愛犬家が2000人集まる犬の幼稚園 BuddyDog

犬の幼稚園 Buddy Dogのようす

ブログ説明





特別なトレーニングをして何かを教えるというよりも、社会化を重視

吠える、噛むなどの問題行動が出る愛犬たちは、とても多いです。

ひどくしないためには、家庭に迎えてからすぐにでも、社会化の勉強を始める必要があります。

愛犬の問題行動の原因は社会化不足と飼主さんの無知・無関心や誤ったしつけだと思います。

問題の原因を理解し、それに対してどう接したら良いかを指導し、飼主さんが自らできるようにする。

多くは犬を甘やかし飼主が犯してしまった間違いを見つけ、愛犬とうまくつき合えるようにすることです。

それが犬幼稚園 Buddy Dogのしつけ方です。

園長が飼主として、一番にこころがけていること、それは、他人に迷惑をかけないことです。

犬が好き、苦手、どっちでもない、すべての人に、犬がいることで、できるだけ迷惑をかけないことです。

そのために「社会化」「しつけ方」は絶対に必要です。

最悪!な動物性油脂(脂肪)

2006-07-27 00:23:40 | ドッグフード
ネクサス・マガジン誌が迷い犬や猫、道で轢かれた動物などがどのようにして廃肉処理業者らによって回収され、またこれらの原料がどのようにペットフードに使用されているかを詳細に報告したものを翻訳した記事です。

引用:

処理業者の工場の床には死んだ犬や猫、羊や豚、馬などの家畜の頭や蹄、スカンクやネズミ、アライグマなどが積み上げられ「原料」として処理を待っている。

90度の温度で処理されるこれらの死骸はそれ自体の生命を持っているように動いて見えるが、これは無数に発生した蛆(うじ)のせいである。

二重のバンダナでマスクをした作業員がボブキャット小型ブルドーザーで「原料」をすくい上げ、これを10フィートの深さのステンレス製の容器に投げ入れる。

彼らはメキシコからの不法労働者達であり、この誰もやりたがらない仕事を引き受けている。

容器の底にある巨大な螺旋カッターが回転を始め、骨が砕ける音や肉が削がれる音が聞こえてくるが、これはとても忘れることができない悪夢の中の音のようだ。

レンダリング(Rendering:廃肉処理)というのは動物原料を調理して水分と脂肪分を分離する処理過程のことである。

レンダリング工場はいわば巨大な台所のようである。

この料理人は「シェフ」として一定の比率に従って、ペットや家畜の死骸、鶏ガラ、スーパーマーケットの廃棄品などを混ぜ合わせる。

これらのかたまりはある程度細かくなった後に、より細かく粉砕するために別の粉砕器に移され、今度は280度で1時間調理される。

これらの調理処理は1週間に7日、24時間ノンストップで行われ、熱い「スープ」のなかで肉は溶けて骨から分離される。

この過程で「スープ」からは黄色のグリースや獣脂が表面に浮き上がってくるが、これはすくい取られる。

その後、この調理された骨と肉はプレス機にかけられて残りの水分を絞り落とされてから粉砕されて粗い粉になる。

そしてこの粉はふるいにかけられて大きめの骨のかけらや毛などが取り除かれる。

この工程が完了すると、そこには黄色いグリースと肉骨粉(にくこっぷん)が出来上がっている。

”アメリカ獣医学研究”誌が述べているように、このリサイクルされた肉骨粉は養鶏や養豚用の飼料に含まれるタンパク質その他の栄養素の原料となっているが、これはペットフードにおいても同様である。

