徒然映画日記。

食わず嫌いは卒業し何でも観よう。思い切りネタバレありの「観た帳」です。

嵐の青春

2007年07月07日 | ★★★



嵐の青春
おすすめ度
原題:Psych-Out
制作:1968年 アメリカ
制作:ディック・クラーク
監督:リチャード・ラッシュ
脚本:ベティ・タッシャー ベティ・ユリアス
出演:スーザン・ストラスバーグ ジャック・ニコルソン ブルース・ダーン ディーン・ストックウェル ストロベリー・アラーム・クロック ザ・シーズ

引き続きLSDモノです。「白昼の幻影」の続編ともいえる作品「嵐の青春」です。この作品ではニコルソンは演者として活躍しています。

舞台は60年代のサンフランシスコ。ヒッピーがたむろする地区に、耳が不自由な少女ジェニー(スーザン・ストラスバーグ)がやってきます。彼女は、兄スティーヴ(ブルース・ダーン)を探しに来たのです。そこで出会ったのはバンドマンのストーニー(ジャック・ニコルソン)とその仲間たち。捜索願いが出ている彼女を警察からかくまうために、自分たちの住家へと招待し、奇妙な生活がスタートします。

この作品邦題が「ジャック・ニコルソンの嵐の青春」となっているモノもあるようですね。タイトルの頭に俳優さんの名前が付いている作品って珍作・迷作・駄作が多いですよね。ぶはは。

これもテンション高いわ、気だるいわ。えらく大変なことになってます。「白昼の幻影」に比べるとストーリー性があるので、ストーリーを重視する方ならこちらのほうが観やすいと思います。出演者全員が取ってつけたようなズラなのが笑えます。

当時人気だったおサイケバンドのストロベリー・アラームクロック、シーズが出演。音楽好きな方にはおすすめです。


前田有一の超映画批評



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