LIFE is PHOTO Masa Takahashi

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遠くて近くて小さくて大きい

2015年06月27日 | 写真

車のシートには、
35ミリレンズが1本。

雨が上がった。
時刻は午後6時40分。
国道56号を須崎から四万十町に向けて走らせる。
七子峠に差し掛かった。
眼下に見える久礼の町の東の空の彼方が、
少しだけ赤い。

35ミリレンズでは届かないほど、
小さな夕焼けが、
東の空にほんのり。

ファインダーをのぞき、
妻にピントを合わせていると、
垂直に赤い線が、現れた。


夜の色に染まり始めていた雲が、
瞬く間に太陽の赤い世界に塗り替えられていく。

太陽の位置は真逆の西の彼方。
こんな方向に現れるはずもないのに、
線は、まるで光柱のように天に向かって、一気に伸びていく。



赤い柱が、天空に架け橋を描いた時、
赤い柱は、七色の虹へと変わった。


35ミリレンズでは、
入りきらないほど、
大きな虹が、東の空に1本。

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藤川球児、高知ファイティングドックスで初登板

2015年06月20日 | 写真

元阪神タイガースの藤川球児投手が、高知ファイティングドッグスの試合に初登板。

 



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椿食堂

2015年06月17日 | グルメ



日の出とともに家を飛び出し、機材を満載した車を走らせる。
朝霧の流れや風、気温、日照の具合などを見ながら、
まずはあそこ、その後はあっち、と狙いを定める。

狙いが当たることもあれば、外れることもある。
狙っていないところで思わぬ光景に出くわすこともあれば、
納得いく写真を撮れないまま帰ることもある。

今朝は少し寝坊した。七子峠から中土佐町久礼を臨むも、すでに朝日は高い。


ならばと、朝霧の残る四万十川沿いに転じた。
中土佐町大野見。沈下橋。
予想以上にガスは上に抜けていた。


もう帰ろう。
椿食堂で朝めしを食らう。

今日もいい一日が始まった。


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雨の紫陽花

2015年06月16日 | 写真

昨日からしとしとと降り続いていた雨もひと段落した午後。
紫陽花が、咲いていた。

ほんのりと薄い紫と
青く濃い紫と
赤の混じった紫と
紫色って、不思議な色

そんなことを思いながら、
高岡神社の鳥居をくぐって、
柏手を打った。
あ、ちゃんと二拝二拍手一拝したっけな
 

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うりとひょうたん

2015年06月15日 | 音楽



中山うりと、ひょうたんマジックと、古民家と…

6月14日、高知県須崎市の築100年の古民家「すさきまちかどギャラリー」で、中山うりLIVEを開催しました。

いつもは蛍光灯の築100年の古民家も、ひょうたんマジックによるひょうたんランプに彩られ、別世界のようになりました。
ギター1本で奏でる中山うりの歌声に、満員のお客様も、うりとひょうたんの世界に入り込んでいるようでした。

中山うりの弾き語りのニューアルバム「ぼっち」の出来が素晴らしです。
LIVE会場でしか販売していませんので、ぜひHPでスケジュールを確認してください。

足元の悪いなか、お越しくださったみなさま、スタッフのみなさま、大変ありがとうございました。


風合いのある欄間もひょうたんランプに照らされると・・・ 

 

そしてここ。四万十町米奥の米奥小学校の横には、こんな素敵なツリーハウス。

うりとツリーハウスの夢のコラボは、comming soon!!! 

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羊の歌

2015年06月12日 | 写真



「羊の歌」。
加藤周一の名著をいまだからこそ、読もうと思う。

明治から大正、昭和へと、日本が戦争への道を進んでいったあの時代を語った羊の歌。
恥ずかしながら、まだ読んだことはない。
何度か書店で本を手にしながら、「昔のことをいまさら…」と躊躇していた。

そこにたまたま一昨日、大学の同級生で、現在大学の教壇に立つ友人がFacebookに投稿していた一文を目にした。

「明日の講義のコメントに、年寄りが護憲派で、若者はちゃんと選挙に行っても憲法を変えれないなどと書いてあった。
いゃぁ、もう返答するのにうんざりする。仮に憲法がここ十年ぐらいで自民党のブラック憲法に代わって、その結果しっかりと戦争の泥沼やら国民の奴隷化による疲弊が出るのは十五年ぐらいだろうか。

我が八歳の息子がそのひどい未来を体験するのだろうか。」と。

さらに、
「明日はもちろん淡々とワイマールからナチスへの流れを話すつもりだ。憲法を失効させ、それを矮小な民族憎悪で昇華させる卑屈な人間像は今の日本人とそっくりだということを」と結んでいた。

ワイマールからナチスへの流れが、今の日本とよく似ているという。
ならば、日本の大正から敗戦までも、今の日本とよく似ているのではないか?

そう指摘する人たちも多い。

歴史は、いまを生きるためにある。

歴史は、未来をつくるためにある。

「羊の歌」を読もう。

「八月十五日」の章で終わる 羊の歌を・・・

 

   上の写真は、広島平和記念公園にある「禎子の像」。
   下の写真は、子どもたちの祈りを込めた灯篭が並ぶ八月六日の原爆ドーム。
 

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大岐にメガソーラー?!

2015年06月11日 | 写真


高知県西部には、世界に誇れる美しいロンクビーチ大岐の浜がある。
僕も何度もその美しさに魅了され、写真を撮りに行ったり、キャンプをしに行ったりした。写真は、お遍路道にもなっている大岐とお遍路さんと、満月の明かりに照らされる大岐。

このすぐ近くに、メガソーラーの建設が計画されているらしい。
僕の友人も含めて、地元では計画の賛否を巡って騒然となっている。
そんななか、メガソーラー計画主の息子で、宿泊温泉施設「海癒」の経営者が、自身のブログでメガソーラー計画について語った。
計画の是非の判断材料にしようと、ブログを覗いたら…

おい!なんだこの親子涙物語は!!書いてることがあまりに陳腐。
話し合いの場を!と書きながら、もう止められないと牽制する姑息さ。

海癒さん、もうちょっとまともなこと書けませんかー?早急に計画の全面開示、環境影響評価の実施、地元説明会の開催をすべきです。

http://b.kaiyu-inn.jp
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霧の窪川

2015年06月07日 | 写真

霧の窪川

日の出前、東の空も田んぼもうっすらと朝焼け。

気温13度。6月上旬とは思えないほど肌寒い。


霧の向こうに太陽が登ってきた。

キラキラと輝く稲。

まるで蕎麦畑と見間違うほどに、稲が白く染まる。

よく見ると、小さな朝露が太陽に反射してきらめいていた。

四万十町仁井田や東又周辺の米は美味いと言われる。

その理由は、寒暖の差と霧と朝露が生み出しているのだろう。

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