特急彗星号のブログ

鉄道を撮って、乗って楽しみたいオジサンのブログです

LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.S.を試す

2017年02月09日 | カメラ・レンズ等の機材
昨年の9月にお気楽撮影セットとも言えるマイクロフォーサーズ機の
LUMIX DMC-G7H 高倍率ズームレンズキットを導入しました。

空間認識技術(DFD*テクノロジー)を備えたG7はコントラストAFの
ミラーレス機としては驚く程のAF性能を発揮してくれています。
撮影時には“クソ重たい”機材でも気にはならないのですが
最近は極力クルマを使わない撮影を心掛けています(飲酒率高め?)ので
携帯するのに軽量コンパクトなマイクロフォーサーズ機のシステムは
もう手離せないと言えます。

ただ今現在、私の所有するマイクロフォーサーズシステムのレンズは
150㎜(35㎜判換算300㎜)までなのでそれ以上の焦点距離が必要な時は
ペンタックス+SIGMA500-500かキヤノン+300F4L・エクステンダーX1.4を
持ち出していました。


K-3&BIGMA50-500&G7&14-140

K-3&BIGMA50-500の組み合わせだと約2,770g。
フルサイズ機のシステムに較べればマシとは言うものやはり重いですね。
私の用途だとマイクロフォーサーズでも画質的にも十分なので
300㎜超の焦点域をカバーするレンズが次なる購入候補となります。

ペンタシステムで35㎜判換算で750㎜まで、キヤノンだとサンヨンにエクステ噛まして
672㎜となりますのでマイクロフォーサーズだと300㎜以上は必要ですね。

となるとオリのサンヨン+テレコンx1.4かパナの100-400の2択となります。
でもオリのサンヨン、性能は文句無しなんですがお値段も高い!
立ち位置の制約が多い鉄道やサーキットをメインとする私には単焦点よりも
ズームの方が有難いというのも事実なんですね。
となればパナの100-400が唯一の選択候補となるのですがネットで評判を確認すると
どうもテレ端での描写が悪いという意見が多い様です。

描写に関しては個人的にはそれ程煩くない方だと思っていますが価格.com等の
ネットのサイトでお値段を確認しても最安値で約16万円と良いお値段なので
ある程度の写りは期待したいですよね?

幸いにもパナソニックセンターではレンズのお試しが可能な有料の貸出しを
行っていますので本日100-400を借りてみました。

LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.S.という
長ったらしい名前のレンズは全長171.5mmに径が83.0mm。
G7のボディ込みでも1,395gなのでK-3&BIGMAの約半分!


私がいつもG7を持ち出す時に使う小さなカメラバックにも余裕で入りました。


G7&100-400の試写に挑みますが今日は全国的に寒波の影響で降雨もしくは降雪模様。

雪にドン曇りでISO1600程のコンディションなので画質評価は難しいですが
大体のAF速度や描写は掴めるかな?と思い久しぶりのおけいはんでの試し撮りです。


高架下の影に突入した京阪特急8000系をテレ端400mmの開放から
チョイ絞りのF7.1でAFC連写してみました。

昔、ここで同様のコンディションでキヤノンEOS 40D+サンヨンで撮影しましたが
影に突入した時点でAF迷走が起き、再びピントを掴んだ時にはフレームアウト!
そう考えると数年時間は経過しているとは言えコントラストAFって進化してますね~。


京阪7200系
こちらも同じ絞りでF7.1。感度はISO1600。
チョイ前モデルのG7にとっては厳しい感度かも?知れませんね。

換算800mmで結構圧縮効果が効いている中、降雪が写り込んでますので画質評価は
厳しいですがこの天候で換算800mmという事を考えればAFC追従は結構良好です。
TEST撮影なのでこのコマの前後含め8コマ連写してますがピントが来ていないコマは
2コマだけで外したコマの次のコマはちゃんとAFが喰いついています。


大阪へ向かう8000系
現在8000系はプレミアムカー改造編入に伴い工事が進行中ですがこの編成は8連。
つまりまだ未施工の編成ですね。
プレミアムカー無しの8連撮影は今が最後のチャンス?です。
このカットは焦点距離180mmですが絞りは開放です。
悪条件下ですが噂通り300mm位まではLEICA銘を冠するだけあって描写は良いようです。


2200系

定番撮影地での236mm(35mm版472mm相当)の絞り開放撮影です。
ISO1600に降雪という悪条件下でもこの焦点域だと流石に
キットズームクラスとは違う描写に感じます。


3000系

私の様なオジンファンは新3000系と呼んでしまいます。
同じく開放絞りで187mmですがAFも文句無しに喰いついています。

今回の条件ではこのレンズの本当の実力を知る事は出来ませんでしたが
軽量コンパクトさを兼ね備えた魅力ある超望遠ズームの片鱗を窺い知る事は出来ました。

もし及第点を与えられればマイクロフォーサーズへの全面移行が進みそうです。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