お茶がダメなら映画で現実逃避、
ということでレイトショーで観に行ったのは【ミッドナイトイーグル】
大沢たかおさん主演だし、誰かさんの若い時に似ている玉木宏くんも出てるし(笑)
これ、何かと話題の防衛省が全面協力の映画だったんですね。
反戦を謳った軍備増強アピール映画?って感じたのは考えすぎでしょうか。
それはさておいても映画自体、んんん、というカンジです。
ふた昔も前【私をスキーに連れてって】という映画の撮影に、空き時間スキーし放題
という餌に釣られて参加した私。
ゲレンデ中心の撮影でも大変だった記憶があるから、この映画はそんなもんじゃなく
過酷であったろうと想像ができるんですが、過酷さを表現すべきシーンにそれが全然
あらわれてないです。
スピード感やリズム感が全くないし。
工作員との接触があまりにもご都合主義だし。
なごませるセリフがわざとらしくて浮いてるし。
アルマゲドン的お涙頂戴も好きくないです。
子役の男の子はすごく自然で可愛かったですが。
大沢さん演じる【西崎】は、本を深く読み込んだ人物表現だったと思います。
それを生かし切れないこの映画全体のつくりがちょっと情けないです。
この映画で私の一番は桃缶のシーンかな。
余計なことだけど、誰かさんの若い時に似ている玉木くん、
セリフの語尾で息を吐くクセ、あれ無くさないと一流の役者さんになれないんじゃ
ないかって思います(えらそでスマソ)
う~ん、現実逃避はその誰かさんじゃなきゃダメってことなのかな(笑)