まかろんのお茶会

日々の小さなことを詩モドキにしてます。
皆さまのお茶菓子代わりに楽しんでもらえたら嬉しいです。

「Xmasカード」 (# 96)

2011-12-19 21:06:34 | お茶菓詩 (読み切りサイズ♪)
お今晩は~。
Xmasが近づいてきました、まかろんのお茶会にようこそ!👋


いよいよXmasの週🎉となりました!
皆さま、うきうきですねっ。
まかろんが先日作ったアドヴェント・カレンダー🎄も、いよいよ
お取っときのシールの出番となってきて、寂しいような嬉しいような、です。

ところで、この時期ちょっと買い物をすると、あちこちで
「プレゼント用🎁ですか?」
と聞かれますね。

先日ソニプラで買い物をしましたら、
多くの人がプレゼント包装を頼むと見えて、
会計をするところと別にカウンターがあり、数人のスタッフが
次から次へと包装にかかり切りになっていました。

スタッフの方は大変でしょうけど、なんか、
サンタのおもちゃ工房🎁の様子を見るようで、とても楽しい気分になりました。😄

ソニプラだけでなく、今いろんなお店が
Xmas仕様の格好をスタッフ一同🎅にさせていて、
サンタの小人さんたち、頑張ってるなぁ~、という感じですね。


そうです、誰かを想う心の数だけサンタはいます。
全ての人はサンタ🧑‍🎄になれます。
それは全ての人の中に光✨があるからです。

その光が一瞬でも長く、少しでも多く貴方を満たしますように😄🙏✨



2011年12月19日 ブログ直接投稿 「Xmasカード」

雑踏せわしげ師走の街
日ごとに長くなる夜に
輝く赤と緑のざわめき
店は思い思いに着飾って
特別な夜をと ささやきかける

インクが切れたボールペン
ごく当たり前の冬の午後
着慣れたコート 引っかけて
頬に冷たい風 受けながら
向かうは ごく当たり前の文房具屋

店先踊る 赤い色
赤い封筒 背に敷いて
色とりどりの Xmasカード
サンタは空飛び 雪は舞い
お菓子は飛び交い モミの木きらきら
子供も妖精も動物も
小さな紙切れ セロファンの中
暖かそうに 笑ってる

送らなきゃいけない誰かが
いるわけじゃないけれど
特別な夜なんかの予定が
あるわけじゃないけれど
小さなカード 一つ分
幸せ 自分に持ち帰りたくて
送る当てない Xmasカード
紙袋に入れ 買って帰った

独りの蛍光灯の下で見る
セロファン越しの
カードの笑顔は固かったけど
赤い封筒 ぺりりと開けて
カードを滑り込ませたら
暖かな何かも その中に
一緒に滑り込ませた
そんな 気がした

カードをもう一つ 買ってこようか
いつものコート 引っかけて
もらうなんて思ってもない
誰かの笑顔を 思い浮かべながら
特別な一枚 丁寧に
選んでみるのも悪くない

カードをもう一つ 買ってこよう
いつも側にいる 特別な誰かに
特別に暖かい いつもの気持ちを
買いたて 当たり前のボールペンで
緊張しながら 丁寧に
書いてみるのも悪くない

いつも通りの蛍光灯の下
もう一度 取り出した
カードの笑顔は
さっきより ほんのり暖かく
飾ったカードに照らされた
いつもの部屋は
特別な午後に 輝いていた



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※変更:2016年7月1日
ような気がした → そんな 気がした
もらうなんて思ってもいない → もらうなんて思ってもない
誰かの笑顔を思い浮かべ → 誰かの笑顔を 思い浮かべながら

※変更:2016年9月4日
特別暖かい いつもの気持ちを → 特別に暖かい ~

コメント (2)
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