック(笑)

 

ずいぶんゆっくりしてましたが、食事休憩の間も蛇骨岳の方から来た女性3人組が
通っただけの貸切状態。

なんと贅沢な。

 

絶景に後ろ髪を引かれながら下山。

中コースはボブスレーのコースみたいになってました。
ザクザクホイホイ。
無雪の時よりずっと楽です。

 

が、ダンナは前半アイゼン無しで無理な力を使ったためか、
太ももの付け根が痛みだし遅れることしばし。
だから言ったのにな~(汗)

 

 

で、 

お宿はビジターセンターのお隣の高峰高原ホテル
外観撮り忘れました(汗)

 

お部屋は和室の8畳間。過不足ありません。

 

窓からは富士山が見えます。

お風呂は温泉大浴場。
特に凝った作りとかではないけど、美しい夕暮れの山並みを眺めながら
ゆっくり浸かる時間は至福のひとときでありました。

 

夕食はちょっと意外な洋食のコース料理。

   

これがなかなか♪
豪華な食材を使っているわけじゃないけど、ひとつひとつが
きちんと真面目に美味しかったです。

担当してくれた女性スタッフの応対もとても気持ち良くて、
ダンナとともに、つい上高地のあのホテルの女性スタッフと比べてしまいましたぜ(汗)

 

夜は満天の星に恵まれ、念願の星空撮影。

これが想像以上に難しい(汗)

 

最初は外で撮ってたんだけど上手くいかず、部屋の窓から何枚か撮って、

そのうち一番まともなのがこちら↓

 

う~~~~ん、、


次頑張るわ(笑)

 

 

明けて翌日は12月31日。

こちらは朝焼け。まぁ良し(笑)

 

朝食は、『ザ・旅館の朝食』というもの。
潔ささえ感じます(笑)

 

 

ラウンジでサービスのコーヒーをいただいてチェックアウト。

 


今日はちょこっと雪の野山を散策。

これもお初のワカン。輪かんじきのワカンですね。

 

せっかくだから雪原をラッセルしてみました。

初ラッセル~~~~~

面白~~~い

けど、これだけですんごい疲れたので、あとは他のラッセル跡を行きました(笑)

降雪後の登山道をラッセルしてくれる人は神様だと思いましたです。
いや、ホントに。


 

 

森の中に入ると、動物の足跡があっちこっちに。

動物たちが歩いてる姿を想像するのがやたら楽しいです。

 

これは野ウサギ。

 

これは、、カモシカ?よく分からず(汗)

 

4本指で全体が20センチ以上あって、欽ちゃん走りみたいな斜め歩きのこれ、
なんでしょ?クマ?分かりませ~ん(汗)

要勉強ですな。

 

チラチラと雪が舞うと、雪の結晶がいつまでも融けず、カメラカバーが天然の雪柄に♪

蛇足ですが、ニット帽のカメラカバーはお役御免で市販品を買いました。
これ安い割に使い勝手いいです。

 

山登りも楽しいけど、ただ歩くのも楽しい。

もっと散策したかったけど、ババ様のショートのお迎えがあるので
午前中で切り上げ、

小諸の懐古園入口脇のお蕎麦屋さん、草笛本店にてお昼。


 

ちょっと早めの年越し蕎麦。夜も食べるんだけどね(笑)

大盛り頼んだっけ?というくらいの大量のお蕎麦はごく普通の味だったけど
黒ごまのおはぎが絶品。

美味しかったよぉ~

 

 

ということで、

年末遊んじゃったから、年始は寝正月予定でございます(笑)

 

 

 

 

 

 

 


雪山デビュー@北横岳

2013-12-21 23:26:27 | 美味しい話とか旅の話とか

 

本日は初めての雪山登山を体験しに八ヶ岳の北横岳へ。

北横岳は雪崩や滑落の心配が少ないため、
雪山入門に最適な山なのだそうです。

ちなみに、同行のダンナは、昔々ピッケルワークの訓練も受け、
何度か雪山に登ったとのことですが、なにぶん学生時代の話しですから、
ドの付く初心者の私に毛が生えた程度というところでしょうか。

 

で、

出発は予定よりちょっと遅くなり午前6時半。

そして、中央自動車道の事故渋滞により、更に遅くなるという(汗)

 

でも、高速から見える八ヶ岳は惚れ惚れするくらい綺麗。
北横岳は八ヶ岳の北に位置しているので、写真の山塊の向こうに
隠れていると思われます。

 

