今年は乗りたかった電車の乗車を幾つか実現してきました。
一畑電車の5000系や近江鉄道700系『あかね号』、そして叡山電鉄900系『きらら』。
続いて今回は九州で唯一の大手私鉄である西鉄の8000形の初乗車が実現しました。
鉄道がお好きな方はピンと来たと思いますがこれらは2扉の車体に
クロスシートを備えていて、乗車に際して運賃以外に『料金』が不必要なのです。
『料金』を徴収すればそれなりの設備が有って当然なんですが
運賃だけでいかに快適に乗車出来るかが大切なんですね。
幼い頃から京阪旧3000系、阪急6300系や国鉄117系がデッドヒートを繰り広げていた
土壌に馴染んでいたのでこういう感覚は普通なのかも知れませんが
優等列車専用車も最近はラッシュ時対応や中間駅間利用者の死守の為に
着席よりも乗車率や乗降性に優れた3ドア車にシフトしているのが現状です。
JR西日本は既に221系から225系に至る車種は3ドアクロス車で阪急の9300系も同様です。
京阪もダブル・デッカー車を連結した特急車として8000系が活躍中ですが
3ドアクロスの新3000系も特急運用で活躍中です。
そんな中、九州の西鉄においても状況は同様でライバルJR九州を相手に
時期優等車の主力車種となる3000形も3ドアクロス車で登場しました。
現特急車8000形の淘汰についてアナウンスされましたが8000形に続く
特急車の登場について何も発表が無いという事はひょっとしたら
今後は特急専用の車種は登場させず3000形が優等車両として活躍するのかも知れません。
とにかく今年中に2編成、来年に2編成が廃車されて残る2編成(旅人&水都?)も
2017年に廃車という話が有りますので悠長に構えていられません。
9月1日、私は早朝の『のぞみ』に飛び乗り博多へ向かいました。
博多から地下鉄で西鉄のターミナル西鉄福岡こと「天神」に到着。
とりあえず西鉄電車&バスの1日フリーパスを購入し次駅の薬院に向かいました。
近代的な高架駅の薬院。ここで記念すべき初の西鉄電車の撮影開始です。
5000形電車。
過去、雑誌でしか見た事の無かった西鉄電車です。
狭い車体幅は前面スタイルを面長に感じさせて見た目はマイナスイメージですね。
同様の事は名鉄の車両にも言えますが最低でも車体幅は2,800mm位ないと貧相な感じを受けます。
とりあえずその点は置いといてこの5000形のスタイルは中々味わい深いですね。
運転席側は2枚構造のパノラミックウインドウですが反対側は一枚窓です。
恐らく曲面ガラスに掛かるコストがこうさせたのでしょうが
とにかくこの非対称の前面が西鉄の一般型電車のアイデンティティーを感じさせます。
続いて3000形。これからの西鉄を支える主力車種です。
前面デザインですが曲面とブラックアウトされたウインドウ周りから私は
近鉄の『スズメバチ』こと22600系との近似性を感じました。
車体幅も従来車より拡幅されたので前面の面長感はかなり緩和されています。
そして待望の・・・
8000形。
特急車らしい赤白のカラーリングに非貫通の前面には大型の2枚窓。
運転席後ろにはこれまた特大の側面窓を備えて特急専用車としての特別感が溢れています。
何枚か撮影した後、待ち切れずに天神に戻り8000形がやって来るのを待ちます。
朝夕のラッシュ時には3・4ドア車が特急運用に入ると聞いていましたが
デイタイムは8000形が特急のメインらしいので何本か待てば遭遇出来るはずです。
鮮やかな発車案内の掲示板には行き先・種別・停車駅に加え、編成数やドア数も
ちゃんと案内されるので『2ドア』の表示が有れば8000形確定です。
先頭車のドア表示位置で待っていると程なく8000形が登場。
一番前で待っていたのですが後から来た小学生に特等席は譲り私は
運転席後部のシートに身を委ねました。
車体幅2,670mmとかなり狭いのですが通路幅を犠牲にしたお陰かシート幅は
まずまずの寸法を確保していました。
ピッチは測定出来ませんでしたが900mmといったところでしょうか?
