***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

1泊2日@穂高&上高地

2013-10-19 12:18:43 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

 

結婚25周年を祝った1泊旅行。

 

1日目の10月18日(金)は、ちょっと登山気分で
北アルプス西穂高の手前まで行ってみることにしました。

午前3時に家を出発して、岐阜県は奥飛騨温泉郷に位置する
新穂高ロープウエイのしらかば平駅に到着したのは午後6時50分。

 

しらかば平駅は第2ロープウエイの始発駅。
第1ロープウエイの新穂高温泉駅から乗る人はここで乗り換えになります。

 

始発は8時45分なので、しばし待機。

8時過ぎに窓口が開いて、ここで駐車券@500円と往復の搭乗券@2,700円を購入。
その際、荷物の重量チェックがあり、8kg以上は追加料金が必要になりますが、
ダンナのリュックは7、9kgでギリギリセーフ(汗)
本格的に登るわけでもなく不要な荷物は車に置いてきたはずなのに、
8kg弱っていったい何を持ってきたんだ?(笑)

で、先日の栂池のロープウエイは乗り込みが遅くなり、車内からの眺めが
悪かったので、今回は早くから並び前から5人目。いい場所確保オッケー♪

混雑のため予定より早く始発が出ることになり、そのアナウンスが場内に流れます。
が、その時ダンナはトイレ(汗)
すぐ戻るかと思いきや、改札が開いても戻らず、
結局ロープウエイに乗り込んだのは最後の方となりまして、

私はブンムクレです。


 

ちなみに、第2ロープウエイは珍しい2階建てです(写真は戻ってから撮ったもの)

 

ふくれっ面のまま、車内から撮ったのはこんな景色。
もっと全体を見渡したかったけど、人の隙間からしか見えず。

ブリブリーーーっ

 

終点の西穂高口に到着して、ダンダンダンと階段を上がり(←怒り入ってますw)展望台へ。

 

おお、素晴らしいじゃないですか!

360度の大パノラマ!

気持ちエエ~~~~~

 

昇ってきた方向には笠ヶ岳。

 

左上は焼岳。その奥にチラッと乗鞍岳、右上の白っぽく見えるところは高山市街。

 

そしてこちらが西穂高! 独標、ピラミッドピークもよく見えます。
西穂の向こうに小~さくジャンダルムも。

一番左端にはポチッと槍ヶ岳。なんていい眺め。

 

機嫌もすっかり回復したところでw、今日の目的地、西穂丸山へ出発。
(写真右端の見切れているあたりが丸山です)

 

登山道はところどころ昨日降った雪が残っていたり、氷柱が下がっていたりでしたが
寒さは感じず。

というのも、最初のうちは下りが多く、その分あとが登りの連続。
ずっと樹林帯で風も通らず、パーカーを脱ぎ、それでも汗をかいてしまうほどでありました。

ツルリンドウの実。
お初です。
地面にへばりつくような面白い生え方をしてました。

ゴゼンタチバナの実もたくさん見かけたんですが、今回は、ま、いいかと撮らず(汗)

 

こちらは千畳敷カールで名前を覚えたホシガラス。

途中何人にも抜かれ、かなりハアハア状態だった割りに
よくピントがあったなぁ、という写真(笑)

まだまだ登りに弱いですわ。
やっぱあと5kgは痩せなきゃいかんなぁと痛感しました。

 

そうこうしていると、視界が開け、西穂山荘がお目見え。

「え、もう?」という感じ。

標準コースタイムがロープウエイ駅から1時間30分となっていたので
私は2時間くらいかかるかなと予想してたんですが、実際は1時間25分。
あら嬉し(笑)

早くなったというよりも、あまり写真を撮らなかったからと思われ(笑)

 

西穂山荘。
木造りで雰囲気のいい山荘ですね。カラフルなドラム缶も絵になります。
この時、山荘には寄らず、まずは丸山へ。

 

山荘から少し登ったところ。
ゴツゴツした山は、上高地ではいつも見上げていた焼岳。焼岳の向こうは乗鞍岳。
焼岳の斜面て、あんな気持ちよさそうな姿をしてたんですね。

山荘あたりが森林限界で、そこから上はハイマツの岩稜帯になります。

ハイマツの陰で見つけた赤い実。
独特な凹凸があって紅葉しない葉っぱ。ちょっと珍しい木なのに
名前が分かりませ~ん(汗)

 

 

丸山の少し下からの眺め。
右側は焼岳の裾野と大正池、真ん中に小さく見える赤い屋根は帝国ホテルです。
その向こうにそびえる山は六百山と霞沢岳。
すぐ近くに穂高連峰があるので注目されづらいですが、この2つの山も険しくて魅力的な山容をしてますよね。

 

山荘から15分くらいで丸山到着。

バレリーナみたいに脚を高く上げたつもりが、こんだけ(爆)

向こうのお山は笠ヶ岳。

 

こっちが西穂高岳。

この丸山までは子供でもOKというコースで、一般登山者はたいていあと1時間半の独標(どっぴょう)まで
登るのだそう。

独標まで行くことも検討したんだけど、往復3時間がプラスされると
上高地に入るのが日暮れてしまうので今回は丸山までとなった次第。

 

でも未練たらしくちょっとだけ登ってみたり(笑)

 

遠くには小さく富士山が見えました。

 

ズームアップ。

こんなとこから見えちゃう富士山、本当に大きいのね~。

 

このあたり、ダケカンバも既に落葉してましたが、白い幹だけの姿も幻想的で素敵ですわ。

 

 

お昼&コーヒーは笠ヶ岳が正面に見える場所で。

笠ヶ岳の山肌には横縞が見えますが、これは火山活動で隆起したもので
世界的にも貴重な地層なのだそうです。

それにしても、お山で淹れたコーヒーはなんでこんなに美味しいんだろか。

 

帰路、西穂山荘でトイレを拝借@無料
何も飲食せずタダでトイレを使わせてもらって申し訳なく、
せめてペットボトルでもと思って、自販機を見たら、

伊右衛門が350円(汗)
そ、そりゃ、ヘリコプターで運んでくるんだろうから経費がかかるって。
と理解を示しつつ、買わずに下山ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

 

 

で、山荘からロープウエイ駅までの下りもコースタイム通りの1時間(嬉)で、

駅で山頂駅限定販売の『雲海餅』をお土産に買い(←エゴマがプチプチして美味♪)


午後2時発のロープウエイで下山。

 

下りは空いていたので、あちこちから見渡すことが出来ました。
昇りのリベンジをした気分(笑)

 

 

黄葉が見頃でしたが、日が陰っていたので鮮やかに見えず(汗)

 

こちら、いいカンジのおふたり。

私らも10年、20年経っても、こうやって同じ風景を見られたらいいな、
なんて思ったりして。

 

 

 

車で沢渡まで戻って、一番手前の茶嵐(ちゃあらし)駐車場に駐め、
15:30のバス(往復@2,000円)で上高地へ。
この時間なので車内は貸切状態。復路は満杯でしょうね。

 

帝国ホテル前でバスを降りて、帝国ホテルを横目に見て宿泊のホテルへ。

上高地の宿泊先を決めるとき、一度は泊まりたいと思っていたこの帝国ホテルと迷ったんだけど、
眺めの良さと温泉の有る無し、それとたまたま一休で割引プランが出ていたことから、
梓川を渡った先にある清水屋ホテルに決定。

 

 

こちらが上高地清水屋ホテル
上高地では2軒しかない温泉のあるホテルが、この清水屋ホテルと
お隣の上高地温泉ホテルになります。

 

部屋はプレミアムシアターツインルーム。
ちょっと仰々しい名前だけど、ワイドな窓からの眺めはまさにシアターのよう。

これは本当に素晴らしかった。



 

     

室内にはマッサージチェアありウォークインクローゼットあり、
コーヒーマシンやアロマのディフューザー等もあり、至れり尽くせり。

不満点は、姿見がないことと、洗面の鏡が低いためダンナ(身長175cm)は頭の上半分が見えず
腰をかがめて見ざるを得なかったことでしょうか。

あ、あと、シャンプー類は良いものが置いてあるだろうと期待して持って行かなかったら、
アメニティが使い切りではなく、軽くショック。
誰が使ったか分からないものを使うのは抵抗があります(汗)

この部屋の宿泊代は一休価格で1人35,000円、通常は50,000円(大汗)
何も、こういうところにエコ精神を反映させなくてもいいんじゃないって思っちゃいます。

 

お風呂は、大浴場もリニューアルしたようで、屋内、露天ともとても綺麗。
ちょっとぬるかったですが源泉かけ流しなので、これは仕方のないところ。
部屋風呂も温泉というのは嬉しかったです。

 


楽しみにしていた夕食はフレンチのコース。

 

   

  

信州牛のローストビーフがメチャクチャ美味しかったです。
もちろんおかわりしました(笑) 特注と思われる上高地の絵柄の食器も素敵です。

ただ全体的にはもうひとつ、かなと。
メインの岩魚料理は上高地らしいとは思うけど、形だけフレンチに仕立てた感じで
正直言って美味しくない。
それと添えものが無造作すぎて寂しい。ローストビーフはブロッコリとプチトマト、
デザートにはブドウ2粒とマカロンが置かれただけ、、、
ひと工夫が欲しかったなと思いましたです。
本格フレンチと銘打っていたので期待しすぎたのかも知れません(汗)

 

夜が更けて、さあ、今度こそ星空を撮るぞ、、

と思ったら曇り空で満月さえもボンヤリ(汗)

仕方ないから、ヘッドランプの試しを兼ねて外に出て、ダイニングなんか撮影したりして。


どうも私は星空と縁がないようで(汗)

でも、いいの。
私には吉井和哉というロックスターがいるから☆

なんちゃって(笑)

 


 

で、

翌日の10月19日(土)は朝食前に大正池まで行く予定なので、5時起き。

天気はあいにくの曇り空。

 

でも窓から眺める霞沢岳には雲が纏い、とても美しい姿を見せてくれました。

 