諏訪インターで下り、上手くすればロープウエイ駅までチェーン無しで行けるかな、
なんて思ったら、昨日まで結構降ったようで、ほどなくチェーン装着。
年に数回スキーに行ってた頃はスタッドレスをはいていたのですが、
今は数年に1回行く程度だし、予算もないし(汗)で、
面倒だけどチェーンです。といっても、私は傍観してるだけですけど(笑)

 

行く道は樹氷の木々で覆われ、ちょっとメルヘンチック。

 

しおれかけたナナカマドの実も雪化粧で若返り(笑)

 

 

登山の起点となるピラタス蓼科スノーリゾートのロープウエイ山麓駅に
到着したのは10時半。第一駐車場はほぼ満杯でした。
完全出遅れですわ(汗)

 

11時発のロープウエイで山頂駅へ。

ゴンドラ車内から。
右上のガスってるあたりが北横岳山頂(だと思います)

 

山頂駅は11時過ぎという時間もあってか登山客はほとんどおらず、皆スキー場へ。

 

トイレを済ませ簡易アイゼン(チェーンスパイク)を装着し、
坪庭探勝路経由で北横岳へ向かいます。

曇り予報でしたが、歩き出す頃にはガスが切れ始め、青空が見えてきました(嬉)

坪庭は4度目(3度目は昨秋)で、北横岳への登山は高校の林間学校の時と、
息子がまだ小学校低学年だった15年くらい前の2度のみ。

もちろん冬季は初めて。

 

これが冬の坪庭なんですね。

 
風もなく聞こえるのは雪を踏む微かな音だけ。

 

では、静寂の風景を何枚か。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この時の淡~い淡~い水色の空と雪がつくり出す白の世界は例えようもないほど美しいものでした。

※当初もっと暗い写真だったんですけど、明るく調整してみました。便利だわね~(笑)


 

んで、

これ、マーライオンそっくりじゃありません?

 

ね?ね?(笑)


ちなみに、こういう着氷着雪の形状を『エビの尻尾』と呼ぶそうです。

 

 

坪庭を15分ほど歩いて登山道に入り、北横岳に向かいます。

 

橋を渡って樹林帯へ。

この時の風景がですね、なんていうか、ちょっと現実離れしてて、
まるで、おとぎ話の世界に迷い込むような感じでした。

 

 

樹林帯はずっとこんな感じ。
雪が融け始めたときは頭上注意のスリル満点な道になりそう(汗)

 

 

上を見れば、口がポッカ~ンとなるような美しい景色。

 

 

 

下にも可愛い光景が。

なかなか前に進みません(笑)

 

 

それにしても、本当に見るもの全てが綺麗すぎて現実感無し。


ダンナをそこに置いても現実離れ感はぬぐえず(笑)

 

寒さに関しては、零下20度も覚悟してたんですが、
お昼前後は零下5度で暖かだったらしく、歩きだすとすぐ汗ばむほどで、
途中レイヤーを一枚脱ぎ、ネックウォーマーも外し、ニット帽も脱ぎ、、
でも、汗で濡れた髪の毛がパリンパリンになってきたのでニット帽はまた被り(笑)

暖かいといっても氷点下ですもんね。

 

 

山頂駅から1時間20分をかけて北横岳ヒュッテ到着。

ここもメルヘ~~ンな風景♪
煙突から昇る煙がなんともいいカンジです。

ヒュッテのテーブルでお昼にしたかったけど、
天気のいいうちに山頂へ行こうということで歩みを進め、

ヒュッテから30分ほどかかって、

南峰の山頂にと~~ちゃ~~~~く!!!   

スタンプふっか~~つ(笑)

そんでもって、ヘロヘロで~~す(笑)

ヤマレコとか読むと、この北横岳は「雪山散歩♪」みたいな軽い感じで皆書かれているんですが、
例によって私には結構きつかったです(汗)

特にこの南峰手前の急登はしんどくて、途中吐きそうになりました(大汗)

私の場合、持久力が無いのはもちろんですが、雪山は踏み跡(トレース)を歩いていくため、
ジグザクの楽な登り方が出来ず、また、狭い道幅ゆえ交互通行が多くなり、
その際、離れたところで待たれるとどうしても急いでしまい自分のペースが乱れる
というのが原因ではないかと。

何にせよ、入門レベルの山でヘロヘロになる自分が情けない(泣)


