徒然映画日記。

食わず嫌いは卒業し何でも観よう。思い切りネタバレありの「観た帳」です。

69 sixty-nine

2007年07月19日 | ★★★★




69 sixty-nine
おすすめ度
制作:2004年 日本
製作:横溝重雄 黒澤 満 早河洋 伊達 寛
監督:李相日 
原作:村上龍
脚本:宮藤官九郎  
出演:妻夫木聡 安藤政信 金井勇太 太田莉菜 柴田恭兵 村上淳 井川遥 新井浩文 水川あさみ 加瀬亮

引き続き邦画です。「フラガール」でおなじみの李相日監督作品「69 sixty-nine」です。原作村上龍、脚本宮藤官九郎。当時24歳の妻夫木聡と29歳の安藤政信が高校生を演じるという事でも公開時かなり話題でしたね。どんなもんかな。と。ほとんど期待せずに鑑賞しました。

1969年。ベトナム反戦運動、大学紛争など世の中がおおいに揺れていた時代の物語。舞台は長崎県佐世保市。高校生のケン(妻夫木聡)は映画と演劇とアートとロックが一体になったフェスティバルの開催しようと提案。そんな中、何故か学校のバリケード封鎖を思い立ち、ついには警察沙汰に。きっかけは、ケンのマドンナレディ・ジェーン(太田茉莉)のハートを射止たいだけだったのに…。

「青春とはロックとエロスとハッタリである。」

なるほどー。


面白かったです。スピード感あふれるテンポでケンとアダマが様々な事件(?)を巻き起こします。やんちゃな主人公ケン、ちょっと知的な男前のアダマ(安藤政信)、いい奴だけどおっちょこちょいなイワセ(金井勇太)、ヒロインのレディ・ージェーン。魅力的なキャラクターが生き生きと描かれています。

69年という時代をリアルタイムで過ごした人も、初めてこの時代に触れる世代にも楽しく観れる青春映画だと思います。若さって素晴らしいですね。

69 sixty nine@映画生活
前田有一の超映画批評



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