本日は芸大の美術館で催されているシャガール展へ行ってまいりました。
と、その前に、上野に来たらお昼はここ韻松亭。
大きな窓に広がる緑が猛暑をひととき忘れさせてくれます。
今日の花籠膳は、何故かお料理が真ん中に寄せ集められていました。
も少し繊細な配置でお願いしたいとこですわ(笑)
でも、豆ご飯は相変わらずめちゃくちゃ美味しいッス。
で、
本題の“シャガール ロシア・アヴァンギャルドとの出会い”
と~っても面白かったです。
故郷への想いや妻ベラへの愛情、死別の悲嘆、新たな愛の幸福感、、
シャガールの幻想的に見える作品が、そういった至極現実的なものからの
投影であるということがよく分かる構成、
ロシア・アヴァンギャルドの作品達と並べた、ロシア美術という視点、
晩年になっても衰えることのない絵筆の運びや、茶目っ気のある毒舌家振りが伺える
52分の映画上映、
強烈な独自性を放っていた歌劇“魔笛”の衣装や装飾、
などなど、
シャガールが好きな人は、そりゃもう胸躍るほど楽しいです。
シャガールが好きじゃなくても充分に楽しいと思います。
絶対観て損はないですよ~
◆シャガール ロシア・アヴァンギャルドとの出会い
◆会期:10月11日(月)まで
◆会場:東京藝術大学大学美術館(上野公園)