そんな状態でも行き逢う人の足元って意外と目に入るもので、
装備はアイゼンおよび軽アイゼンが一番多く、スノーシューのパーティーがひと組と、
ワカンの人が数名、さすがにツボ足(靴のみ・踏み込んだ形状が壺のようだから)は
いなかったと思います。

靴は殆どの人が冬山用の靴でしたが、スキー靴の人が何人かいたのと、
ボッカのおじいさんが長靴だったのはビックリ。プロはひと味違いますな(笑)


 

こちらは金峰山方面でしょうか。
南峰からの眺めは雲がかかって今ひとつでしたが、今回はこの贅沢な樹氷だけで充分。

 

北横岳は南峰(2471m)と北峰(2480m)、2つのピークがあって、
南峰から北峰までは5分とかからない距離。

この間が森林限界を超えるようで、風が強く寒かったです(写真を撮る余裕なし)

 

北峰山頂にて。眺望まるで無し(笑)

ダンナに「そのポーズは何?」と訊くと、「エビの尻尾を表現してみた」とのこと。

「ふう~ん」(笑)

手に持っているのは写真撮影の時だけ外すマスク。
寒いとやたら鼻水が出るのだそうで、だったらネックウォーマーで覆えば良さそうなものを
「マスクがベスト」と頑なに拒否。
マスクして登る人って珍しいと思うわ(笑)

 

極寒の芸術作品。

 

これで眺望があったらさぞや。
またいつか来てみよう。

 

この先の双子池の雪原も見てみたかったけど、雲行きが怪しくなってきたし
お腹も空いてたので、Uターン。

 

 

ヒュッテに着いた時は雪。

 

予定通り、ここでランチ決行(笑)

 

雪の降る中食べたのは2パック398円のおでん。

激旨!

本当に涙が出るほど美味しかった!

 

 

ホカホカになったところで下山開始。
(カメラはリュックにしまったので写真無し)

 

モフモフの道をパホパホと駆け下ります。

めっちゃ楽しい(笑)

 

でも坪庭に着く頃にはトレースの上に新雪が降り積もり、
杭をしっかり見てないとコースを外しそうな状態(汗)

ちょっと怖かったです。

 

ロープウエイの駅が見えたときは、本気でホッとしました(スマホ撮影)

 

 

美しい風景を眺め、雪道の登りのしんどさを実感し、
めまぐるしく変わる空模様を目の当たりにして、その怖さも少し覚えることが
出来た初めての雪山行。

北横岳に感謝です。

 

 

あ、ニット帽のカメラカバーは、出し入れする時間がもどかしく、
ほとんど使いませんでした(笑)

 

 

 

 

 

 

 


銀世界へ

2013-12-20 18:39:06 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

ポチポチと揃えてきた冬山装備、

明日はいよいよ雪山デビューをする予定です。

 

場所は八ヶ岳の北横岳。

零下20度になることもあるという雪山での心配事は多々ありますが、

生死に関わらないところでは、カメラのバッテリーの消耗。

ということで、はお古のニット帽でつくったカメラカバー。と言ってもゴムを通しただけですけど(笑)

中にホッカイロを貼れば少しは効果があるんじゃないかと期待していますが
どんなもんでしょうね。

 

 

そして、天気はあいにくの曇り予報。

荒れてるようだったら潔くUターンするつもりです(汗)

 

 

 

 

 

 

 

 


アルプス気分@大菩薩峠

2013-11-19 23:22:14 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 


本日は、またまたお山。大菩薩峠へ行ってまいりました。

本当は雪景色の千畳敷カールに行くつもりだったんだけど、
駒ヶ根方面は天気がよろしくないようで、近場の山梨県は甲州市に位置する
大菩薩峠および大菩薩嶺に変更となり、

家を午前5時半に出発して、勝沼インターから411号線を走り、
駐車場のある上日川峠に到着したのは午前7時半。
2時間で来れるのは嬉しいです。

 

支度をしてトイレを済ませ、午前8時過ぎ、ロッヂ長兵衛の脇にある山道を歩き出します。

 

途中まで車道も走ってますが、せっかくなので登山道を行きます。

 

こちらは長兵衛から30分程の福ちゃん荘。
山ガール御用達雑誌の『ランドネ』に取材されたことが掲示されていました。
今度本屋さんで見てみよう(←買わないのか)

 

福ちゃん荘から10分のところにある富士見山荘。
この日は無人のよう。

 

 

富士山が正面に見える背の高いブランコ有り。
乗ろうかと思ったけど、片方が壊れていたので止めときました。
展望台も崩壊していて、ちょっと危険かも(汗)

