明日は何をしようかな…

趣味の手芸や読書などのことを中心に、日々の生活のことも書いてみたいと思います。

【フラジャイル】と義母の思い出

2016-03-07 | TVドラマ

この頃は好物の韓ドラの
視聴ペースがダウンしてます。

手当たり次第見ていた時代から
かなり好みが決まってきたというか
取捨選択がためらいなくできるようになった…
大人になったということ

その代りといっては何ですが
今期は久しぶりに
日本のドラマも少し見てます。

その中でケッコウ熱心に見ているのが
医療モノの【フラジャイル】

原作はコミックなのだそうですが
病理医が主人公という
医療モノでも珍しいドラマで…

病理医が出てくるドラマだから
見ているわけではなく
それを支えている
臨床検査技師が
準主役的立ち位置にいるのが
興味深くて見ています。

こういう職人的な作業、
嫌いじゃないなぁ…

えぇ、私、自慢じゃないですが
臨床検査技師の資格も持ってます。

使ったことはないので
今となってはペーパーですが
その頃勉強した知識は
一応仕事にも活きています。

そんな訳で、
臨床検査技師の彼の
仕事ぶりが気になります

この前の回は
検体取り違えのテーマを扱っていました。

医者同士ってお互いのミスは
庇い合うというか
表に出さないようにするのだけど
コ・メディ(co-medical)のミスには厳しい…
露骨な感じが出ていて
苦笑い

昔はパラメ(paramedical
と言っていたような…

コ・メディという言い方も
医師が中心という感じで
非常に失礼な表現で私は嫌い。
少なくとも薬剤師は
医師と対等なので…

 

何回か前に出てきた
若い患者が緩和病棟に移る話、
去年の今頃の義母を思い出して
切なくなってしまいました。

積極的な治療から
緩和的な治療にシフトチェンジする…
医者的には転科ということで
手を離れるのだろうけど
患者にしてみたら人生が
大きく変わる分岐点で…

義母の場合、
検査値がどんどん悪くなり、それでも本人は
治ることを目標に通院していたのに
やんわりとした説明はあったにせよ
転科が決まった瞬間に
どういう死に方をしたいですか
という内容のアンケートを渡され
待合で記入を急かされ…

さすがの私も絶句。

医療や情報に疎く
意味がよくわからないという義母に
オブラートに包んで
あまりショックを与えないように
説明しながら
意思の確認をしたけど
書き終えてボソッと
『あとは死ぬぎり(だけ)じゃね』

『ち、ち、違うんですよ』と
慌ててQOLの説明をして
フォローしたものの
治療できない=死に直結と
思うのは無理もない話で…

義父は『見放された』と憤慨してるし…

義姉は家族用のアンケートの記入で
現実を突きつけられて
これまた落ち込んでるし…

私も落ち込んでいいはずなのに
変に知識があるものだから
なんでやねんと思いつつも
3人の間をあたふた
フォローして回る~

病院の怠慢だと思う

こういうところ、
病院側のデリカシーがないなと…

例えば、別室の静かな環境で
質問に答えてくれるスタッフを付けてくれるとか、
一旦家に持ち帰って
ゆっくり落ち着いて書いて来るとか
何かやりようはあると思うのだけど。
これを今日書かないと転科できないの
一点張りで急かされ、結局、
義母は地元の病院での
受け入れを希望して終了。

あまりにも機械的だった
某がん拠点病院での
あの日を思い出してしまいました。



そんなことを思い出したり
病院で働いていた頃のことを思い出したり
病院あるある
というネタ満載のドラマで
森井くんの今後も含め
かなり気になる展開です。

 

 

 

 

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Comments (4)
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