レッド・ツェッペリンのかつての名曲にありましたね
『天国への階段』。
タイトルが好いですね。
ですが、歌詞を作成したボーカルのロバート・プラントは、今ではあまり気に入ってないそうです。
やはり、
若い時に作った歌詞ですから、難解な内容で、ちょっと気取ったスタイルが若気の至りを感じさせるんじゃないでしょうか?
あんまり好きじゃないんだと、最近のインタビューで言っていたようです。
しかし、
タイトルは使えますね~。
天国はキリスト教の概念ですけれども、仏教で言うならば、「成仏」ですよね。
仏教でも同じように成仏の階段はあるわけです。修行の段階とも言いますよね。
大きく言って、
ブッダに至るニルヴァーナまで、四段階あるんだと言われるんです。
聖者の四段階です。
聖者とは、
仏教では、二度と三悪道(貪・愼・痴)に堕ちない境界に成った者を聖者と見なします。
後は、ひたすらニルヴァーナに至る境界を目指す存在。
最初の聖者の段階は「シュダオン」。浄められた聖者とも言って、薄く透き通ったブルーのオーラを放つと言われます。
次の段階の聖者は「シダゴン」。シュダオンよりもやや強い黄色のオーラを放っていると言われます。別名を「一来」と言います。
なぜなら、この世での生を終えて後、一度だけもう一度生まれて来る。そして、たくさんの善根を積んで、二度と生まれ変わることがないからだそうです。
次は、「アナゴン」。オーラはジェットエンジンの噴き出すような、強い勢いで深紅色の光を放つと言われます。
霊性開顕の体験をし、霊界と交流をする力を持つようになるとされる。
アナゴンに至った聖者は死者、生者、共に解脱させる力を備えるとされます。
つまり、
他者救済の力を備えるとされるのです。二度と生まれ変わることがないとされます。
そうなると、後は完全解脱、ニルヴァーナまではひたすらを積んでいき、仏陀に近づいていくのみですね。
ただ、
一般的には、聖者になることはとても難しいとされます。
その点、お釈迦様はどのように説かれているのでしょうか?
(続く)