この時の富士山は半分雲に隠れている状態。
雲がどいてくれることを願いながら先を行きます。

 

登山道は数日前に降った雪がところどころ残り、初冬の装いとなっていました。

大菩薩峠までは、なだらかで歩きやすい道がつづきます。

 



花も実も無く地味な季節ではありますが、それを補うかのように、
霧氷を纏った葉っぱたちが目を楽しませてくれます。

 

笹の斜面下から尾根道がよく見えてくると峠まであと少し。

空が青い(嬉)

 

9時20分。大菩薩峠にある介山荘に到着。
介山荘オリジナルの瓦煎餅がお土産に良さ気で、帰りに買うつもりでいたら
復路は違うコースで買えず(汗)

 

お約束の標識写真。
登ってきた人は必ずここを写真に撮るのに、リュックを置いて散策をする人あり(汗)
いるんですよね、ベストポイントで何故弁当を広げる?みたいな人(←たいてい年配者)
年をとると気配りが利かなくなるのかな~。反面教師だわね。

この後、ご当人に撮影を頼まれ、適当に撮ればいいものを、
構図を変え、しっかり何枚も撮ってしまう自分が悔しい(笑)


 

 

登山口からたった1時間20分でこの稜線の景色というのは、申し訳ないくらいの有り難さ(笑)

 

 

岩場から介山荘を振り返ったところ。
まるでアルプスみたいな尾根道の眺めじゃありませんか(笑)



せっかくだから新しいレンズの最大ワイド側(10mm)で。さすがに広いわ~~。
超広角って空や地面が外側に向かって勢いよく伸びていくような面白い絵になるんですね。

右端の湖は上日川ダムの大菩薩湖。 
富士山にはまだ雲がかかってます。お願いだから、どいて(笑)

 



介山荘に向かって左側の眺め。
(たぶん)大岳山や三頭山、権現山の山並みだと思います。

 



親不知ノ頭。
ここからの眺めもなかなか。でも富士山の頭は見えず。

 

 

賽の河原の斜面には雪が結構残ってまして、軽アイゼンが必要な程では無かったですが、
試し履きをすれば良かったかなと。

稜線に出てからは風が強く、寒さが半端無かったです。
ニット帽の上からフードを被り、ネックウォーマーで顔の下半分を覆っても
顔が凍り付いてしまいそうなくらい。
グローブもスキー用のを持ってくれば良かったな、と後悔。

冬山の厳しさが少し垣間見れた気がしました。

 

可愛らしい丸太の避難小屋。
冬期はこの小屋でホッとひと息ということなんでしょうね。

 

青空に映える赤い実はナナカマドかな。ずいぶん小さいけど。

 

 

雷岩と呼ばれる岩の小山があるあたりから。ズォーーーンと富士山から南アルプスまで入れて。

いいじゃん、超広角(←自己満)

 

眼下に見えるのは甲府盆地。こうして見ると本当に盆地なんだなぁと実感。

 

富士山は、もう少しで雲が切れそう。頑張れっ(笑)

 

あとひと息。ファイト!(笑)←しつこい

 

雷岩から10分もかからないところにあるピークの大菩薩嶺(2057m)は
樹木に囲まれ展望まるで無し。残雪も多し。
なので、写真だけ撮って雷岩へ戻ります。
写真は、いつものブタとかサルのスタンプがAdobe Flashの不調で使えなくなり、そのままで(汗)
(サングラス無しの私の顔は迷惑になるので晒せません)

 

で、雷岩に戻ってきたら、、

雲がとれてました~~~~♪

 

でも、、

確かに雲がない富士山は美しいけど、ちょっとかかってたほうが味わいがあって好きかもゞ( ̄∇ ̄;)


 

 

富士山を眺めながら、お昼。

ここで食べれば何だって美味しいやね(笑)

 

心と胃袋を満たして下山開始。

 

途中の景色がまた素晴らしい。今回、ここからの富士山が一番好きです。

これで少し雲がかかってれば尚良し(x_x) ☆\(^^;) ぽかっ

 

濃すぎるほどの空の青に白樺の幹が眩しい。

 

復路は葉の落ちた明るい落葉松林の唐松尾根を行きます。

ところどころ急坂有りで、登りだと結構辛いだろうなという気がしました。

 

東京から近くて、楽で、手軽にアルプス気分が味わえる大菩薩峠は
初心者に優しい素敵なお山でございました。


 

