実母が急逝しました。67歳でした。
死因は、劇症型溶血性レンサ球菌感染症。
国内で年間発症例はわずか400、うち30%が24時間以内に亡くなるという人食いバクテリアです。
母の足腰が立たないと父から連絡を受け、
すぐかけつけ救急車で運んだのが日曜の昼。
入院になったので「なにかあれば対処してもらえる」と安易に考えて家路につき、翌朝職場に呼び出しの電話が入ったのが10時。
集中治療室に飛び込むと、器官送還された母の上に馬乗りになった先生が
肋骨を折って心臓マッサージしているという壮絶な現場。
耳元で必死に「戻ってきて‼」と叫ぶも、戻らず……。母はあっという間に居なくなってしまいました。
告別式には母のお友だちを呼んで。
母の絵画、母と過ごした家族の写真、母のボランティア活動(幼児室の飾りつけ)、母が次の新年会で着るんだと言っていた着物(着付け仲間に着せてもらった)
母の好きだった音楽を流して、送りました。
会場にあふれるお友だちの数は、母の人柄を物語っていました。
突然過ぎて、気持ちがついていきません。
先週の「保育園発表会」は、母と二人で並んで見たんですよ…?
元気だった数日後の出来事です。