コは小さいという表現に使う接頭辞なので可愛らしい雰囲気の鳥が多いですね。
サギ類にはダイサギ、チュウサギ、コサギそれ以外にアオサギとかアマサギとか種類が豊富ですが、名前の通りこじんまりとしてて可愛らしいです。
田んぼや川で良く見られますから、野鳥に興味のない方でもきっと見られたことがあるでしょう。
各地で撮影してますが、この写真は加治木の干拓地で撮りました。
【鹿児島の野鳥】 クロツラヘラサギ
鹿児島にやってくる旅鳥で有名なのは、ちょうど今の時期やってくる出水の鶴ですが、ナベヅルやマナヅルが毎年1万羽くらいやってきているので、世界中に随分鶴っているの?って思われそうですが、実は殆どの鶴がやってくるという事で鶴はレッド・データ・ブックに載っているっていうと「エ?」って言われそう。
今日、ご紹介するクロツラへラサギも冬やってくる旅鳥ですが、こちらは更に一桁少ない1000羽いるかいないか?という超貴重な鳥です。こんな貴重な鳥が鹿児島県本土では2箇所やってくるのです。
...一箇所がこの写真を撮った万之瀬川の河口、もう一箇所が水鳥の写真を何回かアップしている加治木の干潟です。
万之瀬川の河口には11月下旬ちょうど今の頃20羽前後やってきて、春先まで過ごしています。
固まって過ごしている事が多いので、行ったら会える可能性大です。
コウノトリ目トキ科の鳥で、名前の由来は~?
写真を見たら分かりますね。
【鹿児島の野鳥021】カツオドリ ← 修正しました。
国分の隼人港の前には辺田小島、弁天島、沖小島の3つの島が並んでいます。鹿児島空港に飛行機が着く直前、錦江湾から国分平野に入る寸前に見える島たちです。この島が見えると鹿児島に着いたって実感します。
その隼人港で撮ったのが、この鳥です。図鑑でチェックして、勝手に「クロアジサシ」って書いていたんですが、カツオドリだと思います。っていうご指摘がありました。ありがとうございます。他にも間違いのあるページがあると思いますので、教えていただけると嬉しいです。
この鳥は空をぐるぐる廻っていたと思うとあっという間に海に飛び込んで、上手に餌を獲ってました。ハンターって表現がぴったしでしたよ。
ペリカン目カツオドリ科 の鳥です。12月撮影しました。
カワラヒワはスズメ目のアトリ科に分類されているように、サイズはスズメくらいの大きさです。
主に植物食で、植物の種子を食べることが多いです。初めて意識してカワラヒワを見かけたのは、南さつま市の大浦町の畑でした。収穫が終わって私の目には何もない雑草だらけの場所に見えたんですが、たぶん草の実がたくさんあったんでしょう。大きな群れで100羽くらいはいたでしょうか?夢中で餌を探していました。
...この鳥は空を飛ぶとき「キリリ、コロロ」って聴こえる鳴き声をたてながら飛んでいくので、結構気付きます。皇徳寺の公園にも今の時期から良くやってきています。写真のとおり黄褐色が目立つ鳥ですが、翼に混じる黄色が特徴的で、羽根を広げて飛ぶと黄色が目立ちます。
野鳥の姿が見れる公園だったら、樹木の木の実を食べに来ている可能性があるので一度探してみてください。
この写真は私の住んでいる皇徳寺の中学校の門のすぐ横の大きな木の梢にとまっているカワラヒワを撮影したものです。
鹿児島から【鹿児島の野鳥019】カワセミ
今日の鹿児島の野鳥はカワセミです。綺麗な水のある水辺に住んでいるので川や池に遊びに行かれた際に出会われた方も多いかも。
綺麗な鳥なので結構良く紹介されるので皆さんもご存知でしょうね。
...私が出会った予想外の場所としては、鹿児島市内の黎明館(鶴丸城跡)の前の堀(蓮の密植している場所)、鹿屋川の祓川付近、加治木の干潟・・・水清くという場所ではなかったんですが。
水が綺麗でなくても、水の中に住んでいる訳ではないから良いんですかね?
捕食する小魚や水生昆虫がちゃんと見つかれば良いのかも。
【鹿児島の野鳥018】カワウ
カワウとウミウは私には区別がつきません。
じっくり見て図鑑ででも、見比べられたら別かもしれませんが。
海にいるからウミウで川にいるからカワウという程、単純でないのが話を難しくする一因なんでしょうが。
...