では、朝の散策へ。
気温は5度。
念のためヤッケの下にフリース2枚と薄手のタートルを重ね、
腰にカイロを貼っていたので寒さは感じず(手袋は必須です)

 

田代橋から岳沢方面を臨みます。白い建物が清水屋ホテル。

紅葉(黄葉)は見頃少し前といった感じ。
あと1週間後くらいが最盛期でしょうか。


ここから梓川沿いコースを歩きます。

これはサルオガセ、かな。
サルオガセは空気中の水蒸気を吸って育つ植物なので
霧の多い森林に多く見られるようです。

 

田代湿原。
サギスゲの草紅葉は見頃。池には氷が張っていました。

 

 

田代池。いつ来ても穏やかで美しいです。
この時6時30分。少しの間他に誰もおらず、この風景を独り占め。

誰もいないのをいいことに、

年甲斐もなくこんな写真を撮ったりして。
ま、結婚25周年ということで大目に見てくだせぇ(笑)

 

 

小さく見えるのは、恋人同士と見られる2人。
恋人か夫婦なのかって、すぐ分かりますよね~(笑)

 

 

大正池。

 

ガスがうっすら覆ってる大正池もいいもんです。

水の透明度が半端無い。

 

 

昨日上から眺めた焼岳も少し霞んでいます。

 

途中少し雨も降ってきて、それもまた風情で良し。

釜トンネルに近い方は金色になりかけの落葉松が綺麗でした。

 

 

どこから見ても、どこを見ても、本当に綺麗だわ~。

 

1時間近く大正池の周辺をウロウロし、来た路を戻ります。

 

これは草牡丹(クサボタン)の綿毛姿、かなぁ。

 

 

こちらは真弓(マユミ)の実。
真弓は銀杏のように雌雄異株ですが、雌株だけでも結実するのだそうです。

 

 

朝食はブッフェスタイル。

  

窓際のテーブルは眺めもよく、上高地ならではの景色に気分も盛り上がります。

リンゴとほうれん草のスムージーも美味♪

が、遅めに入ったせいか、料理は空になっているものが多く、
その料理もオーダーのオムレツと肉じゃが以外ほとんど出来合いのものを
並べただけのようで、温野菜に至っては冷凍のよくあるものでクッタクタになっており、
また、途中でオーダーオムレツは店仕舞いになりダンナは食べられず、
キッチンもフロアもガタガタ片付けはじめるという(汗)

遅く入ったといっても案内された時間内ですし、
食事時間は30分ほどで長居したわけではないんですけど。

でも、それはまだなんとか許せますが、スタッフが、これがイカンのです。

笑顔の全く無い女性スタッフ、
お皿を持ちながら狭い通路で行き逢ったとき、私が「どうぞ」と譲ったにもかかわらず
「すみません」も会釈もなし(汗)
お皿をいつまで経っても下げてくれないので声を掛けると、他の用事をし始め、
仕方ないのでその人のところに持って行くと、憮然としてにらみ返される始末(超汗)

なんですか、これは。
私もダンナも呆れ果てましたよ。

スタッフのブログなども読み、良い感じのホテルだなと期待していたんです。

フロントの方や、部屋を案内してくれた方などは、
とても気持ちの良い応対をしてくださっていたのに。

1年前から月に1万円ずつ貯金して銀婚式のお祝い旅行に備え、
記念の年にふさわしい宿に泊まろうと選んだホテルだけに、
本当に残念極まりないです。

 



で、チェックアウトは午前10時。

 

気分を変えて、また散策へ出発。

左岸道を河童橋方面に歩きます。

この位置から見渡せる、湾曲した梓川と落葉松林の構図、大好きです。

 

 

振り返っても美しい。

 

 

中ノ瀬園地から。
黄葉の林と岳沢。稜線は雲で隠れちゃってるけど、それでも充分綺麗。


 

河童橋の風景。
定番なので外せません(笑)

 

河童橋の上からの景色は定番中の定番。
定番というのは、それだけここが美しいってことですね。

 

たまには河童橋を入れて焼岳を。

 

河童橋を渡らず、そのまま少し進んだところにある清水橋からの風景。
透明な水に漂うバイカモがもの凄く綺麗です。

 

もう少し奥に入って、

こちらは小梨平のキャンプ場。
上高地では小梨(ズミ)がよく見られますが、その多くは林檎を接ぎ木するために
植えられたそうで、でも林檎は標高が高すぎて栽培には不向きだったようです。

 

 

最後の一枚はこちら。

 

穂高連峰を見上げて、「よく登ってきたなぁ」と感慨にふけるダンナ。

を演出してみました(笑)

大量の荷物は1泊旅行の服などもろもろです(笑)

 

 


ダンナにはこの25年間、感謝の言葉以外思いつきません。

これホント。

 

 

そして、午前11時50分。

プレミアムライヴに間に合わせるべく、
バスターミナルへ向かう足を早める私でありました(笑)

 

 

 

 

※投稿日時は当日のお昼になってますが、書いたのはもちろん後日です(汗)

 

 

 

 


実とか葉っぱとか@栂池自然園

2013-10-07 23:59:59 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

彩りの葉も、花の季節を終え、実となった姿もまた可愛い。


栂池自然園で出逢った実や葉っぱを、いつものようにズラズラと載せちゃいます。

※今回も“たぶん”が多いです(汗)

 


 

 

(たぶん)高嶺七竈(タカネナナカマド)
上の2枚は実が横を向いていて、葉全体に鋸歯があるのでタカネナナカマドかと。

 

 

こちらは(たぶん)裏白七竈(ウラジロナナカマド)
実が上を向いていて、実の先端が星形に窪んでいるのが特徴ということから、
ウラジロかなと。


 

竹縞蘭(タケシマラン)
オオバタケシマランかも。実がまん丸だとタケシマランで
長細いとオオバタケシマランなんだけど、これは微妙(汗)
花柄がねじれてるとオオバタケシマランという見分けは、この写真では
花柄が隠れてて分からず(汗)

 

(たぶん)五葉苺(ゴヨウイチゴ)
栂池自然園ではゴヨウイチゴ、ベニバナイチゴ、コガネイチゴの3種があるらしいんですが、
なんとなくゴヨウイチゴかな、と(笑)

 

黒吊花(クロツリバナ)
7月に千畳敷カールで可愛い花を見つけて、
8月の再訪時に実を探したんだけど見つからず。
ここでお目にかかれてめっちゃ嬉しい。

 

山母子(ヤマハハコ)
時季を過ぎドライフラワーみたいなった花がまたとっても可愛い。

 

 

(たぶん)鷹の爪(タカノツメ)
葉っぱが3枚セットになってるのを頼りに調べたら、この名前が出てきたので。
それによると落葉が発酵してカラメルのような甘い香りがするそう。
そこでハッと気づきました。このあたりを歩いていたとき、
焦がしたような甘い香りがしてて、香りの元は何?って思ったんですよ。
きっとこの葉っぱからだったんだ~。

 

 

黒豆の木(クロマメノキ)
黒豆という名だけど、実の色は黒というより青紫。
エンジ色の葉っぱが草紅葉が終わったあとを彩っていました。
「木道脇の実はみんな観光客が取っちゃうんだよ」と団体客を引率してた人が
言ってたけど、ホントかなぁ(汗)


 

(たぶん)虫狩(ムシカリ)またの名を大亀の木(オオカメノキ)

 

 

日光黄菅(ニッコウキスゲ)の枯れた状態
湿原の中に結構目立ってあったけど、何の花のあとだか分からず、
でも背の高さと姿形からニッコウキスゲかな~と。
あとで調べてみたら当たりで、私もなかなかやるじゃんと思ったり(笑)

 

 

更紗灯台(サラサドウダン)
真っ赤っかになるドウダンツツジと同じように素晴らしく鮮やかな色。
和を感じさせる濃淡も素敵。

 

 

(たぶん)峰楓(ミネカエデ)
こちらもこっくりとしたいい色です。

 

 

舞鶴草(マイヅルソウ)
深紅に透き通った実が独特。この色になる前の斑模様も面白いです(←こちらをどうぞ)

 


 

御前橘(ゴゼンタチバナ)
樹林帯の薄暗い山道を華やかに彩ってくれます。
白い花も美しいし実も可愛い。

 

 

稚児車(チングルマ)
千畳敷カールでお馴染みになったチングルマ。
色付いた葉にホワホワの穂が映えます。

 


熟した実や鮮やかな色の葉っぱが楽しめる秋の野山もいいもんですね。

 

 

 

 

 

 


紅葉狩り@栂池自然園

2013-10-07 23:59:00 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

予想通りハンドルを握ることなく(笑)行ってまいりました、

長野県は北安曇郡小谷(おたり)村の栂池自然園。

 

自分でも意外ですが栂池は初めてであります。
スキーでも八方とか栂池は遠いと思って敬遠してたんですけど、
この日、午前3時40分に出発して、栂池到着は6時50分で3時間ちょっと。
結構近いんですね(←運転しない奴が何を言うw)

 

ゴンドラの栂池高原駅。
8:00発の始発を待ちます。

ゴンドラからロープウエイへ乗り継ぎ、自然園駅まで約30分。
料金は自然園の入園料を含め往復大人ひとり3,300円ですが、
ウエブの割引クーポンで2,950円也。
抜かりありません(笑)

 

ゴンドラを降りロープウエイ駅へ向かう道。
色付きはじめの木々にテンション上がります。

この道を歩いているとき、焦がしたような甘い香りがしてたんですけど、
香りの元が何かは分からず。葉なのか樹液なのか。
(追記:タカノツメという木の葉が香ったのかもです)


なんてのんびり歩いてたら、ロープウエイに乗り込むのが最後の方になっちゃって
景色は後方しか見えず(汗)

 

 

で、

自然園に入りまして、栂池ヒュッテ前からの眺め↓

 

 

うおおおおおおーーーーーっ

スゲーです!