で、

出発地点に戻って、ロッヂ長兵衛でひと休み。

 

 

お茶をするつもりが、つい頼んじゃった、きのこ汁ときのこうどん。
きのこうどんのちょっと甘めの汁が胃に染み渡ります。美味しかった~。

 

ロッヂの中にはこんな素敵な暖炉がありました。
暖炉の炎って身体の芯まで温かくしてくれる気がしますわ。

しばし身体を温め、お店で売られていた林檎を買って帰路へ。

 

冬間近となった落葉松林の繊細な美しさにみとれます。

 

綺麗だわ~。
昔はこういう枯れゆく風景を見てもなんとも思わなかったのに。
無意識に自分の姿と重ね合わせてるんでしょうかね。

 

 

 

途中、笛吹川フルーツ公園の近くにあるほったらかし温泉に立ち寄り(@700円)

 

ここには開業当初(14年前)と内湯が新設された時(10年前ぐらい?)の2度訪れたことが
ありますが、今回久しぶりに来てみたら、敷地内に休憩所や軽食コーナーがつくられ、
大型の観光バスも乗り付けていて驚きました。

いつのまにか凄いメジャーな施設になってたんですね。


ほったらかし温泉のお湯自体は無色透明、循環されているようで、
どうということは無いのですが、眺めがね、これがいいんですわ。

これは温泉棟の脇から見た景色。
こんな風に富士山が山の向こうに聳え立ち、眼下には甲府盆地が広がっているのが
湯舟から見えるんです。

ババ様はショートに入ったので帰る時間を気にせず、富士山を眺めなら
の~んびりと湯に浸かり、そして明日もお休みという、

これ以上の幸せは、吉井さんのライヴくらいしか思い浮かびません(笑)

 

こちらの写真は帰りの高速道路でとったもの。

満月が異様なくらい大きく見えて、おもわずシャッターを押してみたら、
ブレてるけどクレーターまでしっかり写ってて、あらビックリ(笑)

オレンジ色で本当に大きくて、ちょっと見たことの無いようなお月様でした。

 

 

お土産はフルーツあれこれ。
甲州葡萄(2房で300円)、王林(5個で300円)、百目柿(2個で150円)、締めて750円也。

さすがフルーツ王国の山梨県♪

 

冬が来る前に、もう一度くらい山に行きたいよ~~。

 

 

 

 

 


またまた絶景@瑞牆山

2013-11-08 23:30:45 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

 

本日は山梨県は北杜市の瑞牆(みずがき)山へ行ってまいりました。

最近、山ガールならぬ山オバサンになりかけてる私です(笑)

 

これは去年の写真


通仙峡の帰りに寄った、みずがき山自然公園近くから見た瑞牆山の山容です。
去年はここに登るなんて思ってもいませんでした(笑)

 

家を午前5時少し前に出発して、

瑞牆山荘奥の無料駐車場に到着したのは7時20分。
先日の3連休は6時半で駐車場が満杯だったというのが嘘のようです。


駐車場は黄金色に輝く落葉松がとっても綺麗。

空もピーカン。
登山初心者には何よりの強い味方です。

 

8時すぎ、瑞牆山荘前から登山道に入ります。

ダラダラの登りをダラダラ歩きます(笑)

樹林帯の単調な登りは苦手です。
っていうか、登りは基本苦手です(汗)←山に登る資格なしw

30分歩いたあたりにベンチがあり、そこで小休憩。

木々の間から瑞牆山が見えます。
てっぺんに見える岩の奥が山頂です。

 

登山口から約50分で富士見平小屋に到着。
手前には水場もありました。

ここまでで結構ヘロヘロの私。
「10kg痩せたらどんなに楽か」という妄想がまた頭をよぎります(笑)

小屋ではトイレを拝借(@100円・紙無し)


その後、しばらく下りになり(もったいね~)、天鳥川の沢に出ます。

小屋から沢まで30分くらい。


ここから先はずっと登り。

 

 

これは桃太郎岩と呼ばれている巨岩。




どんだけ巨岩かというと、

こ~~~んな(笑)

桃太郎岩があるというのをコースガイドなどで知ってはいたんですが、
往きは巨大過ぎて気付かず(笑)、写真は帰りに撮ったものです。

支えの枝は転がり出さないようにというおまじないだと思われ(笑)

 

 