座面や背もたれ自体は厚みもある造りですが掛け心地はイマイチでした。
少しでも座面の後端が下がっていればお尻の収まり具合も改善されるのでしょうがは
水平に近いので時間と共に前へずれてしまいます。
走り出すと思っていたより飛ばすので驚きました。
抵抗制御&直流モーター135kwというスペックですが4M2T編成の余裕か?
直線区間だけでなく単線の緩曲線区間ですら最高速度の110km/h近くで走ります。
軌道の状態はまずまずですが乗り心地は標準軌の電車としては並以下かな?という感じです。
少々左右のふらつき、ヨーイングを感じました。
しかし前面窓越しの眺望が良いのと力走ぶりが相まって特急に相応しい8000形の魅力を感じました。
今回購入したにしてつ電車・バス共通1日フリー乗車券「FUKUOKA 1DAY PASS」は
柳川までしか乗車出来ませんので柳川で下車となります。
柳川まで乗車した8031編成を見送り今度は天神へ向かう特急を待ちます。
先程は制御車の乗車でしたので今度は中間の電動車を味わいます。
やはり左右の揺れを基本としたヨーイングを感じます。
また5000形と共通の通勤車仕様の足回りの為か最高速ではかなり煩いですね。
連結部の幅広い貫通路はドアが無い開放形なので音が容赦無く侵入して来ます。
初めての8000形乗車でしたが古さはさて置いて中々楽しい素晴らしい電車でした。
一畑電車の5000系や近江鉄道700系『あかね号』、そして叡山電鉄900系『きらら』。
続いて今回は九州で唯一の大手私鉄である西鉄の8000形の初乗車が実現しました。
鉄道がお好きな方はピンと来たと思いますがこれらは2扉の車体に
クロスシートを備えていて、乗車に際して運賃以外に『料金』が不必要なのです。
『料金』を徴収すればそれなりの設備が有って当然なんですが
運賃だけでいかに快適に乗車出来るかが大切なんですね。
幼い頃から京阪旧3000系、阪急6300系や国鉄117系がデッドヒートを繰り広げていた
土壌に馴染んでいたのでこういう感覚は普通なのかも知れませんが
優等列車専用車も最近はラッシュ時対応や中間駅間利用者の死守の為に
着席よりも乗車率や乗降性に優れた3ドア車にシフトしているのが現状です。
JR西日本は既に221系から225系に至る車種は3ドアクロス車で阪急の9300系も同様です。
京阪もダブル・デッカー車を連結した特急車として8000系が活躍中ですが
3ドアクロスの新3000系も特急運用で活躍中です。
そんな中、九州の西鉄においても状況は同様でライバルJR九州を相手に
時期優等車の主力車種となる3000形も3ドアクロス車で登場しました。
現特急車8000形の淘汰についてアナウンスされましたが8000形に続く
特急車の登場について何も発表が無いという事はひょっとしたら
今後は特急専用の車種は登場させず3000形が優等車両として活躍するのかも知れません。
とにかく今年中に2編成、来年に2編成が廃車されて残る2編成(旅人&水都?)も
2017年に廃車という話が有りますので悠長に構えていられません。
9月1日、私は早朝の『のぞみ』に飛び乗り博多へ向かいました。
博多から地下鉄で西鉄のターミナル西鉄福岡こと「天神」に到着。
とりあえず西鉄電車&バスの1日フリーパスを購入し次駅の薬院に向かいました。
近代的な高架駅の薬院。ここで記念すべき初の西鉄電車の撮影開始です。
5000形電車。
過去、雑誌でしか見た事の無かった西鉄電車です。
狭い車体幅は前面スタイルを面長に感じさせて見た目はマイナスイメージですね。
同様の事は名鉄の車両にも言えますが最低でも車体幅は2,800mm位ないと貧相な感じを受けます。
とりあえずその点は置いといてこの5000形のスタイルは中々味わい深いですね。
運転席側は2枚構造のパノラミックウインドウですが反対側は一枚窓です。
恐らく曲面ガラスに掛かるコストがこうさせたのでしょうが