何、この色とりどり!(笑)

いきなりテンションMAX(笑)

 

 

最初にお目見えするのはミズバショウ湿原。


斜面の彩りと、雲の向こうは岩肌荒々しくそびえる峰。

あまりのスケール感にしばし呆然状態(笑)

 

テンションMAXのまま、約5、5kmの自然園一周へ。

 

 



自然園は紅葉というより、黄葉がメイン。
ダケカンバの黄色い葉と白い幹。その中に点在する紅い実と葉のナナカマド、
緑のオオシラビソ、熊笹、etc

本当に綺麗でした。

ちなみに、この地に多く見られるオオシラビソを地元ではツガの木と呼び、
湿原全体を池になぞられ、栂池という地名になったとか。



木道の脇の焦げたような植物はコバイケイソウです。
夏のコバイケイソウの姿はこちらでどうぞ。

葉っぱや実は別日記にしました。

 

ワタスゲ湿原。
終わりかけの草紅葉の中で紅く色付いてるのはクロマメの木の葉っぱ。
しゃがんでいる人は、そのクロマメの木を撮っていると思われます。

 


栂池自然園は『ミズバショウ湿原』『ワタスゲ湿原』『浮島湿原』『展望湿原』の4つの湿原から成る
日本有数の高層湿原。

高層湿原とは、分解されず堆積した泥炭や枯れた植物などが周囲よりも高くなったため
地下水の供給を受けず、雨水のみで維持されるようになった湿原、だそうです。
その堆積のスピードは1年間に0.1mm程度といわれ、1m堆積するには約1万年の歳月を要するとのこと。
自然の時間は次元が違いますね。

 

自然園一周は、ゆっくり歩いて3時間半から4時間だそうですが、
私たちは歩いているより立ち止まっている時間の方が長く、
5時間かけて一周しましたです(笑)

 

 

この池のように湿原の泥炭層にできる池沼は地塘と呼ばれ、
地塘は周囲と隔絶された環境であるため独特の生物相ができるのだそうです。

 

厳冬期は積雪6mを超えるという栂池ならではの樹形。

これ、ちょっとナウシカのオウムっぽくないですか。
あ、ない?(笑)


 

「綺麗だぁ~~」「綺麗だよぉ~」しか言葉が出ない私。ボキャブラリー不足です(汗)

 

 

 

色とりどりのモコモコに遠くのゴツゴツした山肌。

うほ~~これ現実の風景なんだよね?って感じでした。

  

 

楠川(くすかわ)の河原からの眺め。
ホントにどこから見ても凄いとしか言いようがなかったです。

 

園内の道は、楠川手前までは整備された木道ですが、
そこから先はところどころ根っこだらけの山道あり、急な階段ありで、
一周するならスニーカー以上の靴がよろしいかと。

 


 

ヤセ尾根手前の急坂。
登るのは前より苦にならなくなったけど、
階段は自由が効かないから苦手です(汗)

 

急坂の途中のサラサドウダンは燃えるような朱色をしてました。

 

 

自然園内最高地点である2,020mの展望台からの眺め。
右下に見えるのは雁股池。

 

この写真凄い気に入ってます。
ちょっとカナダっぽくないですか?(笑)(行ったことないけど)

 

 

展望湿原のデッキからの眺め。
日本三大雪渓のひとつである白馬の大雪渓が少しの間だけ見えましたが、
すぐ雲に覆われ白馬三山も見えなくなりました。

超満員の展望デッキの最前がたまたま空いて、そこでお昼。

クルミをいつもの5割増しで焼いたパンに、いつものより100円高い生ハムを挟んだ
ゴージャスなサンドイッチです(笑)
でも一番いい場所でのんびり食べるのは気が引けるので、早食いしてそそくさと退散(汗)

 

モウセン池。
この池には食虫植物のモウセンゴケが群生するそうです。

この美しい風景、ゆっくり静かに楽しみたいところでありましたが、

脇のベンチがこれまた超満員で叶わず(笑)

平日とはいえ、紅葉見頃でこのお天気ですもん、しようがないですね。



自然園全体の眺め。
すんごく精巧に作られた箱庭みたい。



この光の当たり具合も、すこぶる好物であります(笑)

こんな風に、下を見ては「はぁ~~」、横を見ては「ほぇ~~」で歩みは遅々として進まず(笑)

 

こちらは銀名水と名付けられた北アルプスの湧き水。
空いたペットボトルに入れて飲んだら、と~っても美味しかったです。

 

大自然の中にいる豆粒みたいな人を見ると、
人間も小さな虫も単なる生き物なんだって感じてしまいます。

 

 

浮島湿原の小さな浮島。

水面に映るダケカンバの白い幹が美しいこの場所でコーヒータイム。
園内は火気厳禁なので、インスタントのカプチーノで我慢。
それでもこの景色を見ながらですから、充分美味しかったです。

 

 



赤と黄色と緑に空の青と雲の白。
雲ひとつ無い青空もいいけど、表情豊かな雲がある風景ってそれ以上に素敵です。

 

 

右の建物はスタート地点の栂池ヒュッテ。
ヒュッテは現在、記念館として自然園の写真やスキー板などが展示されてます。

この写真も、“山小屋に帰り着く人々”ってな感じで好きなんです。

 

 

んで、今回たくさん撮った中で一番好きな写真がこれ↓

 

薄暗くなってきた中で、一瞬だけポォっ浮かびあがった斜面の木々、
静かに佇むチョコレート色の山荘、んもう、たまりませ~ん(笑)

人がいなければ最高なんだけど、それは日が暮れないと無理と思われ(笑)

 

 

といった感じに、この栂池自然園の風景は感嘆の連続でした。

今日の遠出を渋っていたダンナは

「欺されて来て良かった。感動したよ。ありがとう」と素直に言っておりました。

 

ホントに来て良かったよぉ~~。

 

 

 

 

 

 

 


ミケランジェロ展と吉祥寺満喫

2013-10-03 22:45:12 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

先日の『Call You』

私も応募すれば良かったかなぁ~と少し後悔。

でも、万一かかってきても、
たぶん「あーー」とか「うーー」しか言えないと思われ(笑)

最初の人は、「うそーーーーー」「ひえぇぇぇ」ってカンジで
押しちゃいけないとこ押して切っちゃったんでしょうね。
なんか凄い分かる。気の毒だわ~。

それにしても、吉井さんたら、お子ちゃんに「マイブームは?」って訊くかい(笑)

 

 

で、お休みの本日は『10-TEN-』のBOXを開け、

まずはプレミアムライヴへの応募を済ませ、

しげしげとパッケージを鑑賞(笑)

ピアノ塗装のような仕上げ。高級感ありますね~。
ディスク面とパッケージが一体ってのも凝ってます。

中身の鑑賞は後日ゆっくりと(笑)

 

 

ということで、

今日はミケランジェロを鑑賞しに上野の国立西洋美術館へ行ってまいりました。

 

システィーナ礼拝堂500年祭記念 ミケランジェロ展 天才の軌跡

 

 

ミケランジェロと言えば、吉井ファンだったら、まずダビデ像ですが、

絵画では、なにはなくとも『システィーナ礼拝堂』

壁画の『最後の審判』、天井画の『アダムの創造』や『楽園追放』等、
ルネッサンス芸術の最高傑作と言われるフラスコ画、

それを描くための習作である素描がズラ~ッと展示されてるんですわ。


壮大な天井画や壁画の人物の腕一本、脚一本を
「あーでもない、こーでもない」ってデッサンしてるんですよ。

その気の遠くなるような準備を経ての天井画であり、壁画だということ。

分かっているようで、全然分かっていなかった。
習作を目の前で見ることで初めて実感しましたです。


習作を見たら、そのままの流れで本作が見たくなるというもの。

でもフラスコ画が来日出来るはずもなく、そこで登場したのが、
10分間にわたる、システィーナ礼拝堂の映像『Sistine 4K』

「4Kとはなんぞや?誰も知らないような言葉をタイトルに入れるなよぉ」
(←知らないのは私だけ?)
と思ったのも束の間、これがもの凄く綺麗。

ポカ~ンと口を開けて見入っちゃうくらい綺麗。
たぶんバチカンにはこの先も行けないと思うから、本当に有り難かったです。

ちなみに4Kってのは、ハイビジョンの4倍の高解像度を誇る最新鋭の映像フォーマット、
だそうです。

この美術展では、偉大なる芸術家の芽生えを感じさせる
15歳の時のレリーフ『階段の聖母』や、
死の直前に制作されたとされる木彫『キリストの磔刑(たっけい)』も展示され、
さながら、ミケランジェロ芸術の始まりから終わりまでを見ているかのようでした。


そういった作品の中で一番見入ったのは、『レダの頭部習作』


なんでしょね、ひれ伏したくなるようなこのデッサン力は。
いや、ミケランジェロにデッサン力なんて言葉を使うのは失礼か。

レダは女性だけど、このモデルは男性だそうで、
その方が骨格が捉えやすかったからかな、なんて思ったりするんですが、
どうあれ、格別に美しい素描でございます。

会期は11月17日(日)まで。


※思わず噴き出しちゃった『クレオパトラ』の裏絵も必見ですぜ(笑)

 

 

 

上野をあとにし、向かったところは吉祥寺。


急にサトウのメンチカツが食べたくなったんです(笑)

 

20分並び、メンチカツと焼き豚を購入。

そのまま横移動して、お隣の小ざさで最中を購入。


吉祥寺マストバイでございます(笑)

 

 

メンチカツの匂いが漏れるビニール袋の口をギュッと締め、行ったのは、

食べログで吉祥寺カフェ部門1位の横尾

 

 

 

お茶とお菓子セット@940円

カフェ好きな若い女性のツボを押さえまくった感じのお店に
オバサンがひとりで入るのは少し勇気が要ったけど、座っちゃえばこっちのもの(笑)
他の人から顔が見えない場所を選んだし(笑)

居心地いいです。
スタッフの応対もすんごくソフトで気持ちがホンワカします。
とろとろ牛乳ゼリーがまたとっても美味しい♪
1位になるのも納得のお店ですわ。

 

テーブルが小さくて、買ってきた雑誌を読むのにちょっと難儀したけど、
小窓から午後の光が射し込み、のんびりと山の写真を眺める時間の
なんて幸せなこと。


ああ、山に行きたいよぉ。。

 

