みなさん、おはようございます。昨日は大雨で何もかも流し去りそうな天気でした。
TVの連日の話題は大谷選手の水谷通訳の問題と桜の開花情報、今日も雨予報で一部には大雨警報も出ているようですが、鹿児島はそこまではないようです。現在、大谷選手が記者会見を行っています。これで大谷選手の潔白が証明されることを祈っています。今朝は桜島は見えません。
ということで今日ご紹介するのは、曽於市の溝ノ口洞穴です。「ほらあな」です。と言っても結構巨大です。「ほらあな」には洞窟という言葉もありますが、「洞窟」の「窟(いわや、岩屋)」には人が居住するために掘った浅い穴という意味が含まれているため「洞穴(どうけつ)」という言葉を使っているようです。大きな写真は中から見た写真ですが、大きさがイメージできますかね?背中側は奥が深くて何処まで続くのやら。入口に懐中電灯がおいてありましたが、途中で切れたらと借りる勇気がわかなかったです。鳥居もあって、観音様も建立されていて、やはり昔から畏怖の対象、信仰の対象になっていたのでしょうね。霧島山系の裾野にあって地下水の浸食作用によってできた地下洞穴。横幅は14.6m、高さは最大6.4mあります。奥行は高千穂峰まで繋がっていて入った犬が高千帆峰に現れたという伝説もありますが、現在全長209.5mまで探検隊の調査により確認されています。毎年4月8日のお釈迦様の誕生日に近い日曜日に「溝ノ口岩穴祭り」が開催されており、昭和30年には県の天然記念物に指定され、令和3年3月26日には、曽於市初の国指文化財となりました。パワースポットとして注目を集めるようになりましたが、確かにこの洞穴に入ると夏でも涼しく神秘的な雰囲気を味わえます。初めて行った時は、入り口に懐中電灯が置いてありましたが、電池の持ちも分からないし奥を探検する勇気はありませんでした。
-曽於市財部町下財部5782-3