とにかくこの非対称の前面が西鉄の一般型電車のアイデンティティーを感じさせます。
続いて3000形。これからの西鉄を支える主力車種です。
前面デザインですが曲面とブラックアウトされたウインドウ周りから私は
近鉄の『スズメバチ』こと22600系との近似性を感じました。
車体幅も従来車より拡幅されたので前面の面長感はかなり緩和されています。
そして待望の・・・
8000形。
特急車らしい赤白のカラーリングに非貫通の前面には大型の2枚窓。
運転席後ろにはこれまた特大の側面窓を備えて特急専用車としての特別感が溢れています。
何枚か撮影した後、待ち切れずに天神に戻り8000形がやって来るのを待ちます。
朝夕のラッシュ時には3・4ドア車が特急運用に入ると聞いていましたが
デイタイムは8000形が特急のメインらしいので何本か待てば遭遇出来るはずです。
鮮やかな発車案内の掲示板には行き先・種別・停車駅に加え、編成数やドア数も
ちゃんと案内されるので『2ドア』の表示が有れば8000形確定です。
先頭車のドア表示位置で待っていると程なく8000形が登場。
一番前で待っていたのですが後から来た小学生に特等席は譲り私は
運転席後部のシートに身を委ねました。
車体幅2,670mmとかなり狭いのですが通路幅を犠牲にしたお陰かシート幅は
まずまずの寸法を確保していました。
ピッチは測定出来ませんでしたが900mmといったところでしょうか?
座面や背もたれ自体は厚みもある造りですが掛け心地はイマイチでした。
少しでも座面の後端が下がっていればお尻の収まり具合も改善されるのでしょうがは
水平に近いので時間と共に前へずれてしまいます。
走り出すと思っていたより飛ばすので驚きました。
抵抗制御&直流モーター135kwというスペックですが4M2T編成の余裕か?
直線区間だけでなく単線の緩曲線区間ですら最高速度の110km/h近くで走ります。
軌道の状態はまずまずですが乗り心地は標準軌の電車としては並以下かな?という感じです。
少々左右のふらつき、ヨーイングを感じました。
しかし前面窓越しの眺望が良いのと力走ぶりが相まって特急に相応しい8000形の魅力を感じました。
今回購入したにしてつ電車・バス共通1日フリー乗車券「FUKUOKA 1DAY PASS」は
柳川までしか乗車出来ませんので柳川で下車となります。
柳川まで乗車した8031編成を見送り今度は天神へ向かう特急を待ちます。
先程は制御車の乗車でしたので今度は中間の電動車を味わいます。
やはり左右の揺れを基本としたヨーイングを感じます。
また5000形と共通の通勤車仕様の足回りの為か最高速ではかなり煩いですね。
連結部の幅広い貫通路はドアが無い開放形なので音が容赦無く侵入して来ます。
初めての8000形乗車でしたが古さはさて置いて中々楽しい素晴らしい電車でした。
大学時代の友人がその場所が故郷なので帰郷していて、いつかは訪れないと…って思っていましたので今回のはいいヒントかもしれません。
加えて私が過去、西鉄電車に乗ったときはあの2000系(前の特急車)が急行で走っていた時の2005年…そう民営化とうちの会社が言われたときですが、
二日市から南に乗っていない+8000系の2ドアにも乗っていないので内装解説、大変参考になります。
イメージとしては阪急6300系か京阪3000系の間くらいの乗り心地ですかね?
ともかく次、まだ走っているときに行って、かつ花畑以南で撮りたい!って感じてしまった今回の記事でした。
長いですがこの辺で失礼します。
2000形の乗車体験がお有りとは羨ましいですね。
今回は柳川までの乗車ですが一度は大牟田まで乗り通したいです。
74.8kmは乗り応えがあると思います。
乗り心地ですがどちらかと言えば京阪系より阪急系に近いでしょうか?
内装も華やかな京阪やシックな阪急の方が雰囲気は上だと
個人的には思いますが運転席(車掌)後ろの特等席なら
断然これが良いですね!