 

 

 

 

 


巾着田の曼珠沙華とカレー

2013-09-24 20:07:26 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

本日は、ひとり電車に揺られ、
埼玉県は日高市の巾着田へ行ってまいりました。

 

この時期の巾着田といえば、曼珠沙華。

 

今回で3度目となりますが、何度見ても圧巻の真っ赤っか。

曼珠沙華500万本の風景は本当に圧巻というしかないです。

実際はもっと綺麗なんですけどね、
曇り空のせいでノッペリな写真になっちゃって残念(←腕が悪いのか)

といいつつ、花のアップは曇りの方がいいんですよね。
あちらが立てばこちらが立たず(汗)

 

 

曼珠沙華も満開なら、人も満開。
バスツアーのコースに組み込まれているようで、大型バスが次々に乗り付けてました。

 

 

雄しべのカーブの美しさに惚れ惚れ。

曼珠沙華は、茎の上に6個前後の花が咲き、花弁はリボン状で絡み合い、
1つの花に花弁6枚、雄しべ6本、雌しべ1本という構成だそうです。
私は丸ごとで1つの花だと思ってました。

 

 

お天気は徐々に曇りから晴れに変わり、風景に陰影が出てきました(嬉)

 

こちらは孤高の花(笑)
どうやって曼珠沙華の球根が木の上にいったんでしょうか。

 

たまにはど真ん中に花を入れてみる(笑)

 

真っ直ぐに伸びた茎の美しさを撮ろうと思うんですが、これが全然ダメ(汗)
本当にスッとして綺麗なんですよ。

 

お日様ありがとう、という一枚であります。

 

 

本日一番のお気に入りはこれ↑

 

 

曼珠沙華の〆はこちら。ちょっとイイ感じでしょ(笑)

 

 

 

オマケで小紫(コムラサキ)

秋の始まりですね~。

 

 

 

帰路、桜の時季に立ち寄ったことがある阿里山カフェにてお昼。

お豆と季節野菜のカレー@1,000円
アイスティー@480円

入った時(11:30)は空いてたけど、その後巾着田帰りの人が
続々とやってきて満席となりました。
が、そのほとんどがお店の雰囲気に合わないオバサンという(←おまえもな)

 

それにしても、カレーをルーだけで食べる吉井さん、凄いわ~。
真似できないわ~。

私はどっちかっていうと、ご飯多めが好き。

だから、ほぼ空になったカレーの鍋にご飯を入れ、
軽く焦がして食べるのとか大好きでございま~す(笑)

 

 

 

 

 

 


アール座読書館@高円寺

2013-09-22 23:31:49 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

本日は、母が眠る中野のお寺へ墓参り。

 

お寺では曼珠沙華が満開。

このお寺で、お彼岸にバッチリ見頃だったのは初めてな気がします。

 

墓参りの後は、テクテクと高円寺へ移動。


「吉井さんも今日あたり高円寺でレコード探しすればいいのに」
なんて思いながら商店街を歩いていて、はたと気付く。

「あ、今日は福島だった」

 

 

そして、私は噂に聞いていた喫茶室『アール座読書館』へ。

 

ここは、読書館という名のとおり、読書をするための喫茶室で、
会話目的の方はお断りという、おひとり様万歳なお店なのであります。

 

階段を上がり、ドアを開け、1つだけ空いていた窓際の席へ。


先客が会計してる様子を伺うと、超ひそひそ声。

私もそれに倣って、カウンターまで靴音を立てないようソロリソロリと歩き、
なんとか聞こえるかなくらいの声で店主にオーダー。

こういうの面白い(笑)

オーダーはアイスラテ(@600円)とクッキー盛り合わせ(@280円)

 

今日はカメラは持っておらず、写真はスマホで。
シャッター音はマズイと思われ、その場で無音カメラのアプリをインストールして
撮りましたです(笑)

で、

何故かクッキーではなくブラウニーが来たけど、まぁいいやとひと口。
美味しい。ラテも美味しい。

店主が横に来て「すみません。ブラウニーではなくクッキーでしたよね」

「いいですよ。口付けちゃったし。美味しいし(笑)」

ほどなくして店主からお詫びのクッキーが届けられました。
かえってスミマセン。

 

たくさんの本と水槽と植物と、古ぼけた家具と小物。

筆談ノートも。

聞こえてくるのは水の流れる音と、店主が鼻をすする音だけ(笑)

ここは大人の図書室かな。


いいな~。

惜しむらくは、窓の外のプラ鉢。
そこはやっぱテラコッタか、重いのがダメならブリキでしょ。

 

2、3時間いるのは当たり前みたいな雰囲気だけど、
ドリンクとかごく普通のお値段で、経営的には大丈夫なんでしょうか、
なんて余計なことも考えたりして。

 

3階には『エセルの中庭』というお店があることに帰るときに気付いたんですが、
そこは同じ経営のようで、案内のプレートには
「楽しく過ごせるお店です。アール座と似た雰囲気ですが、お話とお食事が出来ます」と
書かれていました。

ちなみに『アール座読書館』については
「静かに過ごすお店です。お話が出来ません。フードメニューはございません」とのこと。

1人で来たときは2階、2人以上の時は3階がいいってことね。


お墓参りのあとは、ここでお茶が定番になりそうですわ。

 

 

 

 

 

 


千畳敷カールとちょこっと山登り・植物編

2013-08-27 23:58:37 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

 

今回の2日間で出逢った花や実を順不同で載せておきます。

 

紅葉落葉松(モミジカラマツ)
花は唐松草に、葉っぱはモミジの形に似てるので。

 

御山竜胆(オヤマリンドウ)
美しい秋の花。花と葉っぱのバランスも綺麗です。

 

深山顔剃菜(ミヤマコウゾリナ)
鋏で断ち切ったような花びらが特徴的。

 

高嶺郡内風露(タカネグンナイフウロ)
郡内は地名で、風露は意味不明、だそうです(汗)
この花を見ると、つい「グンナ~イ グンナ~イベイビー♪」と歌ってしまうのは私だけ?(笑)

 

 

 

大瓢箪木(オオヒョウタンボク)
ウサギみたいな蕾も可愛いけど実も可愛い。出逢う度に撮ってしまいます。

 

 

蝦夷塩竈(エゾシオガマ)
やさしく山の道を彩ってくれる花。スクリュー型に花が付いてます。

 

深山竜胆(ミヤマリンドウ)
小さくてひっそりしてるようで意外と目立ちます。この花が咲いてると絶対足が止まってしまう。

 

深山秋の麒麟草(ミヤマアキノキリンソウ)
カール内、極楽平への登山道、樹林帯を通して、今回一番多く咲いてた印象あり。

 

兎菊(ウサギキク)
ミヤマアキノキリンソウと対のように同じ場所に咲いていました。

 

深山川芎(ミヤマセンキュウ)もしくは深山前胡(ミヤマゼンコ)
見分けの苦手なウド系(汗)
前回見分け方を教えてもらったけど、これ、葉はセンキュウで茎のもとはゼンコっぽい。
やっぱり分かりません(汗)

 

深山穂躑躅(ミヤマホツツジ)
小さいけど特徴的な花姿。

 

梅草(バイケイソウ)
コバイケイソウの花の緑バージョン。緑の花って珍しい。
目立たないけど目を引く不思議な花。凝った花姿をしています。
コバイケイソウと同様に有毒です。

 

黒唐飛廉(クロトウヒレン)
ひと月前に来たときは皆蕾でした。
この花も、見つけると吸い寄せられるように歩み寄ってしまう(笑)

 



車百合(クルマユリ)
オレンジ色がとっても目立ちます。
去年より花が小さいような気がします。

 

桜井鳥頭(サクライウズ)
トリカブトの仲間。桜井は人名で鳥頭はトリカブトの漢方名。
妙な形をしてますわ。

 

千島桔梗(チシマギキョウ)
もう終わりかけなんだけど好きな花なのでつい撮ってしまう。

 

梅鉢草(ウメバチソウ)
白と緑の凝ったつくりの花。まっすぐに伸びた茎も美しい。
葉っぱはハートの形。

 

 

当薬竜胆(トウヤクリンドウ)
砂れき地にた~くさん咲いていましたが、皆まだ蕾。
唯一開いていたのが、宝剣山荘のちょっと下に咲いていたこちらのトウヤクリンドウ。

 

姫薄雪草(ヒメウスユキソウ)
前回群生していた馬の背の手前でも、ほとんど花は見られず、
逢えたのはほんの数ヶ所で、しかも終わりかけ。
それでも可愛いヒメウスちゃん(笑)

 

裏白七竈(ウラジロナナカマド)の実
実はまだ色付きはじめたばかり。ウラジロの葉は紅というよりオレンジ色になるそうです。

 

味噌川草(ミソガワソウ)
名前の由来は木曽川源流の味噌川にちなむそうです。
何故味噌川なのかは不明(汗)

 

黒臼子(クロウスゴ)
ブルーベリーの一種。実の先がくぼみ、臼のようなので、この名前。

 

 

 

山荷葉(サンカヨウ)の実
濃ヶ池近くの横道でのみ出逢いました。
私はまだ花を見たことがありません。来年の夏はぜひ花を見てみたいわ。

 

深山秋ノ麒麟草(ミヤマアキノキリンソウ)にしては花の付き方がまばら。
かといってアキノキリンソウがこんな高地に生えてないと思うし。
分かりませ~~ん(汗)

 

 

小梅草(コバイケイソウ)
カール内ではほぼ終わっていたコバイケイソウですが、
濃ヶ池近くの斜面では満開(嬉)
コバイケイソウには霧が似合います。

 

深山金鳳花(ミヤマキンポウゲ)

 

深山金梅(ミヤマキンバイ)

 



信濃金梅(シナノキンバイ)

 

黄花の駒の爪(キバナノコマノツメ)

