***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

またまた絶景@瑞牆山

2013-11-08 23:30:45 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

 

本日は山梨県は北杜市の瑞牆(みずがき)山へ行ってまいりました。

最近、山ガールならぬ山オバサンになりかけてる私です(笑)

 

これは去年の写真


通仙峡の帰りに寄った、みずがき山自然公園近くから見た瑞牆山の山容です。
去年はここに登るなんて思ってもいませんでした(笑)

 

家を午前5時少し前に出発して、

瑞牆山荘奥の無料駐車場に到着したのは7時20分。
先日の3連休は6時半で駐車場が満杯だったというのが嘘のようです。


駐車場は黄金色に輝く落葉松がとっても綺麗。

空もピーカン。
登山初心者には何よりの強い味方です。

 

8時すぎ、瑞牆山荘前から登山道に入ります。

ダラダラの登りをダラダラ歩きます(笑)

樹林帯の単調な登りは苦手です。
っていうか、登りは基本苦手です(汗)←山に登る資格なしw

30分歩いたあたりにベンチがあり、そこで小休憩。

木々の間から瑞牆山が見えます。
てっぺんに見える岩の奥が山頂です。

 

登山口から約50分で富士見平小屋に到着。
手前には水場もありました。

ここまでで結構ヘロヘロの私。
「10kg痩せたらどんなに楽か」という妄想がまた頭をよぎります(笑)

小屋ではトイレを拝借(@100円・紙無し)


その後、しばらく下りになり(もったいね~)、天鳥川の沢に出ます。

小屋から沢まで30分くらい。


ここから先はずっと登り。

 

 

これは桃太郎岩と呼ばれている巨岩。




どんだけ巨岩かというと、

こ~~~んな(笑)

桃太郎岩があるというのをコースガイドなどで知ってはいたんですが、
往きは巨大過ぎて気付かず(笑)、写真は帰りに撮ったものです。

支えの枝は転がり出さないようにというおまじないだと思われ(笑)

 

 

桃太郎岩を過ぎてからの登山道は、巨岩や倒木がゴロゴロして急登もありの
天然フィールドアスレチック状態。

ストックをしまい、短い手足を駆使してヨジヨジと登っていきます。

たまにロープもあるんですが、結構年季が入っていて、ブチッといかないか
ちょっと不安だったり(笑)

でも、すんごい楽しい♪

 

少し開けたところから、こんなに美しい富士山が見えたし。

 

チビで良かったと思える数少ないアイテムもあるし(笑)

 

 

見上げると、ドーンと大ヤスリ岩。迫力です。

ここを登攀するクライマーさんもいるらしいのですが、今日はお目にかかれず、残念。

 

大ヤスリ岩を巻くように岩の右側を登り、
 

大ヤスリ岩とほぼ同じ高さのところで小休止。
ずいぶん登ってきたんだな~という眺めです。
墓標みたいな岩は小ヤスリ岩というそうな。

ここから頂上まであと少し。

 

このあたり日陰になっていて、つららがお目見え。

最後のロープで登るところは岩が凍っていてツルっツル。
右に振られ、左に振られ、この時は本気でビビリましたです(汗)

 

 

で、

山頂到着♪ 標高2230m。

登山口から約3時間。
標準コースタイムは2時間50分とのことなので、私にしてはなかなかじゃないですか(笑)
でも春とか夏は花の写真を撮りまくるので、これより1時間遅くなるかと思われます(汗)

この時山頂にいたのは、おじさん1人。平日万歳♪

 

晴天に恵まれたこともあり、山頂からの眺めは素晴らしいのひと言。

 

秋色の絨毯の向こう、ほぼ真南に富士さ~~~ん。

ちょっと距離をおいた右のお山は毛無山。


富士山をズーム。

なんて綺麗な姿をしてるんでしょうね。

 

反時計回りに、

東に位置するのは金峰山。
右上、プッチンプリンの爪みたいなのは金峰山のシンボルの五丈岩。

 

ここから北は木々で見えず(笑)


山頂を反対側に移動して、

北の方角。
右上あたりに浅間山があるらしいのですが、よく分からず(汗)←勉強不足ですんません。
左上、八ヶ岳の裾野の向こうはたぶん北アルプス白馬あたり、かな。

 

西北西に八ヶ岳の峰々。まぁよくクッキリと見えること(嬉)
その左奥にはうっすらと中央アルプス。

遠くの山も素晴らしいけど、手前の岩って積み木を積んだみたいじゃないですか?
これ、どういう成り立ち方をしたんでしょうか。不思議だわ。

 

 

上方、西南の方向に南アルプス。一番高い山が北岳。

手前は大小のヤスリ岩。

 

南アルプスのアップ。左から(たぶん)間の岳、北岳、仙丈ヶ岳。下は韮崎市街。
ここから北岳までは40kmだそうです。といってもピンと来ない(汗)

 

撮っている足元は断崖絶壁(汗)

 

立つのは怖いけど、座るのは平気。気持ちいいよ~~~ん♪↑良い子は真似しないでね

 

 

(写ってないけど)富士山の方角で、ダンナが「その岩の上、何かあるよ」というので、ズーム。



電話の子機みたいな、、トランシーバー?
岩登りの人の忘れ物ですかね。

 

しばし展望を楽しんで、

 

この場所でお昼。この頃には山頂は賑やかになってました。

近くの男性グループの人がビールを飲み始め、「一杯やりませんか」と
声を掛けてくれたんだけど、「下戸なのですみませ~ん」と遠慮。
ダンナは呑めるけど、ふらついたら危ないので(汗)

でも嬉しいです、こういうの。
山に登ると知らない者同士がごく自然に会話できちゃうのが不思議。
一種の連帯感なのかな。

お昼は前回の黒斑山で味をしめた、おにぎりINカップスープ。
お隣のグループのカップラーメンも美味しそうだった~(笑)

お昼後、またしばらく風景を楽しみ、後ろ髪を引かれつつ下山。

山頂にいた時間は1時間20分。長居してますな(笑)

 

 

往きと同じく、また富士見平小屋でトイレを借り、

富士山ビューポイントのテーブルでちょっと休憩。
写真はとんじゃってるけど、富士見平というだけあって、
ちゃんと富士山が見えました。

 

晩秋を感じさせる山道は、静かで、ところどころの日だまりが暖かく、
たまに立ち止まってはその心地よさを満喫。

でも、落ち葉のフカフカは、そのままズボッといったり、すぐ下が石だったり、
コースも分かりづらくなったりで結構デンジャラスでもあり。

 

 

午後3時少し前、登山口に到着。


瑞牆山は、アスレチック山道と見事な展望で、童心にかえって楽しめる山でございました。

 

 

戻ってきた駐車場の風景は雲が加わって更に綺麗。

 

帰り道、この景色に思わず車を駐め、眺めることしばし。

 

なんてことやってたら、知らぬうちに汗をかいたカラダが冷えてしまったようで、
ゾクゾク、ブルブル。


こ、これはイカンとすぐ先にある増富ラジウム温泉へ急ぎ、

 

お湯に浸かったら、スッゲーぬるい(汗)

いくつかあるお湯の中で一番熱いのが37度。ほとんど体温じゃん(汗)
なので、なかなかカラダは温まらず、これはますますヤバイ(汗)

温泉じゃなくて『活性水風呂』というのもあったんだけど、水風呂なんて問題外。

そしたら出際にそれは水風呂じゃなくて活性水のお風呂だと気付き、
よく見れば湯温41度の表示もありまして、やっとこ温まることが出来ました。
日本語は難しいぜ(←笑)

温泉自体は茶色の魅力的なお湯だったんですけどね(汗)

 

ということで、

最後の一枚は温泉の近くの風景。

午後の柔らかい光に照らされて、とてもあたたかそうでした。