みなさん、おはようございます。今日は曇りの鹿児島です。今日は小雨でスタートの鹿児島です。霧が立ち込めて桜島は見えません。霧の裏で噴火しているかどうかも分かりません。こんな時も「備えあれば憂いなし」。突然の災害にあたふたしないよう準備を怠らず過ごしましょう。
さて、今日ご紹介するのは六観音御池、「ろっかんのんみいけ」と読みます。
白紫池から進むと六観音御池が現れますが、直径約440メートルの火山性湖沼で、ただ御池とも呼ばれる事もあります。池の北畔に六観音堂があり、また、参道には屋久杉を移植したといわれるスギの巨木「六観音杉」もありますよ。六観音堂は古いお堂ですが、959年(天徳3年)、修行のためにここを訪れていた性空が池のほとりで法華経を唱えていたところ白髪の老人があらわれ「自分はヤマトタケルであり、白鳥となってこの山に住んでいる」と語ったそうです。そこで、性空は自ら6体の観音像を彫って、御堂を建てて安置しました。六観音にはそんな謂れがあったんですね。江戸時代には毎年9月28日に六観音堂で祭礼が行われていたそうです。