ミヤマキンポウゲ、ミヤマキンバイ、シナノキンバイ、そしてこのキバナノコマノツメは
夏の千畳敷カールを彩る代表的な花で、コバイケイソウと同様に今回は皆カールでは
終わっていたんですが、濃ヶ池近くでは今が盛りと満開。
ちょっとビックリしました。
この場所はひと月近くカールより遅いんでしょうか。


 

 

稚児車(チングルマ)の果穂
このユニークな姿無くして、晩夏の千畳敷カールは語れません。
和むんですよねぇ。誰もがクスって顔になる。

白くて愛らしい花とともに、千畳敷カールのアイドルだと、
私は勝手に思っております(笑)

 

 

 

 

 


千畳敷カールとちょこっと山登り・その2

2013-08-27 23:56:32 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

 

背中の肉、ヤバイですよね↑(汗)

 

 

ということは置いといて、2日目の日記です。

 


昨夜は早く就寝したものの、もしかして雨が止んだかもと、
夜中に2度ほど起きて窓を開けるも、ザーザー降り(泣)


諦めて寝付き、目覚めは午前5時。

星空がダメでも、日の出はイケるかも~と
外に出てみると、カール側も南アルプス側も雲いっぱい(泣)

 

「お日様が見えないじゃん」とホシガラスも不満そう←ホントか?w


朝の天気予報では、今日は午前中曇りで午後から晴れる、とのこと。

 

 

ならば焦ることもないやね、と、
朝食代わりのお弁当は部屋でのんびりといただくことにしました。
赤いソーセージがキュートだわ(笑)

 

そうこうしているうちに、カール側のガスがとれてきて、

 

青空も見えてきました(嬉)


おお、これはとっとと出発せねば。

 
登山計画書を提出し、駒ヶ岳神社にお詣りして、いざ出発。

午前7時すぎ、今日は八丁坂ではなく、ホテルを出て左手の登山道から
極楽平へ向かいます。


計画は、

極楽平→三の沢岳の途中まで→宝剣岳→伊那前岳→乗越浄土、というもの。

 

極楽平への登山道。
八丁坂ほど急登ではありません。ゆったりと登ります。

 

朝日に輝くチングルマの果穂(カスイ)
とっても綺麗です。

 

登山道上部からの眺め。
う~ん、ハイジの世界だわ~~♪

 

 

7時45分 極楽平到着。
遠くに見えるのは木曽御嶽山。昨日より雲が低いです。

 

左手は檜尾岳・空木岳方面。

 

左の三角のお山が三の沢岳。
三の沢岳のピークまで行くことも考えたんだけど、アップダウンがエライきつそうなので(特に復路)、
手前の岩場部分までにしときました(笑)
そう、初心者は無理しない無理しない(笑)

 

宝剣岳との分岐を左に折れて岩場に向かいます。
前を行くのは高校生くらいのグループ。
なんと動きの軽やかなこと。重力ってものを無視してやがるわ(笑)

 

ジャ~ン! トップの写真はここで撮りました~(笑)

眼下に広がる雲海。気持ちいいったらないです。

 

 

ハイマツの向こうに(たぶん)イワヒバリ。
ぷっくりして可愛いの。

 

右端から、天狗岩、中岳、駒ヶ岳、木曽前岳、、だと思います(汗)

 

 

分岐に戻って、すぐ先には宝剣岳南稜。
中腹に人がいます。ちっこいけど見えるかな~。

 

丁度1年前、岩登りなんかしたことないのに、
乗越浄土側からいきなりこの宝剣に登り、極楽平側へ下りるという無謀をやらかしまして、

その時はわけも分からず、危ないところは闇雲に鎖を掴み上り下り。

でも、今回は鎖はなるべく使わず、しっかり三点支持を守って確実に進みます。

「怖くなるから下は見ない方がいい」とダンナは言ったけど、
私って高い所こんなに平気だったっけ、と自分でビックリしたくらい全然OKでした(笑)


が、前回とは逆ルートなので、↓この壁が下りとなりまして、

手足の確保位置が探しづらいったら無い(汗)

下から見上げるダンナの「右足は真下、左足は斜め左、、」という指示を聞きながら、
これ以上はないくらい真剣に下りていった私です(笑)

 

こんなとこなんて、一歩踏み外したら、即谷底ですもんね。

本当に死と隣り合わせ。

でも、これは遊び。

危険を承知で遊んでるんですから、完全なる自己責任の世界でありますね。



そんなこんなで、

箱庭のようなカールを岩場の間から覗き込んだりしながら、

 

宝剣岳の頂上到着。

あ、写真の人はダンナじゃありませんぜ(笑)

 

ダンナと私はここまで(笑)
写真は上の男性が撮ってくれました。
そのお兄さん、露出計を持ってたし、シャッターの押し方も素人ではないカンジ。
プロかセミプロか、おかげでgoodな一枚となりました。ありがとうです。

 

午前11:30 宝剣山荘にて、

またまたソフトクリームを食す(笑) 今日はダンナも食べてました(笑)

 

ひと休みして、乗越浄土から伊那前岳へ向かいます。

トンガリは伊那前岳手前の2,911ピーク(と思われる)
乗越浄土から10分の距離。

 

2,911ピークを過ぎたあたりから伊那前岳を見た図。
伊那前岳は2,883m。
なんでピークより低いところが伊那前岳山頂なんだろう(素朴な疑問)


なだらかな尾根道を歩きながら、
「石につまずいて転んだり、目眩でクラッとして斜面を転がり落ちることも
無いとは言えないよね」なんて話す私たち。

ハイマツの緑に誤魔化されるけど、結構な急斜面、油断禁物ですわ。

 

途中トレイルランニングをしている人に行き逢って、振り返りながらパシャ。
こんな道を走るなんて、あたしゃ信じられません(汗)

 

尾根道から見たカール側。すんごいいい眺め。

宝剣岳から極楽平への稜線も美しい。

 

駅もゴンドラも、まるでジオラマのよう。

 

ここが伊那前岳山頂。たぶん(笑)

 

だって、それらしき標識は何にもなくて、あるのはこの鉄棒だけなんだもん(汗)

 

 

でも、眺めは素晴らしい。
雲の向こうに見える街は(たぶん)伊那市。

 

この景色を眺めながらお昼。
パンと朝のおにぎりの残りとカップスープ&コーヒーが美味しいのなんの(笑)

眺めがよくて、人も殆ど来ない伊那前岳は乗越浄土からほんの30分。

ここ、すんごい気に入っちゃいました。

 

 

前岳でしばらくのんびりして、

 

午後2時  乗越浄土からカールへ。
午後なのに空気がキリッとしていて、とてもコントラストの強い景色が見られました。

 

 

 

カールで実か何かを食べているお猿さん。
後ろの岩場にも何匹かいました。

 

 

カールから、さっきまでいた前岳を見上げます。
あんな上にいたんだ~、凄い凄い、と自分の足を労うアマちゃんな私(笑)

 

 

剣ヶ池から。

やっぱりここからの景色は外せません。

 


最後にグルッとカール内を巡り、

午後3時45分発のロープウエイで、千畳敷とお別れ。

 

 

楽しかった~

 

頭痛がしても、星が見えなくても、日の出が見れなくても、

 

すんごいすんごい楽しかった~。

 

 

また来るからね~(笑)

 

 

 

 

 

おまけ。


車に置き忘れたおにぎりはもったいないけど廃棄(泣)

そして、化粧ポーチは、車の中ではなく、ボンネットの上にありました(汗)

 

昨夜は雨。ボロいポーチは更にボロボロ(泣)

 

もう2度と忘れ物はしまいと誓った私でございます。

 

 

 

 

 

 

 


千畳敷カールとちょこっと山登り・その1

2013-08-27 23:00:16 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

初めての千畳敷カール1泊。

長いので1日目、2日目に分けて書きます。


※過去の千畳敷カール行はこちら

2012年8月06日 8月27日
2013年7月26日

 

ではいつものようにズラズラといっちゃいます(笑)

 

 

8月26日(日)午前2時50分、今夏2度目の千畳敷カールに向けて出発です。

 

高速道路上から眺めた午前5時の空。すんげ~綺麗。
こういうのもモルゲンロートって言うのかな。

 

午前5時30分、駒ヶ根市の菅の台バスセンターに到着。
ポッチリとお月様。いい天気です♪
午前6時の千畳敷の気温は4、5度とのことでした。

臨時便の始発(7:00)でしらび平へ。

 

ロープウエイのしらび平駅です。
お土産売り場なんぞ撮ってみた。ロープウエイガイドの渓香ちゃんがダサ可愛い(笑)

 

午前8時すぎ、日本で一番高い場所(2,612m)にある千畳敷駅まであとちょっとの図。
宝剣岳がクッキリ見えます。

 

駅(ホテル)の裏側からの眺め。彼方に見えるのは南アルプスの峰々。
中央には富士山も見えます。去年来た時も同じショットを撮った記憶が、、ワンパターンです(笑)

 

カール側もスコーンと快晴。
登山道へ向かう人がチラホラ。

 

カール内の散策路から。
前回はコバイケイソウが咲き出し、お馴染みのシナノキンバイやミヤマキンポウゲ、
ハクサンイチゲ等で一面賑やかな花畑でしたが、1ヶ月後の今は目立つ花が少なく、
ぱっと見はやや寂しいカンジ。

でもよく見ると可愛い花がまだまだたくさん咲いてくれてて、
いつもながら歩みは遅々として進まず(汗)

花についてははまた別日記にしました。

 

8時50分 登山道に入ります。

 

 

急登の八丁坂です。合成写真みたいですね(笑)
今回からストックを使用してみたんですが、これがとってもgoodなんです。
凄くバランスが取りやすくて、足にかかる負担が驚くほど軽減。
みんなが使う理由が分かりましたわ。
私はカメラを肩に提げているので普段は1本使いですが、それでも本当に楽チン。
ダンナも「これは買って良かった」と言っておりました(笑)

おかげで急登もさほど苦しくなく、乗越浄土までの時間も前回より10分短縮。やった~(笑)

 

9時25分 乗越浄土到着。

 

