***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

美味しいもの@大町&安曇野

2011-05-02 22:16:48 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

仕事開始前、最後の1日。

 

GWの谷間とは言え、東北道はやはり渋滞が激しくなりそうとの予想のため、
今回は福島はあきらめ、長野へ行くことにいたしました。

 

目指したのは大町。

他より遅く満開となる桜の向こうに北アルプスが一望できるという大町公園。
長野道の豊科ICから20kmほどいった山の中腹にあります。

 

確かに桜は満開でした。

が、この日は山に1日中霞がかかり、北アルプスは全く見えず(泣)

 

「こういう日もあるよね」とニホンカモシカの親子(笑)

 

 

遠くの景色は残念でありましたが、

でも、田畑の緑は目に鮮やかで、野辺の花も可憐、

葉桜だって充分美しい♪

 

 

そして、今日は食べ物に恵まれたようで、

こちらは、信濃大町の駅からほど近い、
築120年の町屋をつかった、わちがいというお店。

 

古民家の間取りを活かした建物はしっとりとした趣があり、
お庭に面したお座敷は織物などで仕切られていて、落ち着いて食事がいただけました。

また、2階はギャラリーになっていて、地元のアーティストの作品がセンス良く並べられていました。

 

塩を全く使わず納豆の酵素を練り込んだ『おざんざ』という細いおうどん。

しっかりしたコシとかすかな粘り気のとても美味しい麺でした。
欲を言えば、麺が強いのでおつゆがもう少し濃い味でもいいかなと。

 

   

凍み豆腐や凍み大根など伝統的なお料理が多いお膳は、
一品一品のどれもが味わい深く本当に美味しかったです。

 

この地域には、北アルプスの白沢の湧き水『男清水(おとこみず)』と
里山の池の湧き水『女清水(おんなみず)』があるそうで、


『男清水』はわちがいさんの表に、


『女清水』は通りを挟んだ向かいの舗道に汲み場があり、
「ご自由にどうぞ」と置いてあるペットボトルにいれて持ち帰ることができます。

嬉しいですよね、こういうの。



ありがたく両方ともいただいてきました。
『男清水』は尖っていて、『女清水』がそれを少し優しくした口当たり。
飲み比べると違いがよく分かります。

もちろんどちらも美味しいです。

2本は混ぜて飲むと「より夫婦円満になる」のだそう。

へぇ~~(笑)

 

 

お茶タイムは安曇野に移動して、

 

こちらは、花林糖カフェの蔵久(くらきゅう) 

建造数百年という建物は有形文化財に指定されています。

 

お食事処になっている和座敷。この雰囲気、いいですわ~。

ここでは映画『犬神家の一族』のロケが行われたそうです。

 

 

手入れの行き届いた庭園を眺めながらいただいた、お茶と花林糖。

花林糖がこんなに美味しいと感じたのは初めてかも(笑)

居心地もとっても良くて、時間と体重が許すなら延々と食べ続けていたかった。

 

わちがいも蔵久も、また近くに行くことがあったらぜひ寄りたいと思うお店でありました。

 

 

で、

土産に買ってきたのは食べ物ばかり(笑)

 

このままだと、吉井和哉×AmplifiedのTシャツが着られないじゃん(大汗)