滋賀県高島市新旭町でみつけました。比良山系の地下水を利用した川端(かばた)と呼ばれる天然の炊事場です。針江地区のほとんどの家に昔からあるようで、この水を使って、野菜やお茶を冷やしたり、食器を洗ったりします。鯉を飼っているお宅も多く、食器についたご飯粒や食べ残しは、きれいに食べてくれます。
この集落には各家庭から出た小さな水路がたくさんあり、それが大きな水路になり、最後には安曇川と合流して琵琶湖に流れていきます。びっくりしたことに、エコロジーとか環境破壊とかそういった概念が当たり前の言葉になる前から、洗剤は使わないとか、油汚れは拭き取ってからとか、この地区では、どの家庭でも当たり前のこととして心がけてきたという点です。
今でもこの集落では、この川端が健全に使われています。まだまだ日本も捨てたもんじゃないですね。
この集落には各家庭から出た小さな水路がたくさんあり、それが大きな水路になり、最後には安曇川と合流して琵琶湖に流れていきます。びっくりしたことに、エコロジーとか環境破壊とかそういった概念が当たり前の言葉になる前から、洗剤は使わないとか、油汚れは拭き取ってからとか、この地区では、どの家庭でも当たり前のこととして心がけてきたという点です。
今でもこの集落では、この川端が健全に使われています。まだまだ日本も捨てたもんじゃないですね。