天の川とホタル
Sony a7SⅢという超高感度カメラによって、
映像は大きく進化しました。
比較明合成という手法で、合成しています。
天の川とホタル
Sony a7SⅢという超高感度カメラによって、
映像は大きく進化しました。
比較明合成という手法で、合成しています。
高知県越知町を流れる仁淀川支流大桐川。
Google検索してみても、河川の概要も見つからない。
調べてみると、仁淀川から桐見ダムまでの区間は、
坂折川と書かれているのを見つけた。
どうもダムから上流を大桐川と呼ぶようだ。
なにげなくGoogle MAPを見ていたら、
その大桐川上流に「堂林の滝」と書かれたポイントがあった。
聞いたことのない地名やスポットがあると、
とりあえず行ってみたくなるのが、写真家の性。
越知町中心部から、かなり細いロングアンドワインディングロードを30分ほど走らせると、
道路の右側に数件の集落があり、「堂林」と書いてあるバス停を発見した。
どこを見ても、「堂林の滝」と書かれた案内板はない。
たまたま側面に「越知町」と書かれた公用車から数人降りてきて、
川に向かっていってたので、たぶんここが「堂林の滝」だろうと予測し、
僕も降りていくことにしたが、公用車がなければ通り過ぎていたかもしれない。
道路から数メートル降りると、そこは、楽園だった。
雨の翌日だというのに透き通った水。
周りの木々の色を吸収し、緑に染まった川面。
沈下橋の原型のような小さ橋を渡ると、
対岸には小さいながらに、迫力ある水量が流れ落ちる滝があった。
たまたまいた高知大生にモデルをお願いして、
観光パンフレット風に撮影してみた。
大桐川と堂林の滝。
穴場中の穴場スポット。
ただし、道中は道がかなり悪く、
滝周辺にも車2台程度しか駐車するスペースはないので、
行かれるかたは注意が必要です。
「高橋さん、今年もカキランが咲きゆうき、見に来てよ」
と、いつもお世話になっている町内の方からLINEがはいった。
カキラン?
植物に疎い僕の辞書にはなかったので、早速調べてみる。
日本各地に自生するが、湿地や草地の現象で、
多くの地域で絶滅危惧種に指定されている
貴重な山野草のようだ。
案内された場所に行ってみると、
田んぼの斜面にたくさんの黄色く可憐な花が咲いていた。
まずはマクロレンズで、アップをねらう。
あいにくと太陽も出ていないし、朝露もないので、
ごく普通のカキランの写真しか撮れない。
次に35ミリ単焦点をつける
決してアップではないけれど、
柔らかく、穏やかで、可憐な花たちの様子は撮れた。
ありきたりではない写真にするには、どう撮るべきか。
再挑戦したいと思う。
ありきたりな言い方しかできませんが、
まさに「人生の楽園」
四万十川とその周辺の景観は、暮らしとともに成り立っています。
その暮らしとは、穏やかに、静かに、川とともに、自然とともに・・・
川と暮らす人々の映像はこちらです。
天の川とホタルを撮りたい、そう願った1夜目。
空には雲。星はまったく見えなかった。
狙いを変え、ホタルと田んぼを撮る。
2夜目。
雲はない。
午後7時50分ごろから午後8時50分ごろまで、
ホタルを光跡をねらいにシャッターを切った。
そして、天の川が南南西の空に現れているであろう午後10時ごろ。
ガスが沸いている。昼間の暖かで、山間にこもった熱が水蒸気となり、
霧が発生してきた。
四万十川中流域は、台地でかつ盆地になるため、寒暖差が激しい時は年中、霧が湧く。
この日もお決まりの霧に、星の光は阻まれた。
断念。
そして、3夜目
雲も霧もない。
天の川が現れ始める時間は23時ごろ
方角は南南東。
最初のシャッターは、川のディテールが分かる程度にまだ明るさが残る
午後7時50分ごろ。
カメラは、Sony a7SⅢ
1台に、SEL20F18Gを着け、横位置にして映像を撮る。
1台に、SEL35F14GMを着け、縦位置にして写真を撮る。
ここからカメラは、固定したまま1ミリも動かさない。
午後8時ごろから、ホタルが飛び交い始める。
だんだんと夜の暗闇にあたりが支配されていく。
ホタルはだんたんと勢いが増していく。
シャッタースピード10秒、絞りF1.4、ISO1600
午後7時50分から午後8時47分まで、
61枚の写真を撮った。
午後8時台は、空はまだ明るく映るが、ホタルは最高潮。
この時間帯の目的、ホタル撮影は十二分で撮れた。
ここで一旦休憩に入る。
田んぼを背景にしたかったが、方角がずれるため
今夜はもっともホタルが多く飛翔している小川を中心に据える。
カメラが夜露で濡れないようタオルを上からそっとかける。
かけるのは、ビニールやレインカバーなどでもいいが、
その場合、カメラの放熱で、カバー内部が結露し、ボディやレンズが濡れることがあるので、僕はだいたいタオルを使う。
1時間後の午後10時ごろ、再び車外に出る。
空には、南南東の空に天の川。
ガスは出ていない。
肉眼でもくっきりと銀河系が見える。
3夜目。ようやく好条件に恵まれた。
午後10時から午後10時42分までの間に48枚撮った。
ホタル写真は、撮っただけでは終わらない。
ここからの画像処理が撮影時間以上にかかる。
もっとも美しく空が写ったカットを選ぶ。
次に、ホタルの光跡が美しい写真を選ぶ。
それらを比較明合成という手法で重ねていく。
その結果、写真が生まれた。
紫陽花の花を撮っていると、
小さな羽音をたてながら、
小さなミツバチさんがやってきました。
カメラにマクロレンズをつけてのぞいてみると・・・
ミツバチさんの脚には、小さなかたまり。
なんだろうと調べてみると、花粉団子と呼ぶらしい。
ミツバチさんが、せっせと花から花へと飛び回り、
花粉を集めてくれるから、こうして美しい花が咲くんですね。
ミツバチさん、ありがとう。
しまんと支流はホタルの楽園
昔に比べるとかなり減ったと言われるホタルですが、
まだまだ、集落奥の小川などには無数のホタルが飛び交っています。
映像は、Sony a7SⅢで高感度撮影しました。
ぜひご覧ください。
今年は、観測史上最も早い梅雨入りとなりました。
雨といえば、紫陽花を連想する人もおおいことでしょう。
紫陽花は、見れば見るほど不思議な形をしていますね。
高知市南部に肥沃な大地が広がる春野町の
新鮮で美味しい新しょうがの紹介PVを制作しました。
生で食べられる新しょうがは、
我が家では、千切りにしていろんな料理にそのまま載せたり、
旬のお野菜をあわせてかき揚げにしたり、
初夏の食卓には欠かせない食材です。
こちらには、レシピ映像も載せています。
高知の旬なお野菜は、「とさごろ」で販売しています。