夢駆ける馬ドリーマー
おすすめ度
原題:Dreamer: Inspired by a True Story
制作:2005年 アメリカ
制作:マイケル・トーリン ブライアン・ロビンズ
監督・脚本:ジョン・ゲイティンズ
出演:カート・ラッセル ダコタ・ファイニング クリス・クリストファーソン エリザベス・シュー デイヴィッド・モース
昨日のダコタ・ファイニングつながりで引き続きこれもまた、ハートウォーミング系。「夢駆ける馬ドリーマー」です。
牧場経営とトレーナーをしているベン(カート・ラッセル )は、娘のケール(ダコタ・ファニング )とに馬の調教へと出かけます。ベンが担当している馬のソーニャドールが走る姿を見てケールは強くひきつけられ人目で気に入ってしまいます。そしてレースの日がやってきます。しかし出走直前に、ベンはソーニャの異変に気づきます。オーナーに出走をやめるよう促しますが、聞き入れてもらえません。その結果ソーニャはレースで足を骨折してしまいます。オーナーは安楽死を命じますが、ベンは自分のギャランティと引き換えにソーニャを引き取ることを決意します。
脚本家ジョン・ゲイティンズの初監督作品。1頭の傷ついた馬を通して家族の絆を再び取り戻すというお話です。最初「実話もの」だと思っていたら、どうやらモデルになった馬が実在しただけで、家族や牧場は全くのフィクションらしいです。
かなりベタです。でもそのベタさがこの作品の魅力です。観ていると何故か子供の頃に観た「大草原の小さな家」を思い出してしまいました。
カート・ラッセルの演技は達者で渋くダコタ・ファイニングも相変わらず巧いです。(あの歯並びは気になりましたが、最近矯正したと聞きちょっとほっとしました。)クリス・クリストファーソンとカート・ラッセルが何気に似ているんです。なので「親子」という関係が物凄くはまっていました。
家族揃って観れる後味のよい作品です。
・夢駆ける馬ドリーマー@映画生活
・前田有一の超映画批評