MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

キイロホソガガンボ

2010年04月24日 | あらかると
やや暖かくなって晴れ上がったので、外出の支度をしていたが、風邪が完治していないため外出を控えて家の中の片づけを実施。

風邪の原因が何だったか思い当たらなかったが、もしかすると16日に病院に行って診察を受けたとき、前の人が咳をしながら「痰が・・」などといっているのが聞こえていたのを思い出した。
前の患者はマスクもしていなかったうえ、その患者の座った椅子に直後に座ったのが私であったから感染率も高かったのだ。
熱などの症状は過ぎたのに、私の直前に受けた患者と同じ「痰と咳」の症状が出ているのだから、それが原因だった可能性は高い。「運がなかった」と諦めるしかないが、月曜日までに完治しなければ通院の予定にしている。

あるブログに寄れば、風邪の症状の「喉の痛み」があったので、翌日に歯医者にかかり「ニンニク注射」をしてもらったら翌日には風邪の症状が消えたという。
やはり寒暖のきつすぎる異常気象の中では、早期受診が治癒への早道のようだ。

巻頭の写真は「キイロホソガガンボ(体長10cm以上。花の蜜などを吸う)」が、桜の蜜を吸っているところ。4月10日撮影
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野生菜の花の焼きキシメン

2010年04月20日 | たべもの・料理
春になると小川の岸や大河の堤防には毎年「芥子菜」や「小松菜」の花が咲く。花の咲く場所は大体決まっていて、近所の人たちが散歩途中で摘んで持ち帰っている。
私の場合芥子菜の区別が出来ないので「小松菜」を摘むことが多い。小松菜は数年たったものが多く根は大根のような太さのものがある。

下の写真が私がお世話になっている「小川の岸の菜の花畑」である。今年2回目のお裾分けをしていただいた。いろんな人に摘まれるが、花の勢いはとどまるところを知らないかのように咲き誇っている。


下の写真が小松菜の花で、一枝に1~3輪程度花が咲いたものまで食べられる。中心の太い幹は柔らかくておいしそうだが、花にやや苦味があるので私は食べない。左下や右下の蕾か食べごろで、幹の15センチ下あたりを折り曲げると小気味良く「ポキッ」と折れる。


春を楽しむものなので、味噌汁や御浸しや和え物がお奨めだが、焼うどん(今回は乾麺のキシメン利用)の色物として利用すると美味しい。
サラダオイルでうどんと下茹でした菜の花を炒め(麺に焼き色をつけたいのであまりかき混ぜない)、焼きあがったら枯節を削って入れ、醤油を掛け回して完成です(巻頭の写真)。

「菜の花」なので菜種油で炒めたほうが相性がよいと思うのだが、菜種油って最近使った事が無い。菜種畑そのものも見られなくなってしまったから「菜種油」が貴重品になっているのかもしれない。
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マクロの世界

2010年04月19日 | 写真

上野公園の桜の調査で、どうしても必要だったのが「被写体に1cmまで近寄って撮れる」スーパーマクロ撮影のできるデジカメだった。
そこで手に入れたのが、液晶モニターがマルチアングル(上下左右は勿論、自分にレンズを向けての撮影も液晶モニターで確認できる)の、CANON PowerShot A650is 12.1MEGA PIXELS(現在は製造されていない)だった。

被写体に1cmも近づくと手持ち撮影は難しいものとなるが、「手ブレ補正」がうまくいっているようで、肉眼では見えない花粉の粒々までが写るのである。しかもマクロ設定で1cm~無限まで撮れるのが素晴らしい。
さらに電源は単三乾電池なので緊急の場合はどこでも手に入り、SANYOの「eneloop」を使うと一回の充電で300枚以上撮れれるのもいい。

肉眼では確認出来ない花の世界を載せて見ました。
巻頭の美味しそうなウニの様な雄蕊を持った花は中の花でしょう。回答は最後の行に。

赤いチューリップの花芯、雄蕊にはまだ花粉が出来ていない様子が判ります。


黄色いチューリップの花芯、こげ茶色の雄蕊には花粉が出来ています。


大山桜。花弁の中心部が赤く染まり(花の終期に中心部や花弁が赤く染まっていく桜を「化粧桜」などといいます)、花粉も出来てきています。


梨の花。桜と同じようにある程度低温にならないと「休眠打破」が起こらず、花も実もつけません。近年の温暖化で「休眠打破」が起きなかった為の不作ではないかという現象が発生しているようです。


白色タンポポ。関東ではあまり見かけませんが、関西以南では普通に見られるらしい。


巻頭の花は「椿」でした。
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名残の花

2010年04月18日 | あらかると
雪景色に覆われた昨日の朝に比べ、今日は朝からピーカン。
不順な天候でなまった体を鍛えようと散歩の開始。目的地は市川の大町公園。

巻頭の写真は、我が家から約1時間の松戸市と市川市の境界付近にあった公園のベンチ。公園の周りには染井吉野が植えられており、名残の桜が風に舞っていた。

チューリップも花期を終えようとしていた。もう終わりかと思うと名残惜しい・・・


若葉に差し込む光が「あらとうとあおばわかばのひのひかり」の句の世界を彷彿とさせる。


大町公園の谷津を流れる小川にはメダカも姿を現した。川面の返す春の光がまぶしかった。
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新緑を撮る(松戸21世紀の森公園にて)

2010年04月17日 | あらかると

松戸市の「21世紀の森公園」が新緑の季節を迎えている。芽吹いたばかりの若葉は木によってさまざまな色があり、その混在が美しい。巻頭の写真は今が満開の山桜。

快晴で明るい条件の場合のもとで風景を撮る場合、α380はクリエィティブスタイルを「ビビッド」に設定し「風景」モードでの撮影が良いようである。
ただ、液晶モニターで撮影した画像と、目の前の実際の風景チェックすると、新緑がやや赤味がかっている。液晶モニターの特質かと思われたが、PCで見ても同じ結果だった(下の写真)。

下の写真はRAW現像時に「色相」を補正したもので、この画像が新緑の色だった。ただ、空の色は上の写真のほうが実物に近いようである。実際には山に日が当たっていてもっと明るかったが、明るさを補正すると空の色が白化するため補正は行なわなかった。


下の写真は「P」モードによる撮影。露出補正+1.0、彩度+1、コントラスト+1、シャープネス+3として撮ったもの。青空と雲は消えてしまったが、新緑のディテールは良く出ている。水面にわずかに雲と空が写っているが、アングルをもう少し下げるとよかったかもしれない。


下の写真は風景モードのカメラまかせ。私の好みは上の写真である。
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