私の師は言われる。
あなたの子どもが今、
登校拒否で学校に行かないで困っているとしましょう。
それはあなたの子どものせいじゃない。
貴方たち親が、子供たちの前で損得で動いているのを、
毎日見せているからだ。
得するからやろう、損するからやめよう。
それを見る子供は、スイッチのonとoffのように、
楽しいから学校に行く、楽しくないから行かない。
それは快いのと不快の二選択で、物事の判断を決めているようだ。
だが、師は言われる。
“物事の判断を損得で決めてはいけない!”と。
では、何を基準にして物事の判断を為すのか?
私が思うに、
それは筋を通すことだと思う。
やらなければいけないことと、やってはいけないこと。
物事の筋を通すことで、行為の判断を決める。
これは当然でしょうね。
だから、
損と分かっていても、やらなければいけないことはやる!
得と分かっていても、やってはいけないことはやらない!
当然でしょうね。
だから、
子供もそうしますよ。
やらなければいけないことは、不快でもやる。
やってはいけないことは、気持ちよくてもやらない。
これ当然でしょうね。
だから私たちも、襟を正して節度ある社会生活と
健全なる人間として、有るべき姿勢を以て生きていく。
ね?これ人として当たり前のことですよね。