南大隅町を舞台にした「きばいやんせ!私」という映画で観た御崎祭りに惹かれて佐多岬に出かけた際の写真です。
先ずはリニューアル・グランド・オープンした佐多岬。
岬の北約600メートルのあたりが北緯31度です。ニューデリーやカイロと同緯度とのこと、そう聞くとずいぶん暑そうですが、実際ガジュマルなどが生えていて南国モード満開です。
2018年に新築された展望台です。
展望台の屋上から見た灯台です。1871年(明治4年)、大輪島に設置されました。太平洋戦争で空襲を受けたため、1950年に再建されました。
御崎祭りのスタートの神社、御崎神社です。
「御崎神社」の起源は、飛鳥時代の末から奈良時代の始め頃に活躍した女帝、第43代・元明天皇(661年~721年)のころ、708年(和銅元年)3月に神託によって岸壁の洞窟に新たな浜宮として開設されたというから、1300年以上の歴史です。「御崎神社」の御祭神は伊邪那岐命、伊耶那美命です。案内板には、交通・航海の安全、五穀豊穣、商売繁盛の神で特に大昔から由来ある縁結び、安産の神として全国的に参拝者が絶えないとの旨が紹介されています。場所がら航海の安全は分かりますが、縁結び、安産の神まで幅広い理由には1300年の歴史のある御崎祭りが関係ありますかね?
御崎祭りの銘板が飾られていました。
ホテル佐多岬は「きばいやんせ!私」のロケ地でもあり、たぶん出演者やスタッフが逗留したホテルだったんでしょう。映画に関係ある資料がたくさん置かれていましたので、少しアップします。
郡の近津宮神社に向かう途中の峠にあった案内板、なんか楽しくなりますね。
郡の近津宮神社は、こんなところです。無人の神社に無造作に神輿が二基置かれていました。
不用心な気もしますが、田舎では持ち去ろうという人もいないのでしょうね。