MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

散紅葉(組写真俳句)

2009年01月10日 | 写真俳句
寒い日が続き外出も億劫になる。結果として写真も撮らないから句も出来ない。

写真にあわせしかもその時期に合った句を作っていると、よい写真があっても句の優劣により作品に成らないものが出てくる。そんなことで今日は昨年の晩秋の写真から句を完成させた。

今回は初の試みとして「迷い」を画像的にあらわすため、3枚の連作画像を利用して動きの表現もを試みた。句としては読みづらいかもしれないが、一枚の木の葉が取り付く島を求めて、右に左にあるいは回りながら流れていくさまは、私には一つの迷いのように思われた。
「終の棲家」という言葉を気にする年ではないが・・・・

散紅葉終の棲家を迷いけり



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