今日は向かいの山の中腹に小さく見える濃ヶ池を目指します。


乗越浄土→駒ヶ岳の麓→馬の背→濃ヶ池→駒飼ノ池→乗越浄土という行程。

所要時間4時間ほどの中級者コースだそうです。

 

 

まずは中岳方面へ。赤い屋根の山荘は天狗荘。

 

中岳の山頂へ行く道と山頂をパスする巻き道に分かれますが、
今回は前回風が強くて断念した巻き道を行きます。
道標には『巻き道(危険)』の文字有り。


 

といっても、好天もありそれほど危険は感じず。でも慎重に歩きます。
(写真は来た道を振り返って見たところ)

 

演出過剰の図(笑)

 

右上に浮かんで見えるのは木曽御嶽山。3000m越えはさすがの高さです。

 

頂上山荘でトイレ(@200円)を済ませ、

 

 

馬の背という尾根道に入りますが、ガスが出始め視界はよくありません(汗)
道の両側は急峻な谷になって高所が苦手な人は注意が必要なほどだそうですが、
ガスのせいで谷は全く見えず。残念なり。

トップの写真も馬の背で撮ったもの。
ガスで雰囲気はありますけどね(笑)

 

これはほんの一瞬だけ谷の向こうが見えた時。
ガスの無い景色を見てみたかった~

 

 

なだらかなアップダウンを繰り返しているうちに、
右手に目的の濃ヶ池が見えてきました。

あともうちょっと♪
このまま下に降りていけそうなくらい近くに見えます。

 

が、池が見えてからが結構遠い(汗)
ぐる~っと回り込むんですわ。

 

やっとこさ、池と将棊頭山(しょうぎかしらやま)の分岐点。

 

分岐点から私の足で20分弱、

濃ヶ池到着♪

この池は、氷河によって削り取られた窪地の中に出来た、
日本では珍しい氷食湖なのだそうです。

 

 

ガスに覆われ、とても神秘的で美しいです。

こんな素敵な場所にしばらくは私たちだけで、怖いくらいに静かでした。

こうしてみると千畳敷カールのミニ版みたいですね。
千畳敷カールの剣ヶ池は人工池だそうですが、
あの風景は、この濃ヶ池をイメージして作ったのかも、なんて思ったりして。

先程ガスがかかっているあたりから覗き込んだと思われますが、
そこから池には絶対下りられませんね(汗)

池については、あとから来たグループのガイドをしていた男性が
「以前は深さが腰くらいあって、僕の知り合いは泳いだことがあるんですよ」と
話していました。
土砂の崩壊で池は埋まりつつあるようで、将来は姿を消してしまうのかも知れません。

 

お昼は池の畔で。
ここでチョンボ発覚。朝方コンビニで仕入れたおにぎり4つを
車の中に忘れて来てしまいました~。
前回の駒ヶ岳登山に続いて2度目の失態(超汗)

でも今回はパンなどを多めに持ってきていたので特段問題は無かったのですが、
もったいなさすぎだわ(泣)
ショックでお昼の写真も撮り忘れ(泣)

そして更に化粧ポーチも置いてきたことが発覚。
目薬が無~い(汗) リップクリームが無~い(汗)
ウ○チのあとの匂い消しも無~い(汗)

 

でもって、このあたりで私は軽い高山病にかかったのか、頭痛ガンガン。
鎮痛剤を飲み、深呼吸をしたりしましたが、あまり回復せず、

 

でも、池からの帰路が花いっぱいですんごい綺麗。

ピンクに見えるのはチングルマの果穂。手前のクリーム色の花はオンタデ。

 

 

その先ではコバイケイソウが満開。

うほぉ~~、キレ~~~イ!!!  でもアタマ痛~~~い(汗)

 

  

ミヤマキンバイ、キバナノコマノツメ、シナノキンバイ、ミヤマキンポウゲ等々、
千畳敷カールでは終わってしまった花もた~くさん。
このあたりは、カールよりひと月近く遅れて咲くんですね。

 

 

ガレ場は細い沢になっている箇所が多く、嵌らないように慎重に渡ります。

 

全崩壊寸前の案内標識。
雪の重みでこうなっちゃうんでしょうね。


んで、頭痛はピーク(汗)
疲労との相乗効果でかなりバテバテの私。

このはしごを登った記憶が、あるような無いような(笑)

 

 

「もうダメ」「これ以上無理」と思ったところで、急に視界が開け、駒飼ノ池到着。

先で待っていたダンナ(右の人)はお腹が痛くなったらしく、
身体を丸めて「くうぅ~~」(笑)←笑うとこじゃない?

 

駒飼ノ池。名前は池だけど、あるのは川。
やはり土砂で埋まってしまったんでしょうね。ここもちょっとしたカールのよう。

私は上方に見慣れた小屋が見えてきたし、開放的なこの景色だしで、急激に回復(笑)

 

イエ~イ(笑)

そこから上に見えた山荘まで1時間弱。
ダンナはトイレを目指し先を急ぎ(笑)、私はのんびり登りまして、

宝剣山荘でソフトクリーム@400円 完全復活です♪
ひと息ついたダンナに「食べる?」と訊いたら、「まだ遠慮しとく」とのことでした(笑)

 

そんなこんなで、平均的な所要時間4時間の行程を6時間かけて歩き、
乗越浄土へ到着。

2本ストックで八丁坂をサクサク下り、ホテル千畳敷へ。

 

ホテル到着は午後4時30分。

窓に見えるオジサンは心霊写真じゃありません。念のため(笑)

 

部屋はカール側の2階の8畳間。
バス・トイレ無し、布団の上げ下げはセルフ。食事は食堂。
これで料金は1人1泊19,950円!高いです(汗)

が、ここは山の上。
1畳に1人、最盛期は3人、当然風呂無しで6000円以上という山小屋の料金を考えると
すこぶる適正価格と思われます。

なんといっても窓の向こうは千畳敷カールですもん。
共同トイレはウォシュレットだし、
山の清水を湧かしたお風呂もすんごく気持ち良かったし。

 

お夕飯も美味しかった♪
ビニールの包みは明日の朝食の代わりとなるお弁当。
お弁当を頼んだ人は夜のうちにチェックアウトして、朝は勝手に出発。

 

そして、満天の星を期待していた夜は、

 

雨(泣)

 


残念ではあったけど、疲れていたからかえって良かったかも。


ということで午後9時前に就寝(笑)

山の夜は早いんだね~

 

 

 

その2へ続く

 

 

 

 

 

 

 


ババ様VS茅ヶ崎フォーク村

2013-08-17 21:24:13 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

本日は高校時代からの友人と11:00に茅ヶ崎駅で待ち合わせ。

 
その友人、未だに携帯を持っていないという人物で、
彼女との待ち合わせは少々緊張感が漂ったりするんですが、

今朝のババ様は朝食拒否、排泄拒否、口腔ケア拒否の不穏状態バリバリで、
ババ様がデイサービスへ行く前に済ませておくべきことが全然出来ません。

待ち合わせに遅れるかも知れないと、友人に連絡をしたくても連絡できず、

かと言って、焦って促したりすると、

「痛い!痛い!ぶたないで!痛い!痛いよーーーーーーー!!!!」と
大声でわめき出したりするので要注意(汗)
近所中に聞こえるように、本当にすごい大声でわめくんですぜ。

手を掴んだりとか、もちろんぶったりなんかしませんよ。

最近多いんです、こういうの。
仕事に行く時にこれやられると本当に大変なんですわ。

んで、今日は息子もいるし、もうそのままにして、電話でデイのスタッフに状況の説明と
いつも通り迎えに来てもらうようお願いして、あたふたと家を出て、

無事予定通りの時間に茅ヶ崎駅に到着。

 

ということで、

友人に会って最初のひと言は「お願いだから携帯持って!」でございました(笑)

 

お昼ご飯は茅ヶ崎に住む友人も加わって、
彼女お薦めの快飛(かっとび)というお店で。

こちらは、その日に水揚げされた新鮮な生シラスが売りだそうで、
いただいたのは『しらす御膳』@1,575円

その生シラス、さすが新鮮で生臭さは全く無く、
プリプリとコリコリの中間ぐらいの絶妙な噛み応えが堪らなく美味しかったです。

 

 

そして、今日茅ヶ崎だった理由は、

茅ヶ崎フォーク村 SUMMER CONCERT

茅ヶ崎市民文化会館小ホールで開催された、そのコンサートには
フォーク村のアマチュアバンドの方々6組が出演して、
その中に友人のダンナさんがソロでステージに立つということで、、

『SIDE LIKE 鈴木』というアーティスト名のダンナさん、
久しぶりにお会いしたら、髭が真っ白になっていて、
司会の人も言ってたけど、本当に真夏のサンタそのもの(笑)

でもって、歌の上手さと声の良さに「へぇえええ~~」
ギターもお見事。
結婚前から知ってるのに、こんな才能があったなんてホントにビックリ。


ダンナさんが歌う歌詞の『君』は友人のことなのかな~、
いいなぁ、こんな風に歌ってもらえて、、
と羨ましく思った私でありました。

そして、
吉井さんが自分のことを『君』とか『あなた』って歌ってるのをライブで聴ける人がいたら、
それはもう途方もなく幸せだよな~なんて思ったら、見たくない顔がチラッと浮かんで、
すぐさまブルブルッと掻き消したり(汗)

 

こちらは『かんべん丸』
ダンナさんがサポートで入っておりますね。
全曲オリジナルで、そのどの曲もがアマチュアとは思えないレベル。
作詞作曲のヴォーカル石田さん(中央)、歌声もとてもよろしくて、
目をつむって聴けば尚よろしゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

 

 

トリを務めた『jc.mix』
キーボードをはじめ、みな完成度が高い。
中でも女性ヴォーカルが素晴らしい!
【未来予想図Ⅱ】では不覚にも涙が出てしまいました。

 

 

コンサートは想像してたよりずっと楽しくて、

その雰囲気のまま、終わってからみんなとワイワイやりたかったけど、

夕飯時までに帰らないと、ババ様が不穏になって何をしでかすか分からないので、
後ろ髪を思いっきり引かれつつ帰路についた私。


これで、また「ご飯、いらない!いらないよーーーーー!」なんて言われたら
ちょっと腹が立つところでありますが、普通に食べてくれたので
まあ、良しとしましょう。

 

 

 

 

 

 

 


花とか実とか@上高地

2013-08-07 23:58:43 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

5日ぶりの上高地(笑)

 

今回もまた、ほぼ出逢った順に載せちゃいます。

 

※いつものように名前が分からないのがいくつかありますので、
 判明次第追記します

 

 

 

 

山苧環(ヤマオダマキ)
上高地では全体が淡黄色のキバナノヤマオダマキが多いみたいですが、
こちらは萼が紫色のヤマオダマキ。
大正池近くで咲いていました。
オダマキを見つけると、何故かテンションが上がる私です(笑)

 

 



立山靫草(タテヤマウツボグサ)
綺麗な花色。
どこでも見られるウツボグサかも知れないけど、せっかく上高地で
咲いてるんだからタテヤマウツボグサだと思いたい(笑)

 

 

 

丸葉岳蕗(マルバダケブキ)の蕾
独特な形状につい目がとまります。
下の花の写真は前回撮ったもの。蕾も花も南国っぽいですよね。

 


 

名前分からず(汗)
すんごく小さいです。議員バッヂみたいな蕾(?)から小さな花が咲いてる、
のかな。ちょっと面白いつくりの花。

 

 

(たぶん)深山苦苺(ミヤマニガイチゴ)
だとすると、やっぱ苦いんでしょうね(笑)

 

巴草(トモエソウ)
花弁が巴形にねじれています。花によってねじれ方が左右異なる場合もあるそうです。

 

 

谷地鳥兜(ヤチトリカブト)
上高地で最初に見つかった種で、全草猛毒だそうです。
さすがトリカブト(汗)
田代湿原近くの林の中に咲いていたんですが、
ギリギリここまでしかズームできませんでした。

 

雌待宵草(メマツヨイグサ)
北アメリカ原産の帰化植物です。
道路脇などにはどうしても外来植物が侵入してしまうみたいですね。


 

反魂草(ハンゴンソウ)
反魂なんて変わった名前ですが、これは葉が幽霊の手のように下を向いていることから
付けられたそうです。


 

大根草(ダイコンソウ)の実
名前は根元の葉が大根の葉に似てるから、とのこと。
実はいわゆる『ひっつきむし』ですね。
その姿がなんだか可愛くて出逢う度撮ってしまいました。

 

嶺桜(ミネザクラ)の実かなと思ったけど、微妙に違うような、、よく分かりません(汗)
熟しかけと思われる小さな実は3段階くらいの色を見せてくれて、
とっても愛らしかったです。

 

 



(たぶん)胡麻菜(ゴマナ)
シラヤマギク、ヤマシロギク、ヨメナ、、似ている花がたくさんでよく分かりません(汗)


 

 

山蛍袋(ヤマホタルブクロ)
野山ではとてもポピュラーですね。
本当に蛍が入って灯りがともったところを見てみたいわ。

 

 

これは前回撮ったクサボタンの花。

 

こちらはその草牡丹(クサボタン)の実
針状のところが銀色でキラキラと光ってました。

 

 

御前橘(ゴゼンタチバナ)の実の熟しかけ。
自然探求路あたりのゴゼンタチバナは皆花が終わって、これくらいの状態でした。

 

 

鬼瑠璃草(オニルリソウ)
先っちょだけ青い花が残って、あとはひっつきむしみたいな実になってるの。
小さくてめっちゃ可愛い♪

 

↓ここからは穂高・岳沢への登山道に入ってから撮ったもの。

 

名前分からず(汗)
茎の途中に実があるような、なんだかよく分からない草。

 

名前分からず(汗)
苔の間に生えてたシルバープランツみたいな植物。
苔もこの名前知らずの植物もとっても綺麗でした。

 

 

銀竜草(ギンリョウソウ) 別名ユウレイタケ
葉緑素を持たない腐性植物。
本編にも書きましたが、この不思議というか不気味というか、
へんてこりんな花を写真で見てから、一度お目にかかりたかったんです。
「登山道に咲いている」というのを読んで、目は前方じゃなく道の両脇をガン見。
かなり終わりかけだけど、見つけたときは嬉しかった~。
それにしても本当にへんてこりん(笑)

 

岨菜(ソバナ)
青紫の濃淡がとても綺麗。見てるだけで涼しくなります。

 

 

(たぶん)竹縞蘭(タケシマラン)の実
この姿が可愛くて可愛くて、、
今回の植物の写真では、これが一番お気に入りです♪

 

 

御前橘(ゴゼンタチバナ)
自然探求路ではほぼ花が終わってましたが、登山道はまだまだたくさん咲いてました。
4枚葉に花は咲かず、6枚葉には咲くのだそうです。
あらためて写真を見てみて「ああ、ホントだ~」(笑)

 

 

ふと思う。

植物学者さんて、こういう花や実のどれを見ても
「あ、これはね○○ですよ」って、すぐ言えちゃうのかな~、、

それって凄いな~、、って。


 

 

 

 

 

 


ふたたびの上高地

2013-08-07 23:37:34 | 美味しい話とか旅の話とか

 

ということで、

夏の自然探求シリーズ第3弾(笑)

 

1週間と空けず、また行ってきました、上高地。

 

今回も日帰りですが、バスツアーではなくマイカーです。

 

いつものようにズラズラと写真を載せますので、お暇な方はどうぞです。

※植物の写真は、前回お目にかからなかったものを別日記にしました
※5日前の日記はこちら

 


午前2時に家を出て、
5時半に沢渡大橋で上高地へのシャトルバス(ひとり往復2,000円)に乗り換え、
6時前には大正池に到着。

 

大正池は朝靄に包まれ、



焼岳がうっすら見えるくらい。

 

年々小さくなっているとはいえ、この大正池ならではの景色、素敵です。

 

 

雲ひとつなく稜線もくっきり。

靄が取れていく様子を見ていたかったけど、早朝の田代池も見たかったので
自然探求路を田代池に向かって進みます。

 

朝の光にキラキラしている林。

 

田代湿原。
つい5日前よりサギスゲが色付いて見えたのは朝日のせいかな。

 

六百山の方を見ると、

朝露が霧氷のように輝いて、それはもう言葉も出ないくらいの美しさ。
刻々と表情を変える朝のほんの何分か、その時間ここにいられたことに感謝しました。

 

 

田代池の美しさも格別。

 

 

 

 

蜘蛛の巣のネックレス。
苦手な蜘蛛もこの時だけはちょっと好きになったかも(笑)

 

 

田代橋と並んだ穂高橋からの眺め。
小さく見える白いホテルには秋に泊まる予定です。
今年の紅葉はどんなもんでしょうか。

 

今回は橋を渡って右岸(橋から河童橋に向かって左側)を歩きます。

向こう岸には、六百山と霞沢岳。

 

ウェストン碑。
日本近代登山の父と言われるウォルター・ウェストン。
上高地の魅力を世界に称賛し、『楽しみとしての登山』を日本に浸透させた
英国人宣教師ウェストンの功績を称えてつくられたレリーフです。

 

青く澄んだ梓川。

 

川の水は想像以上に冷たかったです。

 

焼岳もクッキリ。
時刻は9時10分。
上高地に着いてから既に3時間以上経過しています。
どんだけゆっくり見て歩いてるんだろか(汗)


 

午前9時20分の河童橋。
まだツアーのお客さんが到着していないので、それほどの混雑ではありません。
帰る頃(13時過ぎ)には、まさに河童橋銀座と呼ばれるにふさわしい人出でございました。

 

今回もまた、というか、絶対撮るこの風景は、

河童橋からの眺め。これぞ上高地!ですね。

 

今日は岳沢のガレ場まで足を延ばしてみます。

 

明神池方面へ、また右岸道を歩きます。
こちら側を歩くのは30年ぶり(笑)

 

岳沢湿原。
30年前はこんな風に見渡せる木道の見晴台は無かったと思います。

 

なので、この眺めは初めて。

穏やかな田代池と雰囲気が変わって、荒々しさがまたとっても魅力的。

 

ホントに素敵です、ここ。河童橋からほんの10分ほどなので、歩かないのはもったいないわ。

 

湿原からすぐのところに穂高、岳沢への登山口があります。

ここからガレ場に向かいます。

 

道は木道とか石段とか、こんな感じ(写真は帰路撮ったものです)
ダンナは縦走でも出来そうなザックを担いでいます。
似非登山者(笑)

 

一度お目にかかってみたかった銀竜草(ギンリョウソウ)。
葉緑素をもっていない植物なんだそうです。
別名ユウレイタケが納得のちょっと不気味なその姿。
終わりかけてますが、会えてめっちゃ嬉しかったです。

 

木々に覆われた登山道をしばらく行くと、左側に開けた場所が現れ、
そこから西穂高が見えます。
「おおぉ~」
ちょっと感動。

 

途中にある風穴。穴の中を覗くと天然氷がありました。
冷気が吹き出して、あたりは寒いくらい。ここにくるまでもところどころに冷気の
吹き出し場所があり、その度足を止め涼んでおりました。

 

登山口からゆっくり写真を撮りながら50分(スタスタ歩けばたぶん30分)くらいでガレ場到着。

 

 

「おおおおーーーーーー! 穂高連峰がこんなに近くに見えるーーーーーーーー!!!」

すんげー感動(笑)

でも、少し雲があればもっといいのにな~なんて贅沢なことを言ってみたり。

 

 

人を入れてみる。シャツが擬態になってます(笑)

 

猿も入れてみる(笑)
掲げているのはガレ場記念のガレ(笑) 

 


下を見れば、

真ん中の赤い屋根のところが河童橋周辺。
この写真だと分からないけど、右の方に小~~さく帝国ホテルの屋根も見えました。

 

ガレ場で雄大な景色を見ながらお昼にしたかったけど、あまりに陽射しが強いので
登山道脇にて昼食。
今回は忘れずザックに入れてきたパンは、手抜きのマルエツ調達(汗)
でも美味しかったよ~~。

 

食べ終えてガレ場に戻ると、

 

雲が出てました♪

そう、やっぱりこれですよ、うん(笑)

左端に写ってる赤いリボンは登山ルートの目印だそうです。

 

いつか、ホントにいつか、てっぺんまで登れたらいいな~。

 

 

 

 

 

 

 


花あれこれ@上高地

2013-08-02 23:55:11 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

千畳敷カールの花がほぼ分かって、ちょっといい気になってたら、
上高地の花はほとんど分かんないの(汗)


地域と高度が違うと、こんなに変わるものなんですね。


また出逢った順に載せます。

今分からない名前も、分かり次第追記するつもりですが、

わっかるかな~(汗)


 

 

現の証拠(ゲンノショウコ)の白花
胃の薬として知られ、実際によく効くことから名付けられたとのこと。

 

現の証拠(ゲンノショウコ)の赤花
上に同じく(笑)

 

玉川杜鵑(タマガワホトトギス)
パっと見、面白い。よく見ると不気味(笑)

 

名前分からず
葉っぱがこんなに特徴的な形をしてるのに分からないなんて、ちと悔しい。

→分かりました(嬉) ミゾソバという花のようです。
 そう言われれば、蕎麦の葉と似てますね。
 その形からウシノヒタイという別名もあるそうな。

 

 

山母子(ヤマハハコ)
つい先日、千畳敷ホテル周辺でしか見たことがない、と書いたばかり。
結構あちらこちらにありました(汗)

 

 

舞鶴草(マイヅルソウ)の実
これから赤くなるそうですが、この色も面白い。

 

薊(アザミ)
どこの野山でも見られる花だけど、どこでもこの姿と花色は目立ちますね。

 

如意菫(ニョイスミレ)、、かなぁ
スミレってすんごく種類が多くて見分けが難しいです(汗)

 

(たぶん)ノリウツギ
もしかしてムシカリ(別名オオカメノキ)かも。
でもムシカリは5月くらいだからノリウツギかと、、、
似てるんですよね~(汗)
ノリウツギの名は、和紙を漉く時に粘着性の樹液を糊として使うことから
付けられたそうです

 

金水引(キンミズヒキ)
ピンクっぽい水引とは全く別物の花だそうです。

 

 

名前分からず
結構名の知れた花な気がして、いろいろ探してみたけど
分からず(汗)

→分かりました(嬉)
 寒地髪剃菜(カンチコウゾリナ)です。
 どっかで見た花に似てると思ったら、千畳敷カールの極楽平で
 会ったミヤマコウゾリナに良く似てるんだわ。
 なんですぐ気付かないかな~(汗) 

 

 

燕万年青(ツバメオモト)の実
すんごい綺麗な青い実。
林間コースの木道の間に一本だけ見つけました。

 

雌宝香(メタカラコウ)
この名前、カタカナだけ見るとメカラウロコに見えてしまう(笑)
葉っぱがフキに似てました。
これから上部が咲くんだろうけど、既に下部は終わりかけてるような、、
花穂全体が綺麗に咲きそろうことは無いんだろうか。

 
 

丸葉岳蕗(マルバダケブキ)
これも葉っぱが蕗に似てました。
メタカラコウとは近い種のようです。
大きな花が鬱蒼とした林間コースで目立ってました。


 

梅花藻(バイカモ)
去年はズームじゃなかったのでここまで近寄れなかった。
もっとアップで見てみたいわ。

 

 

九蓋草(クガイソウ)
どのクガイソウの花にもたくさんの虫が蜜を吸ってました。
よっぽど美味しいらしい(笑)

 

 

草牡丹(クサボタン)
ルイ16世の髪型みたいな花が可愛い(笑)
葉っぱがボタンの葉に似てるのでこの名が付いたそう。
中ノ瀬園地の小径沿いにたくさん咲いてました。

 

 

黄吊舟(キツリフネ)
七人の小人みたいじゃないスか?

 

四葉鵯(ヨツバヒヨドリ)
ヒヨドリバナによく似ていて、葉っぱが4枚ずつ付くので、この名が付いたそう。

 

 

唐松草(カラマツソウ)の葉
早くも紅葉。というか、唐松草の葉が色付くことを初めて知りました。
可愛い花のあとは葉の色で楽しませてくれるんですね。

 

名前分からず
血管に実が付いたようで、ちょっと不気味(汗)

→分かりました、、というか、たぶん、、
 深山接骨木(ミヤマニワトコ)かと。
 ミヤマニワトコの実はどの写真を見てもみんな赤いんだけど、これは緑(汗)
 これから赤くなるのかな~ということで、たぶん。

 

 

岡虎の尾(オカトラノオ)の蕾
とっても美しい花姿。咲いたところも見たいです。  

 

(たぶん)虎杖(イタドリ)
イタドリって食べられませんでしたっけ?

 

虎杖(イタドリ)の実、かな~?
不確実ですんません(汗)

 

黄花山苧環(キバナノヤマオダマキ)
凝ったつくりの花ですよね。
こういう花がどうってことなく道端に咲いているの、なんか凄いと思う。

 


 

それにしても、場所が変わると花の名前がこうも分からなくなるとは(汗)


でも、調べて覚えるの、いい脳トレになるわ(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 


日帰りバスツアー@上高地

2013-08-02 23:10:18 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

本日は友人と上高地へ行ってまいりました。

夏の自然探求シリーズ第2弾とでも言いましょうか(笑)

 


去年の7月8日に行ったのと同じく、
クラブツーリズムの上高地4時間というバスツアー@5,500円

前回の日記はこちら
2009年、秋の日記はこちら

 

ひとりの遅刻者もなく、午前7時すぎに新宿を出発し、
途中2ヶ所の休憩を経て、11時45分に上高地の大正池に到着。

バスターミナル集合時間は午後3時45分で、滞在時間はきっちり4時間。
4時集合でもいいじゃん(笑)

 

去年は単焦点レンズしか持ってこず苦労しましたが、
今回はちゃんとズームレンズを付けて広角で撮りまくりました(笑)

 

では、いつものように写真をズラズラと。

※花の写真は別日記にしました

 

 

まずは大正池。

山も水の色も緑が濃いです。

少なくとも10回は大正池に来ていますが、貸しボートがあったことに
今回初めて気が付きました汗)
でも泊まりでもなければボートに乗る人はいないんじゃないかな~。


 

岳沢をのぞみます。
稜線は雲で隠れてますが、そのうち切れてくれるのではないかと期待。
今回は水の反射などを軽減させるPLフィルターを使用。
多少効果がある気がします。


 

自然探求路を歩きます。
探求路はどこも良く整備されていて楽に歩けます。
ツアー客の中にはパンプスやビーチサンダルの人もいましたが、
さすがにそれはちょっと(汗)

 

田代湿原。
サギスゲの綿毛も終わって、色的には早くも秋の風情。

 

田代池。
池の向こうの山に降った雨が伏流水となりこの田代池に湧き出しているそうです。

なんとも穏やかで心休まる風景。
ですが、年々陸地部分が増えていて、この景色が見られるのは、
あと10年くらいかもという話しを聞きました。

大好きなこの風景、見られるうちにたくさん見ておこうと思います。

 

 

 

 

 

前回は自然探求路の梓川コースを歩きましたが、今回は林間コースへ。

昨日まで雨の日が多かったらしく、池になってる箇所もいくつか。
数日前には探求路が通行止めになった時もあったそうな。

でも水を湛えた風景って、すごく惹かれます。

 

林間コースだけにずっと林の中(あたりまえ)
やっぱ梓川コースにすれば良かったわ(汗)

 

コースの合流点近くに前回見つけた水場があるのを思い出し、しばし休憩。

水草たっぷり。

 

カモの親子も登場して雰囲気は最高潮。

 

この風景を見ながら予約しておいた五千尺ホテル特製弁当@1,100円をいただきます。
あ~幸せ。


 

梓川コースを少し遡ったところに咲くバイカモ(梅花藻)

 

一生懸命首を伸ばして日光をあびているよう。可愛いわ~。

 

橋の上から、さっきお弁当を食べた場所をのぞみます。
潤うな~。

 

でも油断大敵、今朝このあたりでツキノワグマが目撃されたとの情報あり。
熊除け鈴は、他に人がいる時は迷惑になるので仕舞っていましたが、
これを見て思わず取り出したりして(汗)
今は使わないときは消音できるタイプのものがあるんですよね。

 

田代橋の上から。
穂高の稜線が見えてきました♪



 

田代橋から右岸コース左岸コースに別れますが、今回もまた左岸コースを行きます。
ちなみに、右岸左岸の区別は上流から下流を見て右左なので、
左岸コースは河童橋に向かって右側ということになります(ちとややこしい)

梓川が大きく蛇行したこの場所は、スコーンとした眺めで気持ちいいです。
雨が続いた割には川の水量が少ないですね。

 

 

中ノ瀬園地から。
岳沢を行く登山者が見えないかとズームしてみましたが見えず。この時間だとあまりいないのかな。
私もいつか登ってみたいです。

 

 

 

上高地の写真といえば、河童橋を入れたここからのショット。
普通だとつまらないから、スケッチする人を入れてみました。
お兄さんのシャツの色もgoodです♪ 奥のオジサンがいなければ尚goodゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

 

河童橋周辺は平日でもこの賑わい。
殆どがバスツアーのお客さんだと思われます。

 

 

河童橋の上から焼岳をのぞみます。
なんて瑞々しい眺め。

 

「ウッキー」 中年猿も浮かれ気味(笑)

 

そして、無くてはならない、穂高連峰をのぞんだこの景色。

素晴らしいのひと言!

 

 

五千尺ロッヂで食べた『信州完熟りんごのアップルパイ』もとても美味しく、


 

バスターミナルだって美しい。

 

 

ということで、

去年は集合時間の2分前、

今年は集合時間ジャストにバスに乗り込んだ私でありました(汗)

 

 

あ~、あと2時間、いや1時間でもいいから長くいたかったよ~ん。