桃太郎岩を過ぎてからの登山道は、巨岩や倒木がゴロゴロして急登もありの
天然フィールドアスレチック状態。

ストックをしまい、短い手足を駆使してヨジヨジと登っていきます。

たまにロープもあるんですが、結構年季が入っていて、ブチッといかないか
ちょっと不安だったり(笑)

でも、すんごい楽しい♪

 

少し開けたところから、こんなに美しい富士山が見えたし。

 

チビで良かったと思える数少ないアイテムもあるし(笑)

 

 

見上げると、ドーンと大ヤスリ岩。迫力です。

ここを登攀するクライマーさんもいるらしいのですが、今日はお目にかかれず、残念。

 

大ヤスリ岩を巻くように岩の右側を登り、
 

大ヤスリ岩とほぼ同じ高さのところで小休止。
ずいぶん登ってきたんだな~という眺めです。
墓標みたいな岩は小ヤスリ岩というそうな。

ここから頂上まであと少し。

 

このあたり日陰になっていて、つららがお目見え。

最後のロープで登るところは岩が凍っていてツルっツル。
右に振られ、左に振られ、この時は本気でビビリましたです(汗)

 

 

で、

山頂到着♪ 標高2230m。

登山口から約3時間。
標準コースタイムは2時間50分とのことなので、私にしてはなかなかじゃないですか(笑)
でも春とか夏は花の写真を撮りまくるので、これより1時間遅くなるかと思われます(汗)

この時山頂にいたのは、おじさん1人。平日万歳♪

 

晴天に恵まれたこともあり、山頂からの眺めは素晴らしいのひと言。

 

秋色の絨毯の向こう、ほぼ真南に富士さ~~~ん。

ちょっと距離をおいた右のお山は毛無山。


富士山をズーム。

なんて綺麗な姿をしてるんでしょうね。

 

反時計回りに、

東に位置するのは金峰山。
右上、プッチンプリンの爪みたいなのは金峰山のシンボルの五丈岩。

 

ここから北は木々で見えず(笑)


山頂を反対側に移動して、

北の方角。
右上あたりに浅間山があるらしいのですが、よく分からず(汗)←勉強不足ですんません。
左上、八ヶ岳の裾野の向こうはたぶん北アルプス白馬あたり、かな。

 

西北西に八ヶ岳の峰々。まぁよくクッキリと見えること(嬉)
その左奥にはうっすらと中央アルプス。

遠くの山も素晴らしいけど、手前の岩って積み木を積んだみたいじゃないですか?
これ、どういう成り立ち方をしたんでしょうか。不思議だわ。

 

 

上方、西南の方向に南アルプス。一番高い山が北岳。

手前は大小のヤスリ岩。

 

南アルプスのアップ。左から(たぶん)間の岳、北岳、仙丈ヶ岳。下は韮崎市街。
ここから北岳までは40kmだそうです。といってもピンと来ない(汗)

 

撮っている足元は断崖絶壁(汗)

 

立つのは怖いけど、座るのは平気。気持ちいいよ~~~ん♪↑良い子は真似しないでね

 

 

(写ってないけど)富士山の方角で、ダンナが「その岩の上、何かあるよ」というので、ズーム。



電話の子機みたいな、、トランシーバー?
岩登りの人の忘れ物ですかね。

 

しばし展望を楽しんで、

 

この場所でお昼。この頃には山頂は賑やかになってました。

近くの男性グループの人がビールを飲み始め、「一杯やりませんか」と
声を掛けてくれたんだけど、「下戸なのですみませ~ん」と遠慮。
ダンナは呑めるけど、ふらついたら危ないので(汗)

でも嬉しいです、こういうの。
山に登ると知らない者同士がごく自然に会話できちゃうのが不思議。
一種の連帯感なのかな。

お昼は前回の黒斑山で味をしめた、おにぎりINカップスープ。
お隣のグループのカップラーメンも美味しそうだった~(笑)

お昼後、またしばらく風景を楽しみ、後ろ髪を引かれつつ下山。

山頂にいた時間は1時間20分。長居してますな(笑)

 

 

往きと同じく、また富士見平小屋でトイレを借り、

富士山ビューポイントのテーブルでちょっと休憩。
写真はとんじゃってるけど、富士見平というだけあって、
ちゃんと富士山が見えました。

 

晩秋を感じさせる山道は、静かで、ところどころの日だまりが暖かく、
たまに立ち止まってはその心地よさを満喫。

でも、落ち葉のフカフカは、そのままズボッといったり、すぐ下が石だったり、
コースも分かりづらくなったりで結構デンジャラスでもあり。

 

