徒然映画日記。

食わず嫌いは卒業し何でも観よう。思い切りネタバレありの「観た帳」です。

きみに読む物語

2007年07月13日 | ★★



きみに読む物語
おすすめ度
原題:THE NOTEBOOK
制作:2004年 アメリカ
制作:アブラム・ブッチ・カプラン
監督:ニック・カサヴェテス
原作:ニコラス・パークス
脚本・ジェレミー・レヴェン
出演:ライアン・ゴズリング レイチェル・マクアダムス ジェームズ・ガーナー ジーナ・ローランズ ジョアン・アレン サム・シェパード ジェームズ・マーズデン

「きみに読む物語」です。年老いた夫婦の美しいお話です。ここ数日の流れで「いつ書こうかな…。」と思いつつ放置していた作品を一気にアップしていきたいと思います。

ある老人保養施設で療養生活を送る老女(ジーナ・ローランズ)の元に、毎日足繁く通う老人(ジェームズ・ガーナー)が、物語を読み聞かせます。それは1940年の夏、小さな町で始まる恋物語。休暇を過ごしに都会からやって来た17歳の令嬢・アリー(レイチェル・マクアダムス)は、地元の製材所で働く青年ノア(ライアン・ゴズリング)と出逢い、恋に落ちます。しかし娘の将来を案じた両親はこの交際を猛反対。二人を引き離す為、強制的に都会へ連れ戻されてしまいます。ノアは一年間1日も欠かさず毎日手紙を書きますが、彼女からは何の知らせもありません。そんな中、第2次世界大戦が始まります。

この作品、残念ながらあまりピンと来なかったです。とりあえず最後まで寝ずに観ました。原作を読まなくても、設定が分かれば先は読めるし、オチも分かったんですが。(今にして思えば、じゃあ何で観たんだ。と自分に突っ込みたくなります。)でもとにかく最後まで観ました。

確かに夫婦の愛情は素晴しかったです。もし、あんなに情熱的に一人の人を愛して人生をまっとうできたらどんなに幸せだろう。と思いますし。人を愛し、真面目に働き、子孫を残しておだやかな老後を過ごす。(細木数子みたい。)「平凡であること」ってのは本当は結構難しい事なんじゃないかな、と近頃つくづく感じます。

美しいお話だと思います。ご夫婦で。カップルで。ファミリーで観るにはいい作品なのかも。

きみに読む物語@映画生活
前田有一の超映画批評



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