心が苦しくバランスを崩し、Downerな時は、どんな写真を撮ってもどこかに欝の気配があり、未来の見えそうにない写真になってしまいます。
この写真は、ここ数カ月の中とは打って変わって、とてもテンションが高く、一人で太田川の支流で水遊びをしていた時に撮りました。
突き抜けるような青い空に、凛とさく草花の姿勢。
仕事では、心と写真をなるべく連動しないようバイタリティーあふれる姿勢を貫いてきましたが、心が如実にでる作品は、自分をごまかせないとつくづく思いました。
心が苦しくバランスを崩し、Downerな時は、どんな写真を撮ってもどこかに欝の気配があり、未来の見えそうにない写真になってしまいます。
この写真は、ここ数カ月の中とは打って変わって、とてもテンションが高く、一人で太田川の支流で水遊びをしていた時に撮りました。
突き抜けるような青い空に、凛とさく草花の姿勢。
仕事では、心と写真をなるべく連動しないようバイタリティーあふれる姿勢を貫いてきましたが、心が如実にでる作品は、自分をごまかせないとつくづく思いました。
広島と長崎に原爆が投下されてから66年目の熱い夏がまもなくやってきます。
本来なら広島から全国に今年の被爆者の願い、市民の思いを発信するのですが、今年はココロのバランスを崩し、仕事に支障をきたす状態で、主体として関わることが出来そうにありません。情けない限りです。
7月11日の夕方。比治山から平和大通りに抜ける京橋川に差し掛かった時のことです。広島市内の北にキノコ雲のような大きな積乱雲が盛り上がっていました。急いで車を近くに停めて比治山橋の上から撮りました。
数枚シャッターを切って、元安川まで急ぎましたが、原爆ドームにたもとについた時には、太陽は沈みきり、もう見えることはありませんでした。
原爆ドームとキノコ雲を撮る、という僕の中の嫌らしい気持ちが、僕にその光景を見せなかったんだろうと、思っています。