加世田の万之瀬川の河口付近には冬になると冬鳥が集まりますが、その集団の中に鵜の群れもいます。
沢山の数で烏合の衆の烏はカラスなんですが、鵜でもいいんじゃない?なんて感じてしまいます。
沢山の鵜が集まっている写真もあるんですが、ちょっと趣を変えて、魚を捕らえた瞬間の鵜です。
加治木の海岸にイルカを見に朝早く出かけた時、偶然魚を咥えて上がってきた鵜を発見しました。
その後、ちゃんとイルカにも会えました。
ペリカン目ウ科に属しています。
今日の野鳥はカワガラスです。
川にいるカラスでカワガラスってネーミングだと思いますが、ほんまもんのカラスに較べて小ぶりで、色だけはカラスに近いですが、それでも黒ではなく茶色だから適当なネーミングされてあまり喜んでないかもです。
スズメ目カワガラス科に分類されており、綺麗な清流であまり深くないせせらぎで石の上をぴょんぴょん移動しながら、たまに水にもぐって水生昆虫や甲殻類、小魚を獲ってます。
この写真は川辺の清水磨崖仏の前を流れる清流のところで撮りました。
【鹿児島の野鳥016】カシラダカ
今日の野鳥はカシラダカです。ちょっと見にはスズメ?
スズメ目ホオジロ科に分類されているので、スズメにも似ているし、ホオジロ科という事でホオジロのメスのようでもあります。
和名の由来は、興奮すると頭頂部の羽を立たせることから来たみたいで、この時も私が近寄っているのに気付いたのでしょうか?
ちょこっと羽根が立っていました。
冬鳥です。3月吉松町(現在の湧水町)で撮影しました。
【鹿児島の野鳥015】カイツブリ
カイツブリは、カイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属に分類される鳥ですが、小っちゃな水鳥です。
せわしい動きは写真撮影には向きませんが、水鳥の勝手ですね。
大きな湖などで、鴨たちと少し雰囲気の違うちっちゃな鳥がいたら、カイツブリの可能性がありますが、写真を撮りたかったら匍匐前進が望ましいかも。結構、人の動きを気にしています。
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私と一緒で寒いのは苦手?(水鳥らしくないですね)なのか?北日本では夏鳥のようですが、鹿児島では留鳥です。
以前、オオバンをご紹介した際、池田湖に行けば会えますって書きましたが、この鳥も池田湖で会いました。
私のカメラの望遠の限度でした^^
体が大きすぎて目立ちすぎです。
「イソヒヨドリ」の紹介の際にも書きましたが、鳥はオスとメスがはっきりデザインの違う場合が結構あります。
カモ類もデザインが違う種類が多いですね。
仲の良いご夫婦のことをおしどり夫婦って言いますが、カモ類も夫婦仲良く過ごす例が多く、この時も夫唱婦随?で仲良く過ごしていました。
加治木の干潟で撮影しました。
【鹿児島の野鳥013】オナガガモ♂
今日の鹿児島の野鳥はオナガガモです。
カモ目カモ科カモ亜科マガモ属に分類され、シベリアなどの寒帯から亜寒帯で繁殖し、日本には冬鳥としてやってきます。
出水のツルは有名ですが、こういったカモ類も密かに?やってくるんですね。はるばる鹿児島までやってきたんですから、歓迎しないとですね。
加治木の干拓地で2月撮影しました。
【鹿児島の野鳥012】アオアシシギ
今朝の鹿児島の野鳥はアオアシシギです。
浜千鳥という言葉がありますが、海岸ベリにいくとすばしこく砂浜などを歩きながら餌を食べている鳥たちがたくさんいて、結構区別がつきません。この写真の鳥もシギの仲間だとは思いますが、いまいち絶対?ではありません。
名前はこれじゃない?って方がいらっしゃったら、教えてくださいね。
こんな時、「日本野鳥の会」とかに入っていると良いのでしょうが。
鳥類図鑑には、旅鳥で春と秋の渡りの時に全国的に渡来すると書かれているんですが、写真を撮ったのは2月加治木の干潟でした。
それも不安の材料です。沖縄では越冬するらしいのですが。