***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

家族の肖像

2008-06-21 22:08:23 | その他



先日放映されたフジTVの父の日特番を録画で見ました。

会社の同僚とその家族が登場しているので。



同僚の一家は8年前までコンビニを経営し大きなお家に住んでいたのですが、
コンビニの経営が悪化し廃業となり、家を売ってアパートに引っ越し、
ご主人はタクシーの運転手に転職しています。

そのご主人の働く姿を、同僚の長男である10歳の息子くんに見てもらおう
という設定です。



お父さんの運転するタクシーを無線で呼んでもらい、付き添いの長州小力と
ともに乗り込む息子くん。二人とも変装しているのでお父さんはそれと気付きません。
(ヤラセではなく本当に気付かなかったそうです)

長州小力が、お父さんに話しを振ります。

前職の話題になり、コンビニ経営に失敗し莫大な借金を抱えてしまった
ことを自嘲気味に話すお父さん。


「はい、ほんと、大変でしたよ。家族がいなかったら本当にどこかへ
行ってるでしょうね。ここでこうやって暮らしていないと思いますよ」

「息子ですか?そりゃぁ、息子は可愛いですよ。ほんと可愛いですね」


息子くんは下を向いて嬉し泣きです。


同僚が赤ちゃんを抱いている写真も映し出されました。
20代の頃の写真です。




客観的に見た同僚の家族としての歴史。


彼女だけではなく、同僚みんな、いや誰にもそれぞれ家族があり、
家族の絆があり、歴史があり、それは、もちろん私にも。




そんな当たり前なことをあらためて感じた夜でした。