 

午後3時少し前、登山口に到着。


瑞牆山は、アスレチック山道と見事な展望で、童心にかえって楽しめる山でございました。

 

 

戻ってきた駐車場の風景は雲が加わって更に綺麗。

 

帰り道、この景色に思わず車を駐め、眺めることしばし。

 

なんてことやってたら、知らぬうちに汗をかいたカラダが冷えてしまったようで、
ゾクゾク、ブルブル。


こ、これはイカンとすぐ先にある増富ラジウム温泉へ急ぎ、

 

お湯に浸かったら、スッゲーぬるい(汗)

いくつかあるお湯の中で一番熱いのが37度。ほとんど体温じゃん(汗)
なので、なかなかカラダは温まらず、これはますますヤバイ(汗)

温泉じゃなくて『活性水風呂』というのもあったんだけど、水風呂なんて問題外。

そしたら出際にそれは水風呂じゃなくて活性水のお風呂だと気付き、
よく見れば湯温41度の表示もありまして、やっとこ温まることが出来ました。
日本語は難しいぜ(←笑)

温泉自体は茶色の魅力的なお湯だったんですけどね(汗)

 

ということで、

最後の一枚は温泉の近くの風景。

午後の柔らかい光に照らされて、とてもあたたかそうでした。

 

 

 

 

 

 

 

 


絶景@黒斑山

2013-10-29 23:20:18 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

本日は日帰りで山登り。

登ったのは群馬県と長野県の境に位置する浅間山、

が見渡せる黒斑(くろふ)山です(笑)

 


黒斑山は浅間の真西なので、朝は浅間が陰になってしまうため
出発は遅めの午前6時。


上信越の小諸インターを降りて軽井沢方面に向かい、北上。

 

行く路の風景は少し秋色といった感じ。

 

鮮やかな楓は菱野温泉のあたり。

 

 

高度を上げると落葉松(からまつ)の黄葉が見頃になってました。

 

落葉松の斜面、とってもキレイです。

 

8時20分 黒坂峠到着。
車は高峰高原ビジターセンターに駐車。
若者グループが準備運動ののち記念写真を撮ってました。なんか可愛い。
若いと何やっても可愛いのよね(笑)


お天気はこの時点で薄曇り。
午前9時から12時までは晴れという予報が当たることを期待して出発。

 

登山口。
コースは表、中、裏の3コースがありまして、往きは展望が良いという表コースを歩きます。

 

石の間を埋めるように積もっているのは落葉松の葉っぱ。
フカフカで気持ちいいです。

 

シラタマの木の実がたくさん。
この実が生っているところは微かにハッカの香りがします。
色もハッカっぽいですね。

 

マイヅルソウの実。
秋の山道ではお馴染みになりました。

 

黄葉がキレイです。小さめの松ぼっくりも可愛い。

青空も見えてきました(嬉)

 

 

後ろを振り返ると、山肌にはアサマ2000スキー場、その奥に東篭ノ登山、右は水ノ塔山、
遠くにうっすら北アルプスが見えます。

 

ズーム

左から(たぶん)爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳。
違ってたらゴメンナサイ(汗)

 

これ、ちょっと熊に見えません?名付けて『みどりだモン』(笑)

 

初めて使ってみたハイドレーションは、歩みを止めることなくスムーズに給水できて、
かなりの優れもの。

でも、そのため小休憩なしの登りとなり、これが私には結構キツイ(汗)

 

そんな時、



斜面の向こうに浅間山が見え、「おおっ浅間だーーー!」

浅間は雲に隠れちゃってるかもと思ってたので、見えたときはめっちゃ嬉しかった~。

俄然、足取りが軽くなります(笑)

 

こちらは槍ヶ鞘のシェルター。
浅間山は活火山ですもんね。
シェルターが必要になったら怖いだろうな~。


登山道は中盤以降、霜が融けてぬかるんでいるところが多かったです。

 

シェルターから少し行くと、急に視界が開け、

 

浅間山がズォーーーーーーーーーン!

『赤ゾレの頭』到着です!


いやぁ、なんていうんでしょうか、この景色は。


見た瞬間鳥肌が立ちました。

 

 

少し右に視点をずらすと

 

こんな感じ。

浅間山の威容と広がり、荒々しさが半端無い。

ホントにもう、写真で表現できないのが悔しい!

