上野公園の早咲きの桜

2月も半ばになると上野恩賜公園の早咲きの桜が開花する頃で、
暖冬といわれた年には1月下旬には寒桜が開花している。

上野恩賜公園の桜の開花は、
上野動物園正門前の小松宮殿下銅像前に有る寒桜から始まり、
次いで大寒桜、東京国立博物館前庭の河津桜、
大噴水横の寒緋桜群と開花し、
暫く間をおいてからメインの染井吉野が開花する。

今年は寒波の影響もあり開花は遅れるものと考えられるが、
近日中に下見をして、
都心の気温の経過などを調査の上開花時期を予想してみようと思う。

私が過去に調査したものをまとめた上野公園の
2004年から2008年の桜の種別ごとの開花記録はこちらから。

下の写真は2008年2月14日撮影の「寒桜」


下は「大寒桜」で2006年3月4日撮影。
その年の気温の変動で開花時期も異なるが、
早咲きの桜が開花すると、
目白などが沢山集まってきて花蜜を楽しんでいる。


河津桜は2010年2月23日撮影。


幼木だった頃の河津桜は、
開花するとすぐに野鳥に食べられていたため、
正確な開花日を特定することが出来なかった。
最近は木が成長し上の写真のように華やかさが加わってきている。
2007年2月16日撮影


巻頭の写真は緋寒桜(2007年2月16日撮影)