先日読み終えた
角田光代さんの『よなかの散歩』
大阪に旅したときの感想が
綴られている部分があり、
興味深く読んだのだけど
大阪の人はいつなんどきも話している
ということに気がついたそう。
そういわれたらそうかも
大阪の人にとって、何かをしながら話す、
というのは、ごくごく当たり前の行動であるのだ。
という著者の考察。
大阪を案内してくれた人の言葉
「しゃべってないと死ぬんです」←決まり文句だけど
そういえば愛媛出身のだんなは
しゃべるときは手が止まっているような。
ついでにいうと、話を遮られたら
絶対に自分のペースに戻せない。
大阪人は意地でも(?)話し終えるので、
だんなには「で、さっきの話の続きは?」と
聞かないと宙ぶらりんで気持ち悪い。
もうひとつ言うなら、
だんなはオチのない話でも平気。
私は気持ち悪い
オチというのは面白おかしく
話をまとめるのがベストだけど、
個人的見解を交えるのが一般的。
見たままの話はつまらないのです。
だから大阪人の話は長いのかな
独断と偏見に満ちた(?)
個人的見解にツッコミを入れるから
話が膨らんで会話が弾む。
鋭くツッコまれたら柔らかくボケる。
しっかり話のキャッチボールが
できているからこその技なのかな
あ、もちろん寡黙な大阪人もいますので
誤解のないように…