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まかろんのお茶会

日々の小さなことを詩モドキにしてます。
皆さまのお茶菓子代わりに楽しんでもらえたら嬉しいです。

「ありがとう」 (# 71)

2011-09-15 21:41:09 | お茶菓詩 (読み切りサイズ♪)
お今晩は~。
日が落ちるのが大分早くなってきましたね。
9月も、もう半ばです。
皆さま、この9月をどうお過ごしですか。

本日の茶菓詩は、2011年に作ったものです。

まかろんがすぴりちゅあるを学びだして、新しい物の見方を知って、
言葉に表してみようと書き始めたころのものです。

だから・・・

あまり皆さまの役には立つものではないですね、ごめんなさい。

今では、人間がその生に感謝する気になれないのは
当たり前だと思うようになりました。

感謝の気持ちが大切だ、とお説教たれる前に、
世界はあなたに謝るべきだとあなたに言ってあげたいです。

人間は誰も、あなたのような人生を生きるために
生を与えられたわけではないはずだから。

まかろんは、それでもやっぱり今でも、
どうしたらこの世にありがとうの言葉を響かせられるかな、と
その道を探しています。

それは空を見上げることじゃない。

だってきっと、一人ひとり違う道を与えられている。

だからまかろんは、今でも一人で物語を書いて探しています。

それがまかろんの、生の誠意だと思うから。

あなたにもあると思います、そういうものが。

いつか真っ白な空間であなたに逢うとき、
いっぱいお土産をもっている自分でありたいと思います。


また、お逢いしましょう。


2011年9月15日 ブログ直接投稿 「ありがとう」

誰かの言ったありがとうの言葉が
何故か耳に沁みついた
ありがとう ありがとう

この世はありがとうの言葉で溢れてる
コンビニで買い物をしても ありがとう
自販機でジュース買っても ありがとう
規律だらけの世の中で
人は無感動に 機械のように繰り返す
ありがとう

どうしたら この世に
ありがとうの言葉を
響かせられるだろう
右を向いても 左を向いても
人とぶつかる世の中で
人は わずかな隙間を
ありがとうの言葉と作り笑いで
人ごみの中 すり抜ける

そんなときは 上を向いて
この世に広がる大きな空を
眺めてみよう
吹き抜ける風を
感じてみよう
陽の光の暖かさを
鳥や虫の鳴き声を
風が届ける雨の匂いを
ただ無償で与えられる喜びを
胸いっぱいに感じてみよう

この世界はありがとうで満ちている
降り注ぐありがとうでこの身を満たせば
ありがとうの言葉は光となって
この身に響き 世界に響く
その楽の音は 世界のありがとうを
より輝かせて 次の人に届く

だから言ってみよう
空に 風に
虫に 雨に
この身に届く全てのものに
ありがとう と



人気ブログランキング ← それでも小さなありがとうの花が生まれますように。
コメント (2)
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