朝から晴れ上がり空気も綺麗だったので
(こんな日は写真の写りも絶対に良いのです)、
フィールドに春を探しに行った。
第一フィールドまではママチャリで約30分だが、
日差しが明るく暖かくその上無風だったため、
着ていたダウンジャケットを脱いでのフィールド散歩となった。
まず見つけたのが春一番の青い花「オオイヌノフグリ」。
この花は風の通らない暖かい場所では真冬でも咲いていることが有るが、
数十数百と咲くようなことは無く、
春先の咲き方には勢いと元気が有る。
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川では鯉たちが「のっこみ(春の産卵)」を前に、
集団で餌を漁っていた。
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自然の河川の鯉は飼われている鯉と違い、
人の気配が有ると水面から姿を消してしまうので、
望遠レンズでの撮影である。
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鯉を追っていると傍らの石の上に「アカミミガメ」が、
春の到来を告げるかのように甲羅干しをしていた。
冬眠から覚めたのであろうか?
外来種なので正確なことは不明だが、
背中についている乾いた泥から察するに、
川底の泥の中で厳冬期を過していたものと思われる。
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上空には彩雲も広がっていた。
巻頭の写真にも彩雲がかかっていたが、
やや薄かったようで彩雲として写し撮ることが出来なかった。
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枯野も春の明るさになり
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林間の畑にも春の光が注いでいた。
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