超広角レンズが欲しい!←そういう問題じゃないと思うw

 


移動するのがもったいないように感じて、
登ってきた人達の歓声を聞きながら、この場所には20分くらいいたでしょうか。

 

※正面に見えるのは、正確には前掛山なんですけど、
 浅間山の一部という捉え方で、浅間山と書かせてもらいます。

 

 

左の登山道を上りきったところが『トーミの頭』

トーミというのは遠見から来てるんでしょうかね。
ちょっと『トーマの心臓』っぽいと思ったのは私だけ、だろうな(汗)

先の赤ゾレは、ゾレは崩壊地用語の1つで、赤っぽく崩壊した土地、
ということかと思われます。

 

トーミの頭までは、上を見れば立木と青空のコントラストがとても綺麗で、

 

下を覗き込めば、日だまりの落葉松林が溜息が出るほど美しい。

 

トーミの頭到着。

この時、浅間山はガスで覆われてしまいましたが、足元から300m下に広がる湯の平高原が、
これまた素晴らしい眺め。

落葉松の黄葉が最盛期の時は、金色と緑のさぞや美しい光景を見せてくれるんでしょうね。

左に連なるのは外輪山の蛇骨岳、仙人岳、鋸岳。
この黒斑山は外輪山の最高峰(2404m)になります。

 

大好物のスポットライト。たまらんです(笑)

 

ガスがかかる風景もまた綺麗だわ~。

 

 

黒斑山山頂に行く前に、湯の平へ繋がる草すべりの道を下ります。

 

草すべりの途中から。
ちょっと下から見上げる浅間はますます雄大で本当に素晴らしい。

この草すべりからの風景は山渓に出ていたものでして、
記事ではもっと下からの、それはそれは美しい写真が出ていたんですが、
登りを考えてここまでにした軟弱ものです(汗)


ちなみに、ワタクシ今日は山スカート風なものを穿きまして、
ちょっと山ガール気分でいたのですが、ダンナはその山スカートを見て、
「丁稚小僧の前掛けみたいだ」なんて言いやがりました(怒)


しっかし、山で行き会う女性って(男性もだけど)、みんなお肉がついてないんですよね。
私みたいなズングリ体型は滅多にいません。

20年前の体重(今より10kg少)に戻れたら、登りもずいぶん楽になるだろうな~
と虚しい妄想をしたりして。


 

 

これはノコンギクの綿毛、かな。まん丸で可愛いの。

 

 

お昼は山頂の少し手前で。

結構な寒さの中で食べたのは、辛いスープにおにぎり投入というお手軽ランチ。
これがやたら美味しかったです。

コーヒーも飲みたかったけど、ハイドレーションで調子こいて水分をとりすぎ、
トイレがやばそうだったので断念。
この時季は汗もかかないですしね、次回は水分控えめにしようと思いましたです(汗)

 

お昼を食べた場所では、

クロマメの木と、

 

コケモモ、どちらも実がた~くさん生っていました。
ガスが出て展望は良くなかったですが、こんな可愛い実を眺めながらのお山ランチ、
最高ッス♪

 

 

しばしの休憩後、山頂へ。

浅間山もガスで覆われていたし、人もたくさんいたので、

 

色づいたクロマメの木越しに湯の平を眺めただけで、下山。

 
復路は、トーミの頭と赤ゾレの頭の中間地点から分岐している中コースを歩きました。

 

中コースは、途中、平たく割れた石が浮き石になっている箇所も有りもありましたが
全般になだらかで、歩きやすかったです。

 

あまり良くないと言われる景色も、

 

 

こんなカンジでなかなかgoodです。

ただ、あの赤ゾレの頭の感動が味わえないので、往きはやっぱり表コースかなと。

 

本当にあの景色は感動的でした。

結構長く生きてるけど、感動しちゃう風景がまだまだあるもんなんだなって
嬉しくなりましたわ。


 

 

帰り道、往きに見かけた菱野温泉の常盤館という旅館で日帰り入浴@1,000円

 

なんと、敷地内に私設登山電車有り。
これに乗って展望露天風呂に行くんです。凄くないですか?
最初1,000円はちょっと高くない?と思ったけど納得(笑)

乗車時間1分半の登山電車旅。あっという間だけど楽しいです(笑)

 

こちらが展望露天風呂の『雲の助』

天気が良ければ八ヶ岳の山並みが見渡せるそうです。


ぬるめのお湯が歩き疲れたカラダに心地よかった~。

 

 

湯上がりにジュース@300円


なんてことないジュースが、何故こんなに美味しいか(笑)

 


いい1日でありました。