赤ちゃん泥棒
おすすめ度
原題:Rasing Arizona
制作:1987年 アメリカ
制作:イーサン・コーエン
監督:ジョエル・コーエン
脚本:イーサン・コーエン ジョエル・コーエン
出演:ニコラス・ケイジ ホリー・ハンター トレイ・ウィルソン ジョン・グッドマン ウィリアム・フォーサイス サム・マクマレイ
夜中にBS2でやっておりました。いやあ。懐かしい。コーエン兄弟の「赤ちゃん泥棒」です。今から丁度20年前の作品なんですねえ。これ観るの何度目だろう?ニコラス・ケイジの髪がふっさふさでした(笑)
コンビニ強盗の常習犯で刑務所の常連ハイ・マクダノー(ニコラス・ケイジ)は、そこで務める婦人警官、エド(ホリー・ハンター)にひと目ぼれ。出所と同時に結婚してそれを機に町工場でまじめに働くようになります。しばらくしてエドの不妊症が医師の診断で判明。彼女はショックで警察をやめてしまいます。養子をもらおうにもハイに前科がある為難しいことが分かり、どんどん思いつめていきます。そんなある日、家具チェーン店のオーナー、ネイサン・アリゾナ(トレイ・ウィルソン)に5つ児誕生をニュースで知ったエド。事もあろうか、彼女はその中の一人を貰おうとハイに持ちかけます。彼女の願いを何とか叶えたいハイは遂にネイサンの家から1人の赤ちゃんを盗んできます。
畳み掛けるようなスピード感溢れる展開のドタバタコメディ。いろんな犯罪を重ねながらも、マヌケでどこかほのぼのとした愛すべきキャラ、ゲイル(ジョン・グッドマン)とエベル(ウィリアム・フォーサイス)。どこまでもダメダメな主人公ハイ(ニコラス・ケイジ)。そうそう。なんともコーエン兄弟ちっくです。愛あるラストもいいですね。
ただ、ちょっと驚いたのは昔観たときと随分感じ方が変わっていたこと。そりゃオチも知ってるわけだし、10数年経てば見方が変わって当然ですか。
・赤ちゃん泥棒@映画生活
・前田有一の超映画批評