***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

THIS IS IT

2009-11-03 23:42:30 | 映画



“マイケル・ジャクソン THIS IS IT”を観てきました。


私がマイケルの公演を観たのは1987年、
後楽園球場のコンサートのただ一度。


マイケル・ジャクソンというと、頭に浮かぶのは未だに
その時の華麗なムーンウォークの足元に見えたレースのソックスです。


そんな、マイケルの大ファンというワケじゃない私ですが、
全編、涙が止まりませんでした。

特に“Beat It”でのコール&レスポンス、
観客とこれが出来なかったマイケルの無念を思うと、
もう胸が締め付けられるようで、嗚咽をこらえるのが精一杯でした。


溜息が出るくらい繊細で美しいダンス。

繊細なのはダンスだけでなく、声もカラダも、そして心も。


ガラス細工のようなカラダと心にはたくさんの傷がつけられて
あのリハーサルは、それがパリンと割れる寸前の状態だったのかな、と。


せめて、せめて、
ロンドン公演が終わるまで、神様に守って欲しかった。


この映画を観たらそう思わずにいられないと思います。











タイムマシンにお願い

2009-11-03 21:02:18 | 吉井和哉


コラム更新されましたね。

ギターに詳しくない私みたいなファンにも
よく分かるように書いてくれて嬉しいです。


中川勝彦さん。
猛烈にではないですけど、ほのぼのと好きでしたよ。
あの顔立ちでロックスターで、喋るとお茶目でちょっとスケベで、
でも何事にも真摯に向き合っているのがよく分かって、、

って、吉井さんと同じじゃん。
あっ、吉井さんは猛烈に好きですけどね(照)

若い時から好みのタイプは変わってないですわ(笑)

“Please Understand Me”と“真珠色の革命時代”が
繋がっていたなんて、なんだかゾクゾクしますね。

そういえば、中川さんの歌声と
“夜行性のかたつむり達とプラスチックのブギー”(長ぇ~)の
吉井さんの歌声、ちょっと似てるかも・・・・。



そして、加藤和彦さんと聞いて思い出すのは中学生の自分。

深夜に聴いていたラジオ番組のオープニング曲は
サディスティック・ミカバンドの“サイクリング・ブギ”でした。

アラジンストーブにのせたヤカンの湯気で曇る窓ガラス。

家族は寝静まり、シーンとした家の中で聴こえるのは
シューシューというヤカンの音とラジオから流れる音楽だけ。

少し大人の気分になれた時間と空間でした。


タイムマシンにお願いしてあの頃に戻れたら楽しいかも。

でも、その時代には吉井さんの音楽はまだこの世に
存在していない。

当たり前のことだけど、それって凄く凄く不思議です。



あの時代にも、今の時代にも存在している自分が
とても幸せに思えます。