***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

フル活用な日曜日

2008-06-08 23:42:19 | その他


今が見頃というニュースを見て、葛飾は堀切菖蒲園へ行ってきました。

有名な菖蒲園ですが、訪れたのは初めてです。

すぐ隣がマンションだったり高速道路だったり結構狭かったりで
想像してたイメージと違ってはじめはちょっとびっくりでしたが、
箱庭のように丹念につくりあげられた園内は、そういったことを忘れさせる
心地よさがありました。



そして、曇り空の下に咲き乱れる200種もの菖蒲の花は、上品で、凛として
とても美しかったです。



↑花の色より目立つテントはちょっとなぁ、ですが(汗)


これだけの見事な菖蒲園を維持するには経費もかかるんでしょうに
入場無料というのは、下町の心意気ってものでしょうか。


 
菖蒲園のすぐ脇には紫陽花の小径がありました。
金平糖みたいな紫陽花が可愛らしいです。



お花見の後は父の日のプレゼントを届けるため東京の東から西へ移動し
小平市にあるマ・メゾンでランチ。
学生時代や独身の時によく通っていた懐かしいお店です。



味は特別美味しいというのでもないですが(笑)雰囲気が凄くよくて、この辺では
かなりイケてるお店として有名だったんですよ。
久しぶりに訪れましたが雰囲気は昔のまま。
ただサービスの仕方がなんか変わったなと思ったら、大手フード会社の
経営になっていました(汗)



普通は経営が大資本になると、味が落ちたりするもんですが、これが、
コースのどの料理も新鮮な素材で手抜きのないつくり、かなり美味しかったんです。
以前よりレベルアップしたかもなくらい(笑)

サラダオードブル、スープ、プチパスタ、肉料理、パン、デザート、紅茶のコースで
2,380円ていうのもメチャクチャ良心的でしょ。

嬉しいですよね、こういうの。




父宅の帰り道に寄ったのが小金井公園。



その中にある江戸東京たてもの園に入ってみることにしました。

入場料400円也。

ただなんとなく入ったのですが、これが面白い。
当たりです、ここ(笑)

江戸時代から昭和初期までの復元建造物が27棟建ち並んでいます。
どの建造物も移築して復元してるのでハリボテ的な薄っぺらさがありません。


下町の風情が楽しめるこちら東ゾーン。

  
木のゴミ箱は、ちっちゃい頃近所にありました。
でも私、昭和初期の世代じゃありませ~ん(笑)




  
広場には土管がドカ~ン(超寒) ブリキの看板も本物です。
お子ちゃまはベーゴマやメンコや竹馬で遊べます。
もちろんおじちゃまやおばちゃまでもOKです。




  
“千と千尋の神隠し”の湯屋のモチーフにされたという子宝湯。
脱衣所の天井が凝ってます。照明も素敵~。




いい湯加減でございました(爆)




“ゲゲゲの鬼太郎”の最初の家だそうです(笑)
こういう洒落っ気好きだわ。



こちらは様々な建築様式の住宅や歴史を伝える建築物が並ぶ西&センターゾーン。


こぢんまりとした平屋建ての洋館。

 
アイボリーの優しい色合いと格子の窓枠、寄せ木の床がとっても素敵でした。
気に入ったので2度もお邪魔致しました(笑)


 
昭和17年築の建築家前川國男氏の自邸です。
現代にあっても充分すぎるほど通用する意匠はさすがです。


あらゆる建築物がただ並べてあるのではなく、それぞれの建築物と庭を一体の
景観としてとらえ復元してあるのが、このゾーンの見所のひとつだと思います。



その最たるものが高橋是清邸です(2・26事件の人ね)。



これ、また登場しちゃうけど“千と千尋~”の窓っぽくないですか?


このお屋敷の1階は休憩処になってます。
暗殺の現場になった部屋の下でまったりとクリームあんみつをいただきながら
あぁ、平和だわ、なんて感慨に耽ったりして。




ほんと、ここ楽しいです。

400円でこんなに楽しめちゃう場所なんてそうそう無いでしょ?


お薦めですよ~~ん