これは、量は少ないものの牛や羊の飼料にも使われている。

獣脂も同じように「エネルギー源」として動物たちに与えられている。

という内容です。こんなものがフードの原料になっていたとは・・・・・・・

動物性油脂が出来るまで

2006-07-26 00:20:41 | ドッグフード
動物性油脂は、食用油脂・工業用油脂・飼料用油脂に分類されます。

飼料用の油脂は、凝固温度が40℃以上の物をタロー、それ以下の物をグリースと称しています。

この動物性脂肪はたんぱく質は含んでいませんが、脂肪を99%含有しており、その消化率は90%以上と高いものです。

さて、ではこの動物性油脂がどのようにして製造されるのかご紹介しましょう。

皆さんご存知、『ラード』を例にとって説明して行きます。

まず、豚から摂れる脂分をミンチ状にして加熱(茹でる)します。

そして、表面に浮いてくる脂をすくい取って固めるとラードの出来上がりです。

同じ「ラード」でも製造メーカーによっては品質も様々で、豚一頭からわずか3~5%しか摂れない背脂のみを使用して、筋・皮・膜・血液などが混入しないように手作業でゆっくりと時間をかけて作られる「ラード」もあれば、そこまでの手間をかけずに大量に生産することだけを目的とした「ラード」もあります。

安い物と高価な物は製造過程で決定します。

同じくして、ペットフード用に使用される動物性油脂にもランクがあります。

良質なフードメーカーの使用する動物性油脂は、私たち人間の食用レベルのものですが、最悪な物は信じられないくらい最悪です。

その『ひどい動物性油脂』がどのようにして出来上がるのかは次回にご紹介します。(気分が悪くなるかもしれません)

実は動物性油脂(脂肪)が1番危険かも?

2006-07-26 00:09:51 | ドッグフード
粗悪な原材料と言えば、肉類・副産物・副産物粉などに使用されるものを思い浮かべる方が多いかと思います。

しかし、1番問題なのはこの「動物性油脂(○○脂肪とも表示される)」なのです。

この動物性油脂の製造工程で、同時に生産されるものとして有名なのが、狂牛病で問題になった「肉骨粉(にくこっぷん)」です。

では、そもそも動物性油脂とは何なのか考えて行きましょう。

動物性油脂(○○脂肪)という表示について

2006-07-25 00:07:22 | ドッグフード
この動物性油脂(○○脂肪)というものは、ドッグフードには欠かすことの出来ない成分です。

ドライフードは高温で加工されるために、本来スカスカのスポンジ状態になります。

そのままではとてもドッグフードとは呼べる物ではないので、そこに色んな栄養素などを後から配合して行きます。

その加工段階で添加されるの成分の1つがこの油脂・脂肪です。 ドッグフードを触ると手が油っぽくなるのはこのためです。

獣医さんの処方食も副産物&副産物粉ってホント??

2006-07-24 13:08:56 | ドッグフード
獣医の処方食は高額ですが、副産物(粉)が主原料の場合が多いということをご存知ですか?

残念ながら、獣医の処方食は高いけれども、『品質』が飛びぬけて良いわではないようです。

原材料などにこだわっているのではなく、治療を目的とした成分が配合されているだけだそうです。

実際、内容のわりには高過ぎる物もあります。

また、某フードメーカーからは日本獣医師会へ毎年献金が送られているので、日本の獣医の間でそのメーカーのフードが処方される割合が高いのです。

ちなみに、そのフードメーカーは現在日本が買収しています。

動物の医療機関に貢献する事が悪いとは言いませんが、企業と機関の『うまい関係』が成り立っているのは、ちょっとイヤな感じがするのは、私だけでしょうか?

事実、処方食の内容に疑問を抱き、納得できるフードを自らの手で探し出して、処方食として患者さんに勧めている獣医師も全国に沢山います。

例えば、荻窪のグラース動物病院の小林豊和先生のこんな話・・・引用:
たとえば処方食の缶詰にしてもドライにしても、原材料の表記が『牛肉副産物』と書いてあるわけです。これは何なのか。
そのメーカーの担当の獣医さんが説明に来ますから、勤務医をやっていた時に何度か聞いてみたんです、『これ、何なの?』と。
みんな答えないんですよ。まずその辺から正していかなきゃいけませんよね。
『ペットの命を守る』(著・坂本徹也)ハート出版より

どうでしょう?

動物病院の処方食と呼ばれるものまでも、こんないい加減な世界なのです。

本当に安心して与えることの出来るドッグフードなど、ほんの一握りしかありません。

そのほんの一握りのドッグフードを探すか、思い切って手作りフードを与えるか、そのどちらかしか大切なパートナーを健康